【旅の記録】タリンショッピング:エストニア【47】

エストニア

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

こんにちは、mickです。

この日は、観光を後回しにしてホステルで出会った日本人と一緒に買物へ。
それぞれ、SIMカードと三脚を目的としてタリンにあるショッピングモールでショッピング。

旅の話をしたり自分たちの話をしたり。
この旅で初めて、ガッツリ日本人と行動をともにした。

食事も久しぶりに1人じゃなかったのが嬉しい。
夜に誰かとビールを飲むっていうのも嬉しい。

同じ旅人からの情報収集って大事。

日付:2017年7月4日(火)

日付:2017年7月4日(火)
地域:タリン
天候:雨のち晴れ

本日のプラン

朝、部屋のチビラが開くとロビーの音楽がガンガンに入ってきてよく眠れない。
それでも、10:30くらいまで布団の中で粘った。
10人ドミトリーの部屋は、レセプション横の扉からすぐに入れるところに位置する。

寝癖を直して部屋に戻ると、Sださんに会った。
自分の今日の予定として、まずショッピングモールでSIMカードを探す話をしたら、カメラの三脚が欲しいとかで一緒にいくことに。

ただいま外は雨。弱まるまでホステルで待機する。
12:00前くらいに出発。お昼なんでマクドナルドミッションを先にやることにする。

彼女は、海外での初マクドナルドらしい。

朝からずっと元気な素振りを見せる彼女。
旅を本当に楽しんでいる。

旅に慣れている彼女は、軽装。
カメラをぶら下げて、あとは斜めがけのポーチひとつ。
見習いたい。

LINEで頼み事をした友だちからの返事もまだない。
回りくどいことをせずにストレートで頼むのがいい気がする。

雨上がりのタリン旧市街
雨上がりのタリン旧市街
お店も雨にはまいっているみたい
お店も雨にはまいっているみたい

2人でエストニアのマクドナルドミッション

タリンのマクドナルドは、お昼の人で賑わっていた。

それでもレジが1つしか動いてない。
ロシアで見た自動注文機と同じようなものがあった。
少し苦い思い出だがそいつを使うことに。

彼女に使ってみて使い方を覚えてもらう。

「これなら私にもできそう」

そう言って自分でやってみせた。

ここタリンには、グランデビッグマックがあって、思わずそれを注文。
彼女は普通のビッグマックを注文。
番号が表示されて、受け取り、席につく。

日本でもめったにマクドナルドにいかないという彼女。
それなら外国でも行かないわな。
フライドポテトは、モス派らしい。
自分は、マクドナルド派。

子供のころ、家族で買い物にいくときに車内で楽しく食べた記憶があるからマクドナルドが他の人より少し特別。
思い出補正に、彼女は理解できなかったようだ。

熊本出身の彼女は何かと大分をディスってきた。
不思議と嫌な気持ちはせずに、愛らしくて楽しかった。
熊本ラブで地元から出る気はなく、また他のところに行ったことがない。
そのくせに南米やアフリカに行っていることがおもしろい。

どこかで彼女の元気の不自然さを感じてた。

旧市街入口にあるマクドナルド
旧市街入口にあるマクドナルド
初めて食べたグランデビッグマック
初めて食べたグランデビッグマック
左がグランデ、右が普通のビッグマック
左がグランデ、右が普通のビッグマック

タリンの2つのショッピングモール

マクドナルドを出るところには晴れ。
自称晴れ女の彼女は、自慢してた。
もちろん自分も。

身長は低いが楽しそうで常に笑顔の彼女。
これなら旅先でたくさんの人が助けてくれるだろう。
達人スキルもち。
そんな彼女の魅力に自分も少し惹かれていた。

タリンの旧市街の入口で写真を撮ってもらった。
どんな仕上がりか、まだ知らない。

Viruショッピングモールを散策して、目的のものであるSIMカードと三脚を探す。
elisaショップを探してしたが、目に入らない。
Telisはある。

三脚は、2つのお店にあって、片方あったものに彼女は心を踊らせていた。

確認のため、もうひとつのSiliusというショッピングモールに向かう。
ここには、Sony Centerがある。

彼女はトイレに行き、待っている女性に声をかけていた。
そうした結果、入れ違いで入ることでトイレがタダになったようだ。

「なんでミニオンズの広告があるのかな」

「ここに映画館あるからじゃないかな」

「なるほど」

館内マップをみたりして下から上を散策。
SIMカードや三脚が売っているようには見えなかった。

晴れてきましたタリン旧市街
晴れてきましたタリン旧市街
城壁の塔の1つ
城壁の塔の1つ
やっぱり晴れたほうが見栄えする
やっぱり晴れたほうが見栄えする
旧市街をでてショッピングモールへ向かう
旧市街をでてショッピングモールへ向かう
ユーモアがあるゲート
ユーモアがあるゲート

SIMカードと三脚をゲット

それでViruに戻る。

「大丈夫。私達には時間がある」

そう彼女が繰り返す。

Viruに戻って服売り場を散策中、ディスカウント中の帽子をかぶせてくる。

「似合うじゃん」

自分ではピンとこなかったから買わなかったが、少し寂しそうな顔をしている気がした。

液晶のマップを操作して、elisaの場所を見つけて向かう。
やっと見つけた。
スマホでSIMカードの情報を確認していると、彼女は三脚を見に行った。
自分は何を思ったのか、feliaにいって、プリペイド式のSIMカードのことをきいた。

「いまはこのSUPERというのが無料配布中だからオススメだよ。TOPUPは前のキオスクでやれる。あとは説明書に載ってるから」

適当だなと思いつつこれにする。
彼女が満面の笑みで返ってきた。
大事そうに三脚を抱えて。
本当に嬉しそうにしているから、こちらまで嬉しくなる。
思わず1枚写真を撮る。

近くに座ってSIMカードをセットして、容量で悩む。

「小さいのでいいじゃん」

「え、動画とかは」

「Wi-Fiがあるじゃん。え、なにエッチなのみるの?」

「いや、みないし」

3.99ユーロ、5ユーロ、8ユーロの中で、5ユーロに決めた。

近くにキオスクにいくと、ネットワークが落ちていてできないという。
コペンハーゲンのデジャブかよ。

ふたりとも目的を達した。
それで、いったん別れる。
夕食は一緒にってなってたので、18:00にホステルで待ち合わせ。

彼女は教会、自分は図書館。

別のキオスクに行ったら、1ユーロ、3ユーロ、8ユーロしかトップアップできないっていう。
はて。
もっともここでもネットワークが落ちてだめだった。

Viru ショッピングモール内
Viru ショッピングモール内
無料配布中のプリペイドSIMカード
無料配布中のプリペイドSIMカード

タリンの市立図書館で日記

市立図書館は、比較的開放されていて誰でも簡単に入ることができる。

トイレを使うには利用者登録が必要になっていた。
まあ、特別なことはない。

学習用の机は低くて小さい。
そして数が少ないのは気になっった。

上の階の階段スペースで日記を書く。
14:30から17:00までたっぷり。
それでも1日分いくかどうかだった。

合流前に天気もいいことから、ビュースポットへ向かう。
タリンの旧市街の高台だ。

タリンの市立図書館
タリンの市立図書館
エストニアの国旗とともに
エストニアの国旗とともに

教会が一番高い建物

いくつかの教会のそばを通り、石畳の斜面を登る。
一望とまではいかないが、手前に旧市街、奥に新市街とそのコントラストを感じることができた。

日本のツアー客が来た。

「一番高い教会の塔より高い建物はないんです」

そうガイドの人。
中国人ツアー客ばかりみてきたので、日本人ツアー客をみるとどこか安心する。
ここに来る途中、Sださんに勧められたRataskarevu 16レストランをみつけた。

待ち合わせ時間ギリギリでホステルに戻った。

聖ヨハネ教会
聖ヨハネ教会
 聖ニコラス (ニグリステ)教会
聖ニコラス (ニグリステ)教会
話に出てたレストラン
話に出てたレストラン
それなりに坂がある
それなりに坂がある

アレクサンドル ネフスキー聖堂
アレクサンドル ネフスキー聖堂
旧市街は古い建物が残っている
旧市街は古い建物が残っている
手前が旧市街、奥が新市街
手前が旧市街、奥が新市街
タリンのビュースポイント
タリンのビュースポイント
周りにはたくさんの観光客がいる
周りにはたくさんの観光客がいる
急いでホステルに戻る
急いでホステルに戻る
ちょっとした道でも雰囲気がある旧市街
ちょっとした道でも雰囲気がある旧市街
中心地の広場まで戻ってきた
中心地の広場まで戻ってきた

新しい出会い

今日またきた日本人の女性がいるとSださん。
部屋に戻って話す。大阪に住むSれさん。
彼女は、ヨーロッパを周っているそうだ。

夕食に誘ったけれど、お昼食べすぎとお金節約のため夜の飲み会にだけ参加することに。
彼女に、2ユーロ以下の甘めのビールを頼まれて出発。

結局、Sださんとでかける。
食事は誰かと食べるのがいい。
これを書いていて、好きなアニメのセリフを思い出した。

【1人で食べないこと】

彼女が最初に目をつけていたお店は、お酒と軽食のみっぽい。
それでSれさんがお昼に行った行ったというお店、KARJA KELDERに行くことにした。

地下にあるこのお店。
お客は5組ほど。
席についてメニューを見る。

Sださんは、いつもお店の人のオススメで切り抜けているという。
ビールのメニューから、Google翻訳でLocalの文字をみつける。

「これ2つ。Bigで!」

と笑顔で注文する彼女。
食事も決めるからちょっとまって、と笑顔でいう。素敵。
コミュニケーションの基礎完璧やん。

結局食事は、店員オススメの2つをシェアする。

2人ならではのことだ。
2人で乾杯。楽しい。

「1人じゃないと楽しいよね」

の言葉にはぎれの悪い反応の彼女。
何を思ったのだろうか。

「日本で大分と熊本、近いといってももし街で出会っても声をかけることはないよね。こんなに日本から離れたエストニア。ホステルで出会って声をかけて、一緒に御飯食べている。旅ってすごい」

そう2人で話しした。
お互い写真を撮ったり、ご飯をシェアしたり。
ここまでのことを思えば、夢みたいだ。

彼女が注文した、ポーク、トマト、ナスにマッシュルームソースは、この旅ベスト10に入るほどうまかった。
自分の分は、まあ普通。

彼女には兄妹が居て、自分の友だちと結婚。
子どもがいるから、つまり甥っ子がいるそうだ。
上の子が小学生になって、最近相手にしてくれなくなって寂しがっていた。

今夜はここ KARJA KELDER で夕飯
今夜はここ KARJA KELDER で夕飯
ローカルビールで乾杯
ローカルビールで乾杯
ドラフトビールメニュー
ドラフトビールメニュー
お肉もポテトも今ひとつ味が足りない
お肉もポテトも今ひとつ味が足りない
こっちの方が好みだった
こっちの方が好みだった

旅の予定をシェア

彼女は3か月でいきたいヨーロッパを周るらしく、その地図を見せてもらう。

彼女は北京から入って、シベリア鉄道でモンゴル、モスクワ、Stペテルブルグ、ヘルシンキと来てた。
ロシアに入っていたことに驚く。

今回の旅は、6月1日スタートらしい。
明日、リガかヴィリニュス、ミンスク、キエフ、とここまでは自分のルートと同じだ。
ここからは、一気にギリシャまで南下してアドリア海側を北上、ポーランドに行く。

もしかしたら、ここで再会できるかも。

彼女は何を褒めても受け入れないことが少し気になった。
会計を別々でお願いし、外へ。記念のセルフィー。

道端では音楽が奏でられる
道端では音楽が奏でられる
夏の訪れか陽気なムード
夏の訪れか陽気なムード
続々と人が足を止める
続々と人が足を止める

2次会はホステルで

スーパーでビールを2本ずつ買う。
Sれさんは、20代でしかも既婚者。

フランス、そして英語圏に留学経験がある。
言葉のプロだ。
困った様子もなく旅をしているそう。

あまり他の人とからむより、1人のほうが楽で好きって感じ。
両親に向けて、フェイスブックを更新している。

南からきた彼女に、ルーマニアやポーランド、ラトビアなどのことを話ししてもらった。
ルーマニアには、ブラン城、ペレシュ城の他ペリショール城があること。
それぞれブラショフとシナイア。
また、シギショアラやクルージュナポカもいい。

ポーランドはユーロではなく、ズウォティ。
3000円のつもりが3万円分おろしちゃったとか。
そしてmクラクフのアウシュビッツのこと。
ここはツアーで行くところと、そうでないところの2か所がある。
塩の教会。
何かは覚えてないけれど、クリミシュキ?

ラトビアの宿は、シーガーズルガレットホステルズ。

十字架の丘は、早朝に行くためにシャウレイに止まるのを勧められた。
そうしないと、観光客で台無しになるそうだ。
そのシャウレイの宿は、GP Hostelはバスですぐ中心地まで行ける。
人も少なくてしずかで勧めてくれた。
彼女はここを数日間滞在するほど気に入っていた。

ホステルで3人で乾杯
ホステルでのお供
ホステルでのお供
ホステルで3人で乾杯

明日のプラン

この3人で飲めて話せて本当楽しかった。
23:00をまわって眠くなってきたので、お開きに。
3人でセルフィー。

ちなみにSれさんのバックパックは小さめながらめっちゃ重かった。

明日の朝は、Sださんの出発の朝。
見送るって行ったら眠そうな顔で遠慮してた。
見送ります。

この日は寝て、明日行く国立著書感で日記を頑張ることにした。

補足

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