【旅の記録】モルドバの首都キシナウの散策：モルドバ【130 – 1】

【この日の内容は、記録が長かったので2回に分けています（前半）】

こんにちは、mickです。

滞在中のホステルは、気のいい奴らなんだけれど、フレンドリー過ぎてめんどくさい。
友だちならまだわかるけれど、あくまでお金払って滞在しているんだけどな。

ホステルでゆっくりもできそうにないし、モルドバの首都キシナウを散策。
さっさと、ポストカードや切手を買ったり、マクドナルドに行ったり。

ルーマニアからモルドバに来るときのバスで、一緒だったフランス人とワイナリーツアーにいく話もあったが、コミュニケーションミスで、できなかった。夕食のタイミングで合流して、一緒にお酒を飲んだ。

飲んだ勢いなのか、文化の話でいろいろ白熱。日本人は避けがちだけれど、思い切って話をするのも大事かもしれない。

日付：2017年9月25日（月）文化の話は面倒なこともある

日付：2017年9月25日（月）
地域：キシナウ
天候：晴れ

体の調子が悪いみたい

扉の外は共有スペース。どうもさわがしく、耳栓を使うほど。が、耳栓は寝ているときに外れてしまう問題があった。なくさないで、今までこれているのが奇跡だと思っている。

昨日の朝と同じように、シリアルをメインで食べる。昨日は、ミルクないなー、なんて思っていたり、席ないな、なんて思っていたら、スタッフの1人が新しいミルクだしたり、共有スペースなんだから、席使いなよ、と声をかけてくれた。日本語で挨拶をしてくれたし。

まだ名前はきいていない。昨日、トーマスとメッセージで、彼が今日クリコバツアーにいくことは知っていた。そして、それもフランス語ツアーで。それでもよければ参加しな、と。値段は、30ユーロ。答えが出せず、回答しないままだった。

どうも身体がだるい。そんな朝。天気もよかった。天気もよかった。まず外に出てから決めようと思った。バスターミナルの方へ歩いていく。結局、ティラスポリ行きはやめて、クリコバに行ってみることにした。どうやっていくか、わからないが中央バスターミナルからでてるだろう、と勝手に思っていた。

ポストカードミッションをやっとく

先に、ミッションをやっておこうと思い、郵便局へ。無愛想な人だったが、つたないロシア語でキットとポストカードをゲット。これだけでもかなり安心する。

昨日は、雨だった凱旋門を見に行った。アジア人らしき男性が1人居た。その近くに教会があったので寄ってみると、入り口にロマの女性。自分を見つけると、ウソ顔の困り顔でいいよってくる。当然、無視した。

中はイコンのある、ルーマニア正教会みたいなもの。実際、どの宗派かはわからない。ロシア正教会なのか、モルドバ正教会なのか。平日昼間でもスーツを着た人がお祈りにきていた。

外に出るときもロマの女性はアプローチしてきた。気持ち悪い。さすがに諦めて、近くの塔の売店にいっていた。ものを買うお金あるんかい。また、別のロマの男性にも声をかけられ、しかもファーストコンタクトの距離が近い。パーソナルスペースを平気で越えてくる。彼らの気質そのものだろう。感謝のない彼らにも救いはあるのだろうか。

マクドナルドミッションをやっとく

お腹が空いたので、来た道を戻ることにはなったが、またマクドナルドに行った。またビッグマックのセットだ。今日は、月曜日。だいたい日曜日にしていた実家への電話をしていなかったので、供することにした。

最初に、父がでて、どうも昨日電話がなかったことが気にかかっていたようだ。いつもと変わらない、会話がありがたい。母は、まだ返っていなかったようだ。姉にもかわってもらって、最近まで体調を崩していた話を聞いた。

中身としては、子どもからもらったようだ。最初はどうも身体がだるかったよう。あまりにもそうだったので、熱を測ったら38度を超え、それでも1日は仕事に行くという、母たるタフさ。3連休で、回復にと止めてやっと大丈夫なのだそうだ。よかった。この話、自分も思い当たる節があるので、気に留めておくことにした。

モルドバの国立図書館で美人に救われる

トーマスに、クリコバへ行く、生き方を聞いていたが返信がない。遅かったか。ツアー開始が16時から開始なのは知っていたので、現地で合流でいいか、と軽く思っていた。

クリコバまでは、だいたい車で30分。15時くらいには、バスターミナルにいないとマズイと思っていた。今のうちに、とモルドバの国立図書館へ行くことにした。建物へは、昨日行っていたので、行き方は簡単。

そして正直、簡単に入れると思っていた。建物の中に入る。ゲートのおばさんが、IDとかドキュメントとか言ってくるので、インフォメーションへ向かった。んで、図書館の中を見たい話をすると、英語が通じない。

と、ちょうどそこにいた美人の子が通訳をしてくれた。
「いろんな国の図書館をみていて、比較したい」
すると、
「登録なんていいから、どうぞ」

とゲートのおばさんに話をつけてくれて、無事に入ることができた。3階建ての図書館。リーディングルームは、2つ。ホンは基本的に自由にアクセスできない。カテゴリごとに部屋が分かれているのだが、すべて扉が閉まっていて、入りにくい。

鍵がかかっている部屋もあってわかりにくい。オフィスもあるみたいで、扉が開けづらかった。トイレは無料。かかりの人に、借りたい本を頼んで出してもらうタイプだね。

しばらくしてゲートを超えるのを助けてくれた女の子にあった。少しだけ案内してくれて、階段のところで会話。とても英語が上手で、アガサ・クリスティーが好きで、借りに来たそう。本当は、留学してロンドンにいきたいが、いまはまだここにいると。少し複雑な事情がありそうだ。

今の自分の英語力では、深く質問ができなかった。
「もう家に帰るね」
とここでお別れ。惚れるくらい、素敵な子だった。

できるか？ワイナリーツアーの合流

天井の高いリーディングルームで日記をすすめる。15時ギリギリまで居座った。建物を出るとき、ゲートを通してくれたおばさんは居なかった。

急いで、バスターミナルへ。思った以上に遠くてまいった。周囲が見えないほど集中して駆け足で、バスターミナルに到着。ここからが大変で、チケットを売るおっさんにクリコバ行きを尋ねるもここじゃないという。
「書くものはあるか」
ほんの切れ端とペンを渡して、書いてもらった。
「向こうのとおりだぞ。急げ」
示された方向に行ってみるが、サッパリ。

書いてもらったメモをおばさんに見せると、きた方向を示されるという。余計に混乱する。トーマスから連絡があって、今どこ、てきな話に。
「クリコバ行きのバスを探している」
そう伝えるが、話が噛み合わなくなる。彼が位置情報をくれたが、彼はすでにクリコバに着いていた。それに、バスはバスターミナルではなくて、普通のバス停からバスに乗っていったそう。
「君の連絡をまっていたんだ。君が生き方を知っていると思ったから。それが全てだった」
「君がフランス語のツアーに参加したいなんて知らなかったよ」
と彼。それは正しい。が、少し意地悪をした。
「それ以上、君が尋ねないから」

すでに時間は、15:30を周り、16時からのバスツアーには間に合わない。
「楽しんできてくれ」
そういって自分はホステルに戻ることにした。身体がだるい。
「戻ったら食事にしよう」
とトーマスがいうので、彼の時間次第かだが、一応わかったとした。

まっすぐホステルに戻って横になった。まだ明るいのでアイマスクさまさまだ。18時くらいまで休んでいた。疲れてたので、必要な時間だったとわかる。1人のラテン系の男性がルームメイトとしてきていた。彼は寝ている自分を気遣って、出来を点けないでいてくれた。いいヤツ。

仮眠のとき、セルゲイと誰かが相談をしていた。初日に話をした人に対しての不満。上の階を買う検討など。ここは、セルゲイが居なくなったら、ボロボロなんだろうな。

補足