11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録
2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。
巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…
初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶
こんにちは、mickです。
この日は、朝から雨だったので屋内で楽しめるエルミタージュ美術館へ。
美術品をみるなら一度は行ってみたかったエルミタージュ美術館。
ここで丸1日を費やすことができるのは、一人旅の醍醐味。
エルミタージュ美術館の中だけでの移動だったけれどもどれだけ歩いたことか。
ちょっとだけ嫌いなこともあったけれど、一日中美術品で過ごせる幸せを味わったぞ。
エルミタージュ美術館は、自分の中で美術品ナンバーワン。
日付:2017年6月9日(金)エルミタージュ美術館
日付:2017年6月9日(金)
地域:サンクトペテルブルク
天候:雨
現代の旅人は物持ちすぎ
朝から雨。
次の目的地を決めるためホステルにとどまる事も考えた。
結局は、室内での観光ができるエルミタージュ美術館に行くことに決定。
朝食は、昨日買っておいたシリアルをもくもくと食べる。
他の宿泊者との交流もないまま。
この日は、カバンなしの身軽な格好で行動する。
美術品を身軽に見て回りたかったんです。
まあ、美術館に大きめカバンを持ち込めないっていうのもある。
雨具カッパ
スマホ
地球の歩き方
これだけ。
なんと身の軽いことか。
昔の旅人は、本当に身軽だったんだろう。

雨の日の洗礼
ロシアの道路の舗装状況が良くないため、水が溜まりやすい。
おかげで途中、車に水をかけられた。
こればっかりは、自分で気をつけるしかない。
日本国旗がある建物の前を通ったので、何かと思ったら日本の領事館。
あと5分もすればエルミタージュ美術館だから、立地いいな、領事館。




ちょっとがっかり宮殿広場
公園の前、そして川沿いに歩き、橋を渡る。
広大な宮殿広場にでたその奥にエルミタージュ美術館が現れた。
この広場、イベントの準備で工事をしてて景観はよくない。無念。
エルミタージュ美術館のチケットは、チケットの自動販売機がある。
開館前ですでに行列。

がっかり日本人にっこり中国人
そこで日本語を話し、日本語のガイドブックを持った日本人集団を発見。
どうしようかと思いつつ、話しかけたら塩対応。
はい、日本人。
聞き耳を立てていると、イギリスとロシアを視察中らしい。
仕事できているらしいが、公務できていて後ろめたい様子も見受けられたな。
それに、4台あるチケット自動販売機。
彼らが使っている機械が停止したとたん、その1人の女性が割り込んでくるし。
「すみませーん(ニヤニヤ」
じゃねぇし。
さらに、1回の手続きで5枚まで買えるのだけれど、一度に12枚も買う始末。
同じ日本人として恥ずかしいすぎる。
指摘できなかった自分も恥ずかしいとか、余計に腹が立つ。
「まじめねー」
なんて去っていくから、まじでーーーー( ゚д゚)、ペッ

気さくな中国のおばさん
自分がチケットを買い終わると、中国人のおばさんが話しかけてきた。
「ちょっとわからないから、買うの手伝ってよ」
中国人のこんな気さくな感じがホッとする。
なお、チケットは700ルーブル(当時約1400円)。
地球の歩き方に書いてあった金額から100ルーブル値上がり。
これはロシアのどこの施設もたいてい同じ値上がりっぷり。
入口の列がわからず、人が並んでいるところに一緒にならんだ。
おばさんの友だちが並んでいたところに一緒に入らせてもらう。
待っている間、中国人はロシアに14日間ビザ無しで入国できる、とか、おばさんたちはその計算を間違って航空券を取り直す羽目になった、とか、自分も世界をまわったことがある、とか、色々話してくれた。
おばさんの友人は、英語が話せないみたい。
なかなか列が進まない。
もう一方で人の並びが少ない列があったので、自分が様子を見に行った。
そしたらこっちが入場ゲートだった。
おばさんらを呼ぶと、感謝された。
いえいえ、こちらこそ。
一緒に写真を撮ったあと、クロックルームでお別れした。


いよいよエルミタージュ美術館
10:30にチケット売り場に到着して、エルミタージュ美術館に入場後は11:30前。
結構かかったな。
この美術館は、外観もそうだけれど、その内装が刻のロシアの象徴を表しているかのようだった。
空間の広さが物語るスケールとその豪華さが物語る。
通常オーディオガイドは、節約のために借りないことが多いのだけれど、必要性を感じてレンタル。
これは大正解。
さすがエルミタージュ美術館、日本語の音声ガイド。
この日、18:00までかと思っていた営業時間は、金曜日のため21:00まで。
これも地球の歩き方に載っていたのと違ったっけ。
やっぱり、現地や公式Webサイトでもう一度確認しておくことは大事だね。
あと、オーディオガイドを借りるときは、自前でイヤホンを持っていたほうがいい。
そうしないと、オーディオガイドをずっと耳に当ててないといけないから腕が疲れる。






1万7千点以上もの収蔵数
エルミタージュ美術館の収蔵数は、とてつもない。
いま日本では「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」なんてのをやっているが、エルミタージュ美術館そのものには、全く影響がない。
それもそうで、1万7千点以上もの絵画作品を所蔵するエルミタージュ美術館。
そのうちの85点だけが日本に貸し出されているわけだから、影響があるわけがない。
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ラファエロ
レンブラント
ルーベンス
エル・グレコ
巨匠の絵画がエルミタージュ美術館に並ぶ。
エルミタージュ美術館内に食べるところがあるので、お茶したり歩き疲れて昼寝したり。
閉館前の20:30まで過ごした。
ここ、エルミタージュ美術館にある隠者の隠れ家。
この名を持つ部屋のヴァイオリンの間に、テレビでみたことがあった「孔雀の時計」というからくり時計があった。
テレビで日本に修復を依頼したもの。
なんか嬉しい。
数々の本物がみれる喜び。
中でも、レンブラントの栄枯盛衰が垣間見るのがいい。
オーディオガイドのおかげでいくつか学ぶ。
作品の中の要素には、意味があることが基本らしい。
火・水・土・風といったエレメント。
人物が誰かを示すため、矢や短剣などシンボルが決まっているということ。
基本的には、宗教画はこういうことらしい。
ピカソとかまた別の絵には、別の見方があるのだろうか。
中世のフランス
オランダ
スペイン
イタリア
ドイツ
日本
中東
古代ローマ
エジプト
敦煌石窟の壁画
足が棒になるまで滞在。
満足。
いや、もっと居たい、そんな場所だった。










夕食はロシア定番食堂のスタローバヤ
帰りにロシアの食堂スタローバヤに立ち寄る。
場にある料理を指差せば、注文できるので結構簡単。
味も外れが少ない。
ビールを買って、夜ホステルのオープンスペースで飲もうと思った。
そしたら、夜はロシア人たちがウォッカを飲んで大盛りあがり。
日記を書いていたけれど、場のリズムが合わなくて適当なところで切り上げ。
部屋でビールを飲んだ。
ちょっと1人で行動するところに、外国に来てまで何やってんだかなって思うことも。
同室のフランス女子2人とも、明日でお別れか。
明日、自分は部屋を移動しないといけない。
めんどい。





補足
旅日記を応援してもいい方へ
最後まで読んでくれてありがとうございます。嬉しいです。
このブログは、広告料で維持しています。
普段のオンラインでの買い物を、下のリンクをクリックしてから買っていただくだけでOK。
私のモチベ維持にもつながるので、可能な範囲でよろしくお願いします。