【旅の記録】モルドバの首都キシナウの散策:モルドバ【130 – 2】

モルドバ

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

【この日の内容は、記録が長かったので2回に分けています(後半)】

こんにちは、mickです。

滞在中のホステルは、気のいい奴らなんだけれど、フレンドリー過ぎてめんどくさい。
友だちならまだわかるけれど、あくまでお金払って滞在しているんだけどな。

ホステルでゆっくりもできそうにないし、モルドバの首都キシナウを散策。
さっさと、ポストカードや切手を買ったり、マクドナルドに行ったり。

ルーマニアからモルドバに来るときのバスで、一緒だったフランス人とワイナリーツアーにいく話もあったが、コミュニケーションミスで、できなかった。夕食のタイミングで合流して、一緒にお酒を飲んだ。

飲んだ勢いなのか、文化の話でいろいろ白熱。日本人は避けがちだけれど、思い切って話をするのも大事かもしれない。

日付:2017年9月25日(月)文化の話は面倒なこともある

日付:2017年9月25日(月)
地域:キシナウ
天候:晴れ

フランス人と合流して乾杯する

トーマスから連絡があり、バーに居ると。自分も回復したし、もう彼に会うこともなくなると思って、会いに行くことにした。今夜は、トルコパーティーだったので、メインのトルコ人のカシムにちょっとでてくるけれどまた戻ってくるから、と声をかけて出発した。

トーマスがくれた、地図アプリmaps.meのスクリーンショットを見て向かった。19時過ぎ、暗くなる夏の昼の長さが懐かしい。20分ちょいで狩れの居るお店に着いた。外のバルコニーですでに1杯やっていたトーマス。いつものように笑顔で迎えてくれる。

1杯ずつオーダーして、乾杯。彼の話では、ワイナリーのクリコバでは、テイスティングはなかったこと、中は広くて、1部はワインの保管用、1部は在庫用に使っているということだった。ツアーは、歴史やら特徴やらサッパリ教えてくれない、というか話にでなかった。

トーマスのカメラは立派で、ニコンのいいヤツ。レンズも超広角レンズをつけていた。他にも画像で、標準ズームレンズと望遠ズームレンズをもっていた。そりゃ重い。まあ、彼の写真はキレイなのだが、それだけ。言わない。自分も評価。

行きのバスが大変だったこと、帰りは同じフランス人たちと一緒にタクシーで帰ってただで済んだとのこと。彼含めて、4人。Webには、英語とロシア語のツアーしかみなかったので、フランス語のツアーがある事自体少し驚いている。

食事なしで、彼は2杯。自分は1杯で、彼の提案でお店を変更。彼のオススメのお店に行った。支払いは彼がトイレのついでにしてくれていた。
「安いから平気だよ」
といっていたが、今日のことの罪滅ぼしか、単に割り勘が面倒だったか。彼がハンバーガーを食べたお店にいく。

ビール4杯と肉プレートのスペシャルオファー。それができるまで時間がかかる、という戦線にトーマスが、フライのプレートを頼みたい、というので、値段は気になったがオーダーした。

トーマスは、店員が彼を覚えていたことに喜んでいた。そらフランス人が連日くればね。フライのプレートは、小魚のフライがおいしい。ポテトはポテトだし。

文化の話は白熱する

彼は相当酔っていたのか、捕鯨の話を持ち出してきた。終始、政治的に感じていた自分。自分の目で確かめないで、情報に踊らされている印象だった。なにせ、全てシーシェパードが主張していることと変わりない。彼オリジナルの情報がないのだ。それが怖かった。

「映画のBlack Fish と The Coveを観るんだ。そして感想を送ってくれ」
そう約束したが、人が人為的に作ったものの感想とはまったく困ったな。彼も日本にいって、実際を確認すると入っていたが。なお、日本が違法に調査捕鯨している話は、シーシェパードの話なので、それだけを主張してくるのはマジで気持ち悪かった。

日本人は、命に順列をつけないように努めるが、彼らは、海の哺乳類を崇める。彼らは未来のための話だからとフォローをいれてはきたが、さて。

この難しい話題には、相当の英語力が必要。酔いと疲れと。もどかしさは、顔と体に出ていただろう。心理学を専攻していた彼にはバレバレだっただろう。

自分でも気づいていたくらいだし。肉プレートはボリューム満点。最初のプレートが余計だったわ。しかし、彼がなぜここまで入れ込むのか、そこの話も聞く必要があったか。

いい感じにお互い酔っ払い、今度は彼のホステルの近くを通り、お別れを伝えた。わかれるときは彼とセルフィー。チャンスがあれば、明日も会いそうだったが、それは無い気がした。

夜のキシナウに繰り出す

ホステルに戻ると、門のところでタバコを吸っているトルコ人3人とスタッフ1人。
「待っていたよ」
というがヤバい。こいつら完全に酔っ払っている。ロシア系は酔うと面倒だ。

カシムは、待っていたよ、とつくっていた食事をすすめてくれた。昨日食べたのに、ライスが付いたもの。普通の味。お腹はいっぱいだったが、彼の気持ちには答えたかった。

彼らはこれからクラブにいくという。誘われたし、ロシアでのこともあって行ってみることにした。これが失敗の元だった。というか、酔っ払ったロシア系が居たからなのだが。

カシムを含むトルコ人3人、ロシア系スタッフ1人。停まっているのかなんか彼女っぽい女性1人。どうもスタッフの名前は、バレンティンというらしい。こいつ、体格もよくて手がつけられない。

トルコ人のうち、1人は完全に良い、1人はまともで、カシムもダメ。女性はステラといい、彼女はまとも。バレンティンもダメ。

酔っ払い、下手したらアジア人お断りのナイトクラブ

彼の案内で、クラブに向かうがなかなか着かない。途中でお店により出す始末。酔っ払ったトルコ人が、調子に乗って2リットルのビールを買い飲ませる。自分は飲んだふりをするのだが。バレンティンが吹き出し、吹きこぼす。バレンティンは、ロシア軍歌カチューシャを歌う辺り、ロシアよりだろう。

かなり歩かされて、駅近くの建物まで歩いた。ホステルから30分くらいだろうか。建物の前で、吐き出すFバレンティン。

エレベーターと階段を使って、クラブのあるフロアまでいきつく。トルコ人1人がビールを階段途中に隠す。うざい。

クラブのフロアで問題が起こる。セキュリティが中に入れてくれないのだ。バレンティンはダメ野郎状態。ビールトルコ人もだめ。まともな?自分が先に入ろうと、進められていくが、ダメだ、という英語を話せるセキュリティーと話をする。

「まず酔ったやつはダメだ。そして、今は酔っていなくても、次にそうなりそうだからダメだ」
と。まともなトルコ人、そして自分はもう帰るかモード。乙丑、他の酔っぱらいが壁を叩いてくるし、まためんどくさいこいつら。

バレンティンは、ステラといちゃついたり、クラブの音楽に合わせて踊ったり、いい気なもの。カシムもダメ。もう帰ろうと決めて、エレベーターへ。さり際にまともなトルコ人は、お店の人に謝っていた。

暴力沙汰は流石にビビる

ビールトルコ人。
「俺のビールどこだっけ」
とふざけたことを言い出し、さすがにキレ気味の自分。それでも隠し場所までつれていくいいヤツな自分。

バレンティンもカシムもエレベーター内に転がっていた。ダメ野郎ども。歩くのが遅い酔っぱらいにタクシーが必要かどうか。まともなトルコ人と話す。結局は歩いた。

カシムは、泣き上戸なのか、キスはしてくるは、泣きながら、ぜひトルコにきたときは家でもてなさせてほしい、と言ってきた。いいヤツ過ぎる。

バレンティンは、ステラと話をしている自分に嫉妬して、寄りかかってなにか言っている。無駄に身体がでかいからうざい。自分の中では、ダメ野郎認定。ビールトルコ人は、酔っ払った勢いで、
「(バレンティンに)お前のせいだ(クラブにはいれなかったのは)」
と殴りかかって、喧嘩が始まる。かまってられないので、放置。1時まわってもうどうでも良かった。

カシムは、子猫を見つけて上手にあやす。メチャ上手。猫は実家で飼っていたそう。あまりに上手で写真をパチリ。殴り合う2人はほっておいて、ホステルに戻った。さっきの子猫が中にまではいってくるくらい上手にあやしたカシム。まともなトルコ人が外にだしていた。

色々あった今日。シャワーも浴びないで眠りについた。

補足

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