11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録
2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。
巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…
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こんにちは、mickです。
シベリア鉄道で出会ったノルウェーのご夫婦のところでプチホームステイ中。
食事は、ノルウェーのことを知ってもらうためか、家庭料理を考えてくれてました。
失敗したなって思うのは、これらの写真を撮ってなかったこと。
どれも食べれたし、美味しかったし。
なにか会話の流れを切りたくなかったのか、気を使ったのかなぁ。
昼間は、ノルウェーの博物館巡り。
ノルウェーと船との関わりは深い。
北極と南極がノルウェーの領土って初めて知った。
日付:2017年7月1日(土)ノルウェーの歴史に触れる
日付:2017年7月1日(土)
地域:オスロ、アスケー
天候:晴れ
ノルウェー家庭の朝食
もう少し早く起きようと思ったが、言葉に甘えてギリギリまで寝ていた。
窓から差し込む光が気持ちいい。
準備をして下に降りると、ルイーズが朝の準備をしてた。
グナーは外で昨日の続きをしていた。あいさつをすると大きな声で返してくれる。
「よく眠れたかい?」
「はい」
シンプルなことしか答えられない。
朝、2人は先に食べているものだと思っていたが待ってくれていた。
いつもは7時には食べているらしい。
気を使わせてしまったのだろうか。
昨日、家にあった掛け軸についてなんて書いてあるか、調べる話をしていたのでそれを話する。
どうやら、【西部文浄】という禅の僧のものらしい。
【行雲流水】
【空をゆく雲と川を流れる水のように、執着することなく物に応じ、事に従って行動すること。】
Googleすげぇ。
彼らに意味を伝える。
「まるで私そのものね」
ルイーズがそういう。
少しは役に立てただろうか。
今日の予定
彼らには3人のお子さんが居て、そのうち1人が今日来るらしい。
なんかどきどきする。
自分をよそ者だからと思っているからかな。
末っ子のピーターに初めて彼に会ったとき、お父さんにそっくりだと思った。
ルイーズに伝えるとうなずいてた。
彼らはどこかにでかけるらしく、自分もついていってもよかったのだが、気を使ってくれたのか、美術館に行くのをめっちゃ勧められた。
こちらも気を使わせるわけには行かないので、美術館をめぐることにする。
オスロの南西には、BYGDOYという所があり、いくつもの美術館が集まっている。
ルイーズいわく、高級住宅街だそうだ。
彼らが出かけるついでノルウェー海洋博物館までピーターが運転するVOLVOで行く。
途中の景色をルイーズやグナーが説明をしてくれる。
ピーターとは、車に乗る前に話をした。
主に自分のことを。質問されるがまま。
仕事を何やっていたかくらいの質問しか覚えてない。
彼は家族との会話をノルウェー語でしかしない。
英会話教室で教わったことをそのまま受け入れて、失礼だとか嫌われているのかとか、色々考えてしまった。
後で考えれば、どちらかというと自分がノルウェー語にもっと興味を持つべきだったとわかる。
車を降りるとき、スマホをちゃんと持ったか、ルーズに心配される。
めっちゃお母さんっぽくて、かわいい。
正直、この日は彼らと過ごすか、休みにしたかったのだが、彼らの気持ちにも答えておきたかった。
ノルウェー海洋博物館とフラム号博物館
ノルウェー海洋博物館でオスロカードが買えるので、ここをスタートにした。
ノルウェー海洋博物館は、ノルウェーと海との関係、船との関係が密であることを感じることができた。
何しろ、ノルウェーのことを知らなすぎなのであった。
中に鍵のかかった書棚にときめいた。
あと紐の結び方も実用的っぽくていい。
船のム号博物館では、オリジナルがそのまま展示してあるスケールの大きな博物館だ。
タッチパネル式のガイドには日本語もあり、助かる。
初めて知ったのは、ノルウェーの調査隊が北極大陸研究の先駆けであり、南極も含めてノルウェーの領土だということ
それは、ノルウェーが初めて北極と南極、2つの大陸に到着したからだそうだ。
船内はとても狭く感じた。極寒での調査は、現地で観測器具をつくるなど、本当のプロ集団だったんだと感じさせた。
近くにGjoa号も展示。
ソリの体験で、150kgと300kgを引く装置があった。
150kgはなんとか引っ張れるけれど、300kgは無理。
外国人の大人でもつらそうで、腰を悪くしそうだった。



コンティキ号博物館
さらに、隣のコンティキ号博物館。
イカダで太平洋を渡り、また南米の西の島々を発見した人々だ。
後期には、日本人のスズキトオルさんもはいっている。
こういうのは同郷として嬉しい。
実物が展示されているのは圧巻だ。
同じく、イースター島についても展示があったり、少しだけ日本語でコメントがある。
歴史にほんろうされた島、ということしは覚えてないけど。
実際にいかないといけないね。
お土産でネックストラップにつかえそうなものを見つけたが、見送った。
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

ヴァイキング船博物館
そこからバスでヴァイキング船博物館へ。
途中で降りて歩いて、朝に作ったサンドイッチを食べる。
グナーに包み方を教えてもらって、一緒に包んだやつ。
うまし。
バスと合わせて15分くらいで到着。
ここには、発見(発掘)された船が3船。
十字の配置で置いてあった。
だいたい900年くらいのものらしく、全体は真っ黒。
10本以上のセールの穴がある巨大なものだった。


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
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ノルウェー民族博物館
疲れて少し仮眠をとって、オスロカードを使い倒すため、となりにあるノルウェー民族博物館へいく。
ここは、甘く見ていて公園並みに広い。
時間がかかるからって少しのつもりが30分を超える滞在になった。
ノルウェーの昔の姿を写すこの場所は、国内の建物を移築しているようだった。
中国の人たちがたくさんいる。
途中で残りのサンドイッチとりんごを食べる。
古い建物の解説を見ていると、可愛い女性が入って見始めた。
外に来てこんなに印象が残ることは話をしないうえではめずらしい。
あの人なら、なんて思いながら、時々横目で見るだけで自分から立ち去ってしまった。
また途中で会えば、のまた、は2度となかった。
グナーから連絡が。
「今から帰るがどうする?」
まだ船にも乗ってなかったので、自分でアスケーまで帰ることを伝える。
ノルウェー民族博物館は、軽くとはいえ、約一周まわり、併設の展示物までみて出る。
めじらしく、公衆電話をみつけた。
オスロの中心地からアスケーへ
外でバスを待っていると、右と左、どっちのバスか確認をしていたら正解っぽい方向のバスが来た。
走って手をふり、扉を叩くが開けてもらえず、バスは立ち去る。
久しぶりにイラついた。
それで歩いて船着き場にいくことにした。
途中の高級な家々や入り江、猫、木々。
こういうのが見れたから、むしろ歩いてよかった。
歩くことで、体が覚えてくれる。
船着き場では、少し遅れて船が来た。
乗船時間は10分くらい。乗って検札したらすぐに寝てしまった。
景色もなにもない。
船は、市庁舎前に到着。
グナーから連絡が再び連絡が。
「18:00から食事を始めるよ」
なるべく彼らと過ごしたい自分は、帰るようにする。
メトロで中央駅に行く必要が会ったが、なんとか17:59にアスケーに着く電車で行けそう。
駆け足でいって、オスロカードで乗車できることを確認。帰路へ。
基本、電車は混んでいて座れない。
駅でグナーと合流して家に行く。
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
ノルウェー家庭の夕食
家ではすでに食事の準備が進んでいた。
今日はベランダで食べるようだ。ルイーズと会話。
今日は、気温も27度もあったみたいで、どうりで暑かったわけだ。
上着を2枚もっていっていたけれど、トレーニングに終わったわけだ。
ピーターがソーセージと肉を焼いている。いいにおい。
テーブルのセッティングをして、他のものや食器を持っていって準備完了。
ノルウェーの伝統料理。
薄い生地でソーセージとフライガーリック、ケチャップとマスタードで味付けをして食べる。
シンプルながらめっちゃうまい。
ただ、食べるときもっと喜びを出せればよかったと思う。
肉は普通にうまい。付け合せはサラダ。
食べてるとき、グナーは博物館の感想をきいてきた。
ノルウェーと船の関係について驚いた話をしたけれど、伝わったかよくわからない。
日本がなぜ大きな発展をすることができたか、という難しい質問。
すぐには答えられなかった。
思い浮かんだのは、江戸時代の平和な時代があったこと、その後にたくさんの命が失われたこと、を伝えてみた。
ノルウェーも以前は貧しい国だったために、興味がある質問だったようだ。
このとき、グナーが何を話してくれたかは覚えていない。
ただ、質問のことだけ考えていた。
食後にフルーツとアイスクリームがでてきてたまらない。
今日のような雲がなく気温の高い日は、ノルウェーでも珍しいそうだ。
それを味あわせてくれたことに感謝しかない。
食事では、ピーターと話しなかった。
食後しばらくして、グナーが作業を始めたのでまた手伝う。
電動ねじ回しを使ったり、のこぎりを手伝ったり。
自分もやらせてもらうと、結構力が必要で、グナーの上手さがわかる。
この時間、結構楽しい。
この日、ピーターは帰っていった。
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恒例のコーヒータイム
コーヒータイムとともに作業を止めて、団らんの時間。
TVをみると、ルイーズはいつも解説を入れてくれる。
彼女からは英語の取得について、たくさん話して、たくさん書いて、たくさん読むこと。
中でもとくにたくさん話すことを教えてれた。
自分はあまり話題を振らない。
だから心配してくれていたのかもしれない。
彼女たちは、アイスランド、そしてカザフスタンの旅行の写真を見ながら話をする。
この流れで、キューバへや今年中が絶対によいとか。
クロアチアのドブロブニク、スプリトがいいとか話してくれた。
昼間はグナーと。
夜はルイーズとよく話をした気がする。
24:00に上に上がって、日記を書いて寝る。
明日の時間は、10:00にしてくれた。
でも食事、先に食べてていいと言うことができないでいた。
補足
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