【旅の記録】シベリア鉄道と日本の旅行者:ロシア【15】

ロシア

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

こんにちは、mickです。

寝ている間もシベリア鉄道は進んでいきます。

時間だけはあったので、旅の先の予定を考える時間に使ってました。
なにせ、ロシアに来たものの次の目的地を決めてなかったから。

サンクトペテルブルグから行きやすいのは、フィンランドかエストニア。
決め手がなく、時間だけが過ぎて行きました。

停車駅で身体を伸ばしていると、前に見た日本からの旅行者をみるので声をかけてみました。
陽気でパワフルなおばさま方に、久しぶりの日本食をごちそうになり、嬉しかった。

時間つぶしにやっていたカードゲームを教わるものの、いま思い出せるかどうか自信がない。

日付:2017年6月2日(金)シベリア鉄道生活再開(2)

日付:2017年6月2日(金)
地域:モスクワ行きシベリア鉄道001M
天候:曇りと雨

日本のおばさま方

朝に早く起きた!

と思ったら、2時間の時差のせいでそう感じただけだった。
つまり、すでに早起きにはならなかったという。

チュメニ駅での停車中、また日本のおばさま方をみかけたので声をかけることにした。

「なに、あなたも前から乗ってたの。乗っていたんなら、早く声をかけなさいよー」

なんて陽気に言われてしまった。

彼女らは、ウラジオストクからモスクワまで6泊7日をノンストップで乗っているようだ。
お友達7人グループで旅行中なのだとか。

食事の心配をしてくれて、今夜に一緒に食事をすることになった。
そんなに栄養のない顔してたのかね。

まあ正直、節約生活のため、そんなに食べてないからとても助かる話だった。

もしヘルプが必要なときはちゃんと、出していこう。
でないと、倒れてしまったら何もならないから。

異国の地、寒い雨の中にも出会いがあり、と。

この日、香港のご夫婦をみかけても、会話することはなかった。
ネタがないなー、なんて考えちゃって。

ある程度大きな駅にある電光掲示板
ある程度大きな駅にある電光掲示板
線路とホームの段差があまりない
線路とホームの段差があまりない
雨でキオスクもおやすみ
雨でキオスクもおやすみ
貨物車両
貨物車両

雨でもお仕事
雨でもお仕事
小さな窓口でやりとり。ロシア語で商品名を言えないので、ちょっとレベルが高い買い物
小さな窓口でやりとり。ロシア語で商品名を言えないので、ちょっとレベルが高い買い物

これからのこと

そろそろサンクトペテルブルクの次の目的を考え始める。
この旅、最初にロシアに行くことくらいしか決めていなかった。

8月にポーランドで友だちに会えるかもしれないから、そのことも加味して考察。

ロシアに3か月いればちょうど8月。でも、ビザは1か月弱で切れる。

ベラルーシを経由するルートもあるが、ベラルーシ滞在にはビザが必要。

この旅が、見切り発車であった以上、かならずこのことはおきること。
そこに、目的があるのか、国の数をこなしたいのか。
時間を使いたいのか、一箇所で落ち着きたいのか。

そういえば、ウラン・ウデであった人は、行き先を決めていないことを、困っているようには見えなかったな。

そもそも目的って必要なのか。

シベリア鉄道と車掌さん
シベリア鉄道と車掌さん
晴れてきてた
晴れてきてた

ここでもトラクターが荷物を牽引
ここでもトラクターが荷物を牽引
エカテリンブルク
エカテリンブルク
シベリア鉄道
シベリア鉄道
シベリア鉄道
シベリア鉄道
再び走るシベリア鉄道
再び走るシベリア鉄道

同室の人の入れ替わり

エカテリンブルクで親子が降りて、代わりに年配の夫婦が乗ってきた。
この日は、最初の挨拶でおしまい。

最初から居る兄ちゃんとは、相変わらずの交流なし。

舗装されていない道が見える
舗装されていない道が見える
小さな村を通過
小さな村を通過
世界の車窓から
世界の車窓から

久しぶりの日本食

日本人のおばさまたちとは、18:00に待ち合わせ。
時間になって、部屋に伺う。指定の5号車に向かった。

時間を忘れれていて、準備はまだだったが、快く歓迎してくれた。

彼女たちは、モスクワに着いたあと、ナジ島とサンクトペテルブルクに行き、そしてモスクワに戻ってから帰国するそうだ。

久しぶりの日本食をごちそうになる。

けんちん汁、ひじき、乾燥納豆、鶏肉とごぼうの煮物、白い米。

最高か。

それに母と同じ、または近い世代の人たちと異国の地で囲む食事が本当に嬉しかった。

この人達は、ピースボートで友だちになった人同士がいて、その経験を、本当に素晴らしかったと力説。

比率としては、年配の人のほうが多かったそうだが。

この人達をみていると、まだまだ人生を楽しむっていうエネルギーを漢字、また目を輝かせていた。

外国語ができなくても臆せず進んでいくパワーは、外国でやっていけるパワーと、そして日本の強さの源みたいなのを感じた。

こんなパワーがあったからこそ、日本は復興できたんだろうなと。

ちなみに自分は、仕事のこと、家族のこと、年のこと、結婚のこと、根掘り葉掘りきかれましたとさ。

また別の駅
また別の駅
気温は20℃と暖かめ
気温は20℃と暖かめ

初めて知るカードゲーム

みなさん、何やらカードゲーム、シカゴミラーズにハマっているらしく、それを教えてくれた。
本来は、賭け事らしいのだけれど、そこななしにしてもらって2ゲーム。

1ゲーム7ラウンドで、トランプを2セット使うのだが、なかなか奥が深くて、面白い。

ラウンドごとに同じ数字を集めるグループ、同じ柄の連続する数字を集めるランを決めた数だけ揃え、手持ちのカードが0になったらのラウンドが終わる。

残ったカードの数字の合計がポイントとなり、少ない人が勝ち、という仕組みになっている。

夕日を追いかけながら、24時前までやってた。

旅でギャンブルというと、ロバート・ハリスさんのエピソードを思い出すね。

外も暗くなって、別れを告げて、部屋に戻って床についた。

ギャンブラーmick
ギャンブラーmick
シカゴミラーズの点数表
シカゴミラーズの点数表

補足

ロシア国内の時差は、11個

ロシアは、11個のタイムゾーンがある( UTC+2 から UTC+12 )。

国内の時差は、最大で10時間。 
サマータイムは、2011年に廃止している。

旅日記を応援してもいい方へ

最後まで読んでくれてありがとうございます。嬉しいです。
このブログは、広告料で維持しています。

普段のオンラインでの買い物を、下のリンクをクリックしてから買っていただくだけでOK。
私のモチベ維持にもつながるので、可能な範囲でよろしくお願いします。