インデックスの抜粋にメタ説明がでなくなってやったこと【WrodPress】

インデックスの抜粋にメタ説明がでなくなってやったこと【WrodPress】 WordPress

こんにちは、mickです。

WordPressで作っているこのブログ。
あるタイミングを境にWebサイトトップページのインデックスや関連記事の抜粋(スニペット)がおかしくなりました。

All in One SEOのメタ説明(メタディスクリプション)を抜粋(スニペット)として表示するようにしていたのが、反映されなくなっていたんです。
本文の冒頭が引用されて、不自然なトップページになってしまいました。

この記事ではその原因究明と具体的な対策を紹介します。

動作環境
WordPress 5.6
Cocoon 2.2.5.4
All in One SEO 4.0.11

SEOのメタ説明について
All in One SEOのメタ説明(メタディスクリプション)のみを入力

困った!All in One SEOのメタ説明が抜粋に反映されない

メタ説明をインデックスページの抜粋に使って欲しい
メタ説明をインデックスページの抜粋に使って欲しい

All in One SEOのメタ説明(メタディスクリプション)が抜粋(スニペット)に反映されなくなって困りました。

メタ説明は、SEO対策に使う設定

それをそのまま抜粋に使えば、人に記事の概要を伝えられて2度美味しく使えます。

12月になって、WordPress、Cocoon、そしてAll in One SEOが更新。
つまりトリガー(おかしくなったきっかけ)と思われる出来事3つあったわけです。

とにかく原因を探すことにしました。

原因を見つけるために試した5つのこと

原因を見つけるために、次の5つのことを試しました。

  1. 投稿のSEOの項目確認
  2. Cocoonの設定を見直し
  3. Cocoonをダウングレードする
  4. 別のテーマを使ってみる
  5. All in One SEOをダウングレードする

それぞれ説明していきます。

投稿のSEOの項目確認

メタ説明の設定はしてある
メタ説明の設定はしてある

投稿のAll in One SEOの項目、メタ説明(メタディスクリプション)に入力があるか確認です。
これは入力しているので問題ではない様子。

Cocoonの設定を見直し

CocoonにもSEO対策の機能があるため、重複していないか確認です。

「Cocoon設定」>「タイトル」

ここにある投稿と固定ページのメタディスクリプションがオフになっているか確認。

「Cocoon設定」>「SEO」

ここの設定がオフになっているか確認。

「Cocoon設定」>「投稿」

ここの関連記事のスニペットがオンになっているか確認。

すべて設定通りで問題ではない様子。

Cocoonをダウングレードする

Cocoonに問題があるか確認するため、Cocoonをダウングレードしてみます。
やり方は、Cocoon公式Webサイトにある方法を試しました。

⇒ テーマのダウンロード ー 過去バージョン

変化がないので、Cocoonに問題はない様子。

別のテーマを使ってみる

Cocoonに問題がないことを確実にするため、別のテーマを使ってみます。
今回は、Grow Line というテーマを試しました。

GlowLine
Glowline is gracefull and beautiful WordPress theme. It has live customizer to check changes instantly and lead generati...

変化がないので、テーマの問題ではない様子。

正解はこれ → All in One SEOをダウングレードする

All in One SEO は、最近Ver3系からVer4系にリニューアルしてます。
これが原因でした。

Ver3系では、All in One SEOのメタ説明が抜粋として使われてました。

この前記事にした古いバージョンのプラグインにする方法が早速役に立つ。

大幅なアップデートがきたとき、事前にチェックすべきだった…

注意
本番の環境でAll in One SEOをVer4系からVer3系にダウングレードはしないほうがいいです。
というか、できないと思った方がいいです。

理由は主に2つ。「Ver4系をインストールしたままVer3系をインストールするとエラーがでる」「Ver4系のエクスポートデータはVer3系にインポートできない」から。

All in One SEOのVer3系のバックアップデータがないまま、Ver4にアップデートしてしまった場合は、次の方法を試すのがオススメです。

具体的な対策:抜粋の項目を入力する

メタ説明を抜粋にも記載するようにする
メタ説明を抜粋にも記載するようにする

投稿や固定ページにある「抜粋」を使うことにしました。
理由は2つ。

  1. Cocoonはメタ説明がないとき抜粋を使う
  2. Cocoon以外のテーマを使う可能性がある

これで、All in One SEOのメタ説明をそのままに、Webサイトトップページのインデックスや関連記事の抜粋(スニペット)が機能します。

Webサイトトップページのインデックスや関連記事の抜粋(スニペット)が機能
Webサイトトップページのインデックスや関連記事の抜粋(スニペット)が機能

Cocoonはメタ説明がないとき抜粋を使う

1つ目の理由は、Cocoonがメタ説明を見つけられないとき、投稿や固定ページにある抜粋をメタ説明に使います。
また、Cocoonでなくてもfunctions.phpを編集するとこの抜粋をメタ説明にすることができる記事を見つけています。

⇒ canonicalタグやdescriptionタグをプラグインを使わずに簡単設定|WordPressの初期設定を見直そう

Cocoon以外のテーマを使う可能性がある

2つ目の理由は、このブログone eruoのテーマにCocoon以外を使う可能性があるためです。
抜粋はテーマを変更しても、消えることはないです。

Cocoonに備わっているSEOのSEOタイトルやメタ説明(ディスクリプション)を使うと、テーマをCocoon以外にしたときに困ります。

まとめ。

インデックスの抜粋にメタ説明がでなくなってやったことを紹介しました。

投稿や固定ページの「抜粋」を使う

これだけです。
原因を探して対策する、これだけのことに3時間くらいかけてしまった…

CocoonなどのSEO対策機能があるテーマを使い続けるならそちらの機能を使うべきですね。
All in One SEOなどSEO対策のプラグインをいれるよりも簡単で確実です。

記事を読んでくれて嬉しいです。
今日もありがとうございました。

初稿 2020/12/28