11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録
2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。
巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…
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こんにちは、mickです。
ガイドブックにないところに行こうと思ったら、人にきくのが一番。
それも日本人でない人がいい。
その方が、日本の人がいかないような場所にいけるから。
ロシア人ばかりの市場にいったわけだけれど、振り返ったらよく1人でいったなと思う。
天気も空気もよかったから、まったく嫌な気はしなかったというのもあるか。
節約する旅のため、何も買わなかったけれど、居るだけで十分楽しめた。
いつか海外の図書館に行ってみたい。
そう思っていたのをもう一度叶えた日。
この日から、海外の図書館巡りがスタート。
ロシアの国立図書館。
以前、ニューヨーク公共図書館にいったときとはまったく違った感動を得たっけ。
あんなにすんなりと入れてくれるとは思わなかった。
それにずっと過ごせると思える居心地の良さは、いまでも忘れない。
日付:2017年6月7日(水)ロシアの国立図書館
日付:2017年6月7日(水)
地域:モスクワ
天候:晴れ
立地良し、日当たり良し、食事はない
朝日の差し込む直射日光で起きる。
汗がにじむ。
このホステルは、立地的に良い条件。
メトロにも近くてファストフードも近い。
赤の広場やクレムリンも徒歩圏内。窓も大きくて明るい。
ただし、ここホステルの人が用意する朝食が本当に美味しくない。
こっちの人は、美味しいと思っているのだろうか。
お米をシナモンやフルーツで甘くした食べ物で、ヨーロッパでよく見かけるやつ。
ほか、この当たりで特徴とされる黒パンに卵をつけたもの。
じゃがいものパテは、味付けがおかしい。
りんごのオーブン焼きは、冷めたから食べられたもの。
トルティーヤみたいなものは、唯一食べやすかった。
少し英語に自信、というより聞き取れないということに凹んで、声をかけられない。
ネイティブ系の人は特に。
結局、朝も大した会話しないまま外出。
ガイドブックにない市場
最初に行くのは、ロシアの市場。
フランス人のパスカルが写真を見せながらオススメしてきた市場だ。
ここは、地球の歩き方には載っていない。
少し郊外にあるところで、パルティクガンスカヤからあるいて10分ほど。
道中、怪しいミッキーマウスがカップルにからむのを横目にいく。
まずディズニーランドみたいな施設かと思ったら、お土産屋の並ぶ環境客を目当てにした市場だった。
マトリョーシカや毛皮、ロシア帽などが盛りだくさん。
値札はついてないので、人が買っているのを聞き耳を立てみると、だいたい1000円からで、ものによってはそれ以上の高値のものだった。
落花生を売っているお店で、それをひと袋50ルーブル(当時約100円)で買う。
試食した豆は美味しかったのに、買ったやつの半分はまずかった。
ちょっと騙された気分。安いからいいんだけどさ。
値段だじゃなくて、品もきちんと見定めないといけないね。
勉強になる。
鶏肉の串焼き
お昼が近づき、香ばしい匂いが漂う一角へ。
鶏肉、豚肉、ラム肉の串焼きを売っているお店が3つ。
売っているものは同じに見えるのに、差が見えておもしろい。
真ん中が最も下手にみえる。売りたいが立って、興味を惹き付けることができてない。
基本、お客は味と値段が気になるはずだがそれが伝わらない。
自分は売りの上手な、というか串焼きを買いそうな人を見極めて声をかけているおばさんから、鶏肉の串焼きを買った。350ルーブル(当時約700円)。
最初豚のつもりで、鶏に変えたのだけれど、お肉はパサついていて失敗だったかな。
焼き過ぎて油落ちすぎ。ボリュームは、ロシアサイズでパン付き。
今日の食事は、これと落花生でなんとかしよう。
小さな子連れの家族と相席。
ふと実家を思い出して、自分が家族が好きなことを再認識。
よいことだけれど、好きすぎるのも危ないとも思う。
自分の思い通りの家族を求めだすからね。
ロシアと日本を結ぶもの
市場を出て、近くの公園を歩く。緑がキレイで歩いていて気持ちがいい。
自然の中を歩くの好き。
教会を過ぎた当たりで、日本の友人がLINEで焼き肉を食べることを知って、連絡をとった。これが現地SIMカードの力だ。
彼らがいつもどおりに関わってくれることが嬉しいね。
ロシアと日本で連絡を取り合っていることがすごすぎる。
現金が少なくなってきたので、スベール銀行で7500ルーブル(当時約15000円)を引き出しておく。
潜入!ロシアの国立図書館
次はいよいよ、念願のロシアの国立図書館へ。
外国人である自分が入れるかドキドキ。
「あのー、ここ入りたいんですけど」
ロシアといえばの大きなおばちゃんが対応してくれる。
「ああ、この入館証をつけて入りなさい。荷物はあそこであずけてね。」
と、あっさりと侵入成功。やったぜ。
日本の図書館のイメージで、本がずらりと並んでいるかと思ったけれど、そうでもなかった。
学習室がたくさんあって、棚にある本は限られていた。
あとは、検索をして係の人に本を出してもらう、みたい。
学習室は、広い机、高い天井、パソコンにWi-Fi、電源。最高。
入館するのにハードルが低ければ、素晴らしい教育の場だと思う。
本が近くに無いのと窓が空いているのもあって、図書館独特の本の匂いはしない。
日本についての本がいくつか置いてある。
途中、昼寝したり、置いてある本をちょっと呼んでみたり。
「生きがい」なんていう日本の精神について書いた研究発表の本?を見てみたり。
ここ、居て全く飽きない。やっぱ図書館は好きな場所。
自分の学生の頃もよく図書館には通ったな。
そういえば、そのとき自分は何を思って通ったんだっけな。
10年も前になることだけれど、少しセンチになった。
「もっと図書館を利用したい、多くの人に利用して欲しい、人の叡智を活かしたい」
ファンタジー小説のイメージがふと湧いた。
友人にはたくさん小説を読む人が居るし、自分も読むからイメージが湧いたのかなぁ。
図書館には、カフェが付いていたのだけれどより損ねてしまった。残念。
一度行こうって決めたときにすぐに動かなかったのは、いつものクセだな。
ダメ、ぜったい
小銭入れを探しに、FixPriceといういわゆる00円ショップに立ち寄った。
カード入れが目的だったのだけれど、ビールが50ルーブルだったので思わず購入。
禁止されている路上でそのまま飲むわけにもいかず、ペットボトルに移してこっそり飲む自分。
のどが渇いていたんです、ごめんなさい。
そのあとユニクロへ。
ユニクロは、日本で買うよりも高い価格設定になっている。
日本の企業が外国のロシアにまで進出していることに感動してしまった。
自分も日本を広げたいと感じた瞬間。
買わなくとも、ここに来てよかった。
グム百貨店に立ち寄って、ロシアでMacBookProの電源を買ってみようと思ったけれど、8000ルーブルと日本の1.5倍もするからやめる。
北欧で買おうかな。
日本での価格と比較したくて、ロシアでないAppleストアをみるにはVPNが必要だった。
もっていたアプリのHMAが役立つ。
同じ百貨店でも、日本のよりグム百貨店の方が好き。天井高いし、空中のスペースが広いから。
なお、トイレは100ルーブルな。
DyDoの自動販売機があって、しかも日本の飲み物がそのまま売っていることにも感動。
2か所目のボリショイ・サーカス
さて、日本にも来るボリショイ・サーカスである「ツヴェトノイ・ブリヴァール」へ。
1000ルーブル(当時約2000円)で買った席は、微妙だったけれど、内容的には良かった。
まあ、モスクワについた日にみた最初のサーカスの方が好き。
スケール感がまったく違ったからだ。
今日みたものは、伝統的、というか少し古臭い感じ。
マジック、動物のショー。
近くにアジア人も少し物足りなさそうにしてる。
それでもアザラシが4匹でてきて、水を使ったマジックショーは圧巻。
会場からは歩いて、ホステルへ。
残っている35ルーブル分のトロイカを節約。
同じホステルに泊まっている、ニクとビリーと少しだけど会話ができた。
補足
MacBookProの電源を探している理由
旅にはMacBookProをもってきていた。
荷物を少しでも軽くしたくて、性能の低い電源をもってきてた。
使うにつれて、充電に物足りなくなってやっぱりAppleの純正品の電源が必要と思って探し始めたわけ。
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