【旅の記録】フィンランドからスェーデンへ:スウェーデン【37】

スウェーデン

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

こんにちは、mickです。

この日は、フィンランドのトゥルクを早朝に出発。
船でスウェーデンの首都ストックホルムに向かいました。

この旅2回目の船旅。
これで、船旅の味をしめる。船旅面白い。

このころ、日記に追われてましたね。
この日もすでに数日分たまっていて、1日を書くのに1時間以上かかることも。

船の散策もそこそこに、日記ばっかり書いてた。

ホステルでは、なかなかおもしろい人に会えてます。
旅の醍醐味のひとつ。

日付:2017年6月24日(土)フィンランドからスウェーデンに移動

日付:2017年6月24日(土)
地域:トゥルク、ストックホルム
天候:曇り

朝食でサンドイッチを

昨日は、倒れ込むようにベッドに入った。連続の移動できつかったが、今日の船旅では個室に居られると思うと頑張る気になれた。

朝、目覚まし通りに起きて、すぐに出発の準備をすすめる。

洗濯物は、ジーパン以外乾いていたので安心。
個室だったから思い切り干せたし、扇風機があったのがよかった。

7:10の時間で、朝食は食べられそう。

準備をしてくれているおばさんに挨拶をして、急いで食べる。
7:40のバスには乗らないと行けないのでね。

シリアルとフルーツ、コーヒーにジュースと口にかけこむ。
野菜も少々。味は普通。

思いつきで、サンドイッチを3つ作った。
船の中で食べられるようにって。

見た目は同じでも中身を変えた3種類。
中身を変えてごまかそうって腹。
ナプキンにくるんでかばんに詰め込んだ。

おしゃれな朝食の場
おしゃれな朝食の場
シンプルながら十分な朝食
シンプルながら十分な朝食
急いで食べた朝食
急いで食べた朝食
フィンランドを出るときの顔
フィンランドを出るときの顔

バイキングラインの乗り場へ

約束通り、鍵をフロントに置いてから出発。
ありがたいことに、雨は降っていない。

走ってバス停へ。ちょうどバスが来たところ。
よかった、間に合ったよ。

昨日と同じルートで、バス代は3ユーロ。
そして、降りるタイミングも完璧。

昨夜は遅かったし、朝早いし、バタバタし。
早く個室で休みたい。

いま思うのはそれだけだった。

チェックイン機で早速チェックインする。
すると、磁気カード式のチケットがでてきた。

おそらく、部屋番号と思われる数字が描かれていた。

出発1時間前を切って、待ち合わせロビーの椅子は埋まっていた。
白人、黒人、黄色人、いろんな人種がいる。
嫌な空気はまったく感じない。

港まではバスで行く
港まではバスで行く
乗る船はバイキングライン
乗る船はバイキングライン
チェックインで出てきた紙のカード
チェックインで出てきた磁気カード
待合スペース
待合スペース

トゥルクとストックホルムを結ぶ船

アナウンスと同時に人が乗船口になだれ込む。
部屋が予約制でないとブログで読んだことも合って、少し早めに流れに乗った。

GATE2、6209番の部屋を目指す。

船内はとても広くて、案内板もしっかり。迷うことはなかった。

ところがまだ、ルームクリーニング中らしくて、ロビーで10分ほど待たされる。
おかげでロビーは人でいっぱい。

とにかく休ませて、そればかり頭にあって、クリーニングが終わるのを待っていた。

目の前の鎖が取れてやっと中へ。自分の部屋番号を探す。
扉にはカードスロットがついていて、発見された磁気カードを入れると開いた。
ハイテクやん。

部屋には窓がなかったけれど、休むには十分すぎるほどの空間
昼間の移動なのが少し残念。部屋には、トイレもシャワーもついていていたれりつくせり。

今回のグレードの選択が大正解で、すごく喜んだ。

船が動き出したのを感じた。

いよいよ、3か国目のスウェーデンへ。
次はどんな所なんだろう。

荷物を置いて、船内を散策する。

サウナにゲームコーナー、キッズルーム、Cafe Barに免税店。
デッキには、フィンランドの島々が過ぎてゆく。

日本人らしき人も見たが、特に話しかけることはなかった。
まず、部屋に戻ってサンドイッチを食べる。そしてお昼寝。

至福のときで、すぐに眠りについた。
1時間位して起きて、たまっている日記を書き始めた。

すでに滞って3、4日分。追いつくのがきつい。
どうにかして追いつく方法を考えないと。

2日分とちょっとを書いてから、外の空気を吸いに行くと、雨がひどく降っていた。
部屋で休んでろ、そういわれている気がした。
少し船に酔い始めたこのもあって、シャワーを浴びて寝ることにする。

起きたらあと1時間と少しで付く予定の時間に。
18:55。
スウェーデンの時間かと思ったらフィンランドのままだった。
慌てて時計を合わしておく。

免税店には3回行った。1回目は散策、2回目はレッドブルを買い、3回目にはさらにレッドブルとコーラを買う。

免税店にブランド品やお酒、タバコに化粧品が溢れていた。
ここに安いものがあるわけでもなく。

バイキングラインのマスコットが若い子とハグしていたのは、役得だと思う(笑

船には、バックパッカーのような人もいた。
話しかける力も、女性を誘う勇気もないため、何も起きない。

インド系やアラブ系の人もいた。
キャビンはとってない感じ。
安いのもあって、少しガラの悪そうな人も。

でも、どれも自分のバイアスが見せるもの。
話してみるといいのなか、それだけですべてが終わるいま。

キャビンのクリーニングが、18:00に始まるので、それまでには部屋を出ないといけない。
最初はそう勘違いしていた。
周りの人をみてたら、到着ギリギリまで大丈夫そう。

外はもう晴れていて、ストックホルムは歓迎ムード。
嬉しい。

数々の島々と建物が海に映えて美しい。
子どもたちやすれ違う船と手をふりあう。船旅ならではだと思った。
すごく素敵なこと。

乗船開始
乗船開始
バイキングラインの船
バイキングラインの船
中央ロビー
中央ロビー
部屋の案内板
部屋の案内板
クリーニング中に付きお待ち下さい
クリーニング中に付きお待ち下さい
待っている人であふれるロビー
待っている人であふれるロビー
船内通路
船内通路
紙の磁気カードで扉を開ける
紙の磁気カードで扉を開ける
利用するキャビン
利用するキャビン
こじんまりしてる感じがいい
こじんまりしてる感じがいい
シャワーとトイレ付き
シャワーとトイレ付き
船内図
船内図
エレベータがあるので上下の移動は簡単
エレベータがあるので上下の移動は簡単
フィンランド国旗
フィンランド国旗
船上でパシャリ
船上でパシャリ
バイバイ、フィンランド
バイバイ、フィンランド
キャビンを借りてないなら、ロッカーを利用するのも手
キャビンを借りてないなら、ロッカーを利用するのも手
免税店の開店時間は決まっている
免税店の開店時間は決まっている
有料でスパも付いている
有料でスパも付いている
途中に立ち寄ったところ
途中に立ち寄ったところ
ここの辺りも地面が濡れている
ここの辺りも地面が濡れている
3つ目のサンドイッチ
3つ目のサンドイッチ

クルディスタンの男たち

アラブ系の2人の男が写真を撮っていた。

「俺たちを撮ってくれ」

Kばさんの言葉【写真がきっかけを作る】を思い出す。
自分が日本から来たというと、特に盛り上がった。

「これたちは、クルディスタンから来たんだ」

クルディスタンは、クルド人が作る国のことでまだ認められていない地域になる。

彼らは、日本のことを少しでも知っていたが、自分は彼らのことを何も知らない。
このことに少し恥ずかしさを覚えた。

中国や韓国のことも知っていた。
日本人は侍の心をみな持っている話をしたら、わかってくれた。

彼らはフィンランドで働いていて、休みでストックホルムに行くらしい。
自分がまたフィンランドに戻るなら、何か違った展開も合っただろうか。
ただ自分は先に進まないといけない。
ちなみに、彼らのボスは日本人が嫌いらしい。

ポテトチップスをごちそうになる。

日本人がタバコを吸わないことを何故か知っていた。
全く吸えないわけでもないし、タバコを勧められたときに、受ければよかったと思っている。

仕事をやめたって話をしたら、少し固まったので、あれ?と思った。
彼ら、面白かったから一緒にセルフィーを撮って握手して別れた。

島々が多くなってきた
島々が多くなってきた
だいぶストックホルムに近づいてきた
だいぶストックホルムに近づいてきた
フィンランドで働くクルディスタンの2人
フィンランドで働くクルディスタンの2人

ストックホルムに到着

船は1時間遅れで到着。

船内のインフォメーションで買ったバスに乗るには早めがいいかと思って接岸の景色もそこそこに、下船。
クルディスタンの2人をみかけたので手をふった。

インフォメーションの人が教えてくれた通り、乗るバスはすぐに分かった。
なにせ出口正面が停車位置だったから。

自分で荷物をバスの下に入れて乗車、出発。

19時過ぎてもまだ明るくて、バスからはストックホルムの街並みが見える。
島々を結ぶ橋、それによって造られる立体交差。
丘の上の建物。すごく立体的な街だと感じた。

途中の気に入った街並みは、後で旧市街のガムラスタンだと知った。

バスをストックホルム中央駅で下車。少し周りをみてから歩いてホステルへ向かう。
コペンハーゲン行きのバスも同じところから乗るようで安心する。

ストックホルムに接岸中
ストックホルムに接岸中
ストックホルムに到着
ストックホルムに到着
中心地へ行くバス
中心地へ行くバス
ストックホルム側のバイキングラインターミナル
ストックホルム側のバイキングラインターミナル
ストックホルムの街並みが見えてきた
ストックホルムの街並みが見えてきた
運河が特徴的
運河が特徴的
結構好きかも
結構好きかも
ストックホルム中央駅に到着
ストックホルム中央駅に到着
コペンハーゲン行きのバスを確認
コペンハーゲン行きのバスを確認
駅にはロッカーがある
駅にはロッカーがある
ロッカーはタッチパネル式
ロッカーはタッチパネル式

ホステル・ダラガータン

坂が多くて、道を間違え、階段になって20分弱でホステルに到着。 
事前にもらっていた認証コードで扉を開けて中にある部屋へ。

ホステルは、ダラガータンで2泊で39ユーロ。

部屋には一人の女性がいて、あいさつをするとロシアからの女性だった。
英語はあまり話さない様子。
荷物部屋を教えてもらう。

ロシアに行っていたばかりなので、簡単なロシア語であいさつ。
彼女のパジャールスタの発音が美しかった。

部屋には別の女性の洗濯物で下着が干してあったのに笑う。
姉がいるので、そんなに驚きはしない。それにドミトリーだし。
タオルにハングルの文字があったから、韓国の子だろう。

建物がオシャレにみえる
建物がオシャレにみえる
こっちではタトゥーは普通のファッション
こっちではタトゥーは普通のファッション
これは偽物の入口(笑
これは偽物の入口(笑
ホステルのある建物
ホステルのある建物
まるで洞窟みたいで暗い通路
まるで洞窟みたいで暗い通路
2泊するベッド
2泊するベッド
なんだこれ
なんだこれ

ホステル周囲を散策

夕食のために外を散策。近くにスーパーとケバブのお店がある。

しばらく歩いたあと、セブンイレブンでSIMカードを買おうとするが、SIMカードが45SEKかかる(約600円弱)。

「あれ、SIMカードって無料なんじゃないの?」

「それは駅でたまに配ってるの」

そんなやり取りを店員して、とりあえずこのときは買わずに出る。

何度かビールを飲むためにお店に入るか迷ったが、何かしらの理由をつけて止めた。
近くのケバブ屋に戻ると閉店時間。

「来るのが遅かったね」
なんていわれるしまつ。

仕方がないのでスーパーでポテトチップスとフルーツジュースで買った夕食。

スウェーデンのセブンイレブン
スウェーデンのセブンイレブン
食べそこねたケバブ屋
食べそこねたケバブ屋
立派な教会もある
立派な教会もある

韓国の女の子

Salte Papperだが、バルサミコが余計でイマイチの味。

近くで食事をしていた韓国人がとても明るい笑顔で話しかけてきた。

「ホステルに日本人、中国人、韓国人が揃ったわ」
彼女は、そういって笑っている。

韓国からの、キム。
その隣には、ギリシャからの男性ジョージ。

ジョージは、すごく明るくてエネルギッシュな人。
彼とはどことなく年齢が近い気がする。

パタゴニアのフィヨルドは美しかったが、ノルウェーのはいまいちだったとか。

主に彼ら2人で話していたが、面白いからちょいちょい割って入った。
後で知ったが、この2人は二段ベッドの上と下の関係だった。

物価が高くてステーキが食べられないから、安いラーメンで済ませているとか、デンマークのレンタルバイクがいいとか。
【ティンティーン】って擬音を言うのが、もはや彼の代名詞。

笑顔になれた時間だった。
ただおかげで日記を書けずじまい。

なんだろう、卵いる?っていわれたの、この旅で2回目。

夕飯
夕飯

補足

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