こんにちは、mickです。
All in One SEO Packと並んで人気のあるSEO対策プラグインのYoast SEOを紹介します。
SEO対策プラグインの Yoast SEO
Yoast SEO は All In One SEO Pack に並ぶメジャーなSEO対策プラグインです。
WordPressでSEO対策のプラグインといったら、だいたい「Yoast SEOかAll in One SEO Pack」といわれています。
Yoast SEOは、All in One SEO Packと同じように基本機能を無料で使うことができます。
Yoast SEOはシンプルで簡単に設定ができる
Yoast SEOはシンプルにできているのでWordPressを始めたばかりの人でも簡単に設定ができます。
始めたばかりでは「設定ウィザード」が便利。日本語の説明を見ながら順を追って設定するだけでOK。
Yoast SEOは更新頻度が高くて安心
Yoast SEOは、平均で毎月更新が行われています。
SEO対策のプラグインは、悪意ある攻撃の標的になりやすいため、更新頻度が高いのは安心に繋がります。
Google Search Consoleの連携ができる
Yoast SEOは、Google Search Consoleの連携が簡単にできるように作られています。
気になる点:Google Analyticsの連携がない
シンプルにできすぎているのか、Google Analyticsと連携する機能は付いていません。
Google Analyticsを使いたいときは、「Google Analytics Dashboard Plugin for WordPress by MonsterInsights」など専用のプラグインが必要になります。
All in One SEO PackではGoogle Analyticsと連携ができるのでこの点がちょっと残念。
Yoast SEO の使い方
Yoast SEOの使い方を紹介です。
Yoast SEOのインストールと有効化
まずはYoast SEOをインストールして有効化します。
「プラグイン」 > 「新規追加」 > 「検索:Yoast SEO」
Yoast SEOを「インストール」クリックしてインストール開始。
インストールが終わったら、そのまま「有効化」をクリックして有効化します。
設定ウィザードで初期設定を済ませる
Yoast SEOを使えるようにしたら早速「設定ウィザード」から初期設定をします。
「一般 – Yoast SEO」>「ダッシュボード」>「初回SEO設定」
「設定ウィザード」をクリック。
「Yoast SEO for WordPress インストールウィザード」が始まります。
全部で9ステップあります。
1:環境
Webサイトが構築中か、またはすでに公開済みかを設定します。Webサイトの準備ができていないときは、「選択肢 B: サイト構築中で、インデックスを希望しない」としてGoogleなどの検索エンジンにヒットしないようにできます。
通常は「選択肢 A: サイト公開中で、インデックスされる準備ができている」を選択。
2:サイトタイプ
Webサイトがどんな種類かを設定します。特になければ「ブログ」でいいでしょう。
3:組織または個人
「Google ナレッジグラフカード」に表示する情報を設定します。
個人であるなら「人」を選び、運営者の名前を「The name of the person」から選んでおしまい。
4:検索エンジンで表示
「投稿」や「固定ページ」をGoogleなどの検索エンジンにヒットさせるかどうかの設定です。決まりがなければデフォルトのままでOK。
5:複数の作成者
Webサイトを複数で管理しているかどうかの設定です。
6:タイトルの設定
検索結果などにでてくるタイトルの変更と区切り文字を設定します。特に決まりがなければデフォルトのままでOK。
7:Yoast SEO の改善にご協力ください
統計情報をYoast SEOに送るかを設定します。特に決まりがなければデフォルトの「いいえ、サイトデータの追跡を許可したくありません。」でOK。
8:学習を続ける
メールマガジンの登録ができます。メールマガジンの登録するときは、「メール」にメールアドレスを入力して「登録しましょう!」をクリック。
9:成功しました !
このステップに来て始めて7ステップ目までの設定が反映されます。
この設定ウィザードは「構成ウィザード」として後から変更ができます。
その変更を反映するときは必ずこの「成功しました!」をクリックしてください。
基本的なYoast SEOの機能の説明
初期設定が終わったところで、Yoast SEOの基本的な機能を確認です。
「一般」>「機能」
10項目あります。基本的にはデフォルトのままでOK。
それぞれの機能の簡単な説明を表にしてみます。
機能 | 説明 | デフォルト |
---|---|---|
SEO 解析 | テキストの SEO を改善提案機能 | オン |
可読性解析 | 文章や段落の読みやすさの改善提案機能 | オン |
コーナーストーンコンテンツ | 分散しやすい注目記事を解析して絞り込む機能 | オン |
テキストリンクカウンター | 内部リンクと外部リンクの計測機能 | オン |
XML サイトマップ | サイトマップの自動生成機能 | オン |
管理バーメニュー | WordPressにYoast SEOのツールアイコンを表示する機能 | オン |
セキュリティ | 編集者と管理者だけがYoast SEOのツールを使ってメタデータを変更できる機能 | オン |
使用状況のトラッキング | 統計データをYoast SEOに送信する機能 | オフ |
REST API: Head エンドポイント | REST APIを使ってYoast SEOを使う機能 | オン |
Enhanced Slack sharing | Slackでのシェアを強化する機能 | オン |
Google Search Consoleの設定
SEO対策に必要なGoogle Search Consoleの設定です。
「一般」>「ウェブマスターツール」
ウェブマスターツールの検証の「Google 認証コード」にGoogle Search Consoleのメタタグにあるコードを設定すればOK。
メタディスクリプションの設定
SEO対策に重要なメタディスクリプションを設定します。
Googleなどの検索エンジンにWebサイトの説明としても使われます。
「検索での見え方」>「一般」>「ホームページ」
ホームページの「Meta description」にWebサイトの説明を記述します。
投稿や固定ページにSEOタイトルとメタ説明をまとめて設定
Yoast SEOの便利なツールのひとつに投稿済みの投稿や固定ページにSEOタイトルとメタ説明(メタディスクリプション)をまとめて設定できるツールがあります。
「ツール」>「一括変更」
WordPressの記事をある程度投稿してからYoast SEOをインストールしたなら、ここでまとめて設定すると便利です。
「タイトル」タブでは、SEOタイトルを、「説明」タブでは、メタ説明(メタディスクリプション)を一括変更できます。
まとめ。すぐに始められるSEO対策はYoast SEO
SEO対策プラグインのYoast SEOを紹介しました。
All in One SEO Packは強力なSEO対策プラグインだと思います。
反面、設定項目が多くて複雑な印象。
Yoast SEOは日本語でできた設定ウィザードがあるのでわかりやすいです。
もちろんそれだけでは十分ではありませんが、初めてのSEO対策の導入には向いていると思います。
では、みなさまの助けなれば幸いです。
初稿 2020/11/04