【旅の記録】未知の国のひとつモルドバ:モルドバ【129 – 2】

モルドバ

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

【この日の内容は、記録が長かったので2回に分けています(後半)】

こんにちは、mickです。

モルドバという完全に未知な国を散策した日のこと。
事前情報は、ブログ程度。日本でもニュースに出てくることはまずない。

未知だからこその好奇心と怖さがあったけれど、1日で大丈夫な空気だとすぐにわかった。実は当面の問題は、ホステルだったり。

ルームメイトのトルコ人はよかったんだけれど、ホステルのスタッフがやばかった。

日付:2017年9月24日(日)モルドバの首都キシナウ

日付:2017年9月24日(日)
地域:キシナウ
天候:晴れ、夕立

モルドバの国立美術館

歴史博物館を過ぎると、国立図書館へ。開館時間だけチェックして、この日は行かなかった。だいぶ時間がいいのと、トーマスとの件もあったからだ。それでどうしようかうろうろしていると、近くに国立美術館があった。それで入ることにする。この日は無料で入れてラッキー。

館内の内装は、白ベース。綺麗で素敵。多くの人が中央の階段でポーズを決めて撮りあっていた。

特別展示があって、そこからみていった。英語の表記がなかったので、プロフィールなんかはサッパリだった。人物の絵よりも、青を使った花の絵が印象的だった。

ある女性の絵は、パッと見は素敵なんだが、手の描写がちょっとひどい。じっくり見てみるもんだと思った。撮影は禁止らしいが、スマホだし、と思いこっそり撮っていた。

このひとは、肖像画が印象に残っている。同じフロアでは、常設展っぽい絵。さらに上の階は、ラトビアの特別展で、地域の民族衣装が飾ってあった。女性の民族衣装っていい。白ベースで、カラフルな刺繍。それに繊細。この展示とは関係ないが、大きなお皿が飾ってあった。

最初の階に戻り、左右のスペースを散策。イコンの展示を見つけた。その反対側は、イラストレーターの展示スペース。かわいらしい女の子の絵、かわいい動物。そんなんおで、勝手に女性作家だと思っていたが、ドット絵で作ったセルフポートレートは間違いなく、おっさんだった。思い込みは恐ろしい。

日本人好みの感じ。最初は、キリル文字が乗ってあったのに、途中からアルファベットに変わったのが、この国の時代の流れを感じさせる。

さらに奥に、まるで秘密の部屋のように撮影禁止の部屋があった。普通、追加料金で撮影OKになるのだが、この手のはだめになる。ヨーロッパ絵画の展示で、ロシアやイタリア、フランスの絵画があった。ロシアは、エルミタージュでみたようなものもあった。その関連性が面白い。

ロシアの1枚の絵、フルーツをもった若い女性に惹かれて、こっそり撮った。ここが1番メインなんじゃないかと思わせるような展示ばかり。ザルツブルグ家のもあった、かな。

ここでトーマスから連絡が気になり、SIMカードをチャージ。500MB/1日を設定。彼からは、ホステルで休んでいるという連絡だった。自分はもう少し、美術館を散策した。モルドバの芸術に触れた。

ホールで時間をかけて、写真を撮っている女の子が2人。あまりの熱心さに受けていた。自分も撮りたくなってしまって、セルフィー。閉館の18時ギリギリにあとにした。

トーマスの連絡を待ちつつうろつく。雨が上がっていた。夕陽がとても美しい。虹も見えた。いくつかの主要な建物を見てた。トーマスからどこにいるのか、というので、地図アプリmaps.meのスクショを送って伝えた。

地元の人の憩いの湖公園

どうも連絡が途切れる。なにやら人が出入りして気になった建物は、映画館だった。夕陽がきれいなので、湖のある公園へ向かう。かなり暗くなってきたが、間に合うかどうか。と考えながら歩みを進めた。

暗くていい気はしないが、公園の周りは、大使館が多いので、警備は大丈夫だろうと思っていた。確かに周りには、警備の人が経っていた。公園は、意外にも家族連れやカップルで賑わっていた。もう夕陽は、ほとんど傾いて、暗いほうだが、とてもきれいな眺めだった。だいぶ寒くなってきた。のんびりしすぎたか、と思うと同時に、何が一つ違っていても、今までの度はないと考える。

正解や間違っている、という話ではないと思う。自分で選んだこと。反省はあれど、全部OKなんだ。静かな湖面。トワイライト、にぎやかな人の声。そういきつくのは難しくない環境だった。

近くでバスキングをしている年配の2人組。モルドバにきて、初めてみた。Kくんは、昨夜のメッセージでバスキングができそうな所についてきいてきたので、思い出したけれど、メッセージは送らなかった。

ホステルにいるトルコ人

トーマスは、体調が悪いというので、今日会うことはなくなった。自分も疲れていたので、ホステルに戻ることにした。スーパーに夜のも考えたけれど、Googleマップの場所が遠くて途中でやめた。

ホステルでは、トルコ人の男性が作った料理を振る舞ってくれた。ホステルの人が遠慮していたが、トルコ人のおもてなし精神に押されて、明日の夜はトルコパーティーになった。

トルコ人の3人組は、大学を卒業して、何かの活動のためにキシナウに長く滞在するそう。うち1人は建物の電気系の配線やらライフラインやらを扱うプロだそうだ。

モルドバでの明日

Kくんに連絡を取ると、もうヴァルナに向かうという。たまに調子が悪くなるのがきたとか。彼と合流できないのは寂しいし、残念とは伝え、それ以上は何もいうつもりはなかった。旅人だから。

またブラショフで朝いちでブカレストという。ドナウデルタももう9月末。期待する景色はみれなかっただろう。疲れからか、身体がだるい。寝る準備を済ませて、さっさと寝ることにした。明日、トーマスとクリコバにいくか、ティラスポリにいくか、決められないでいた。迷いの中、眠りについた。

補足

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