【旅の記録】ホステルでの交流とモスクワ散策:ロシア【19】

ロシア

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

こんにちは、mickです。

午前中は、サンクトペテルブルグへの切符を手配したり同じホステルの人との交流がほとんど。

交流の際は、容赦のない英語の会話スピードに翻弄されつつも、なんとか過ごしてました。
なんかオランダの英語の訛りがなれないんだよね。
黒髪のホステルの子は、ほんと可愛かったし。

午後からは、モスクワ散策。

世界遺産の公園に行ったり、また美術品を見に行ったり。

なんかこの日もやたらマクドナルドに行ったな。
このころ、ほとんど自炊していなかったからマクドナルドが安く感じてたんだよなぁ。

日付:2017年6月6日(火)ロシアにドキッとする

日付:2017年6月6日(火)
地域:モスクワ
天候:くもり

節約するなら自炊すること

少しゆっくり目の朝。
最近は、歩き疲れて寝るのが24時くらいなので、朝はわりと早めと9時。

この日は、朝から英語の洗礼を受ける。
オランダ人の男性、スイス人の夫婦とリビングで会話。

オランダの人は声が小さくて聞き取り辛い。
どうもこれから、ウラン・ウデからウランバートルを抜けて、北京、そして東京にいくらしい。

長崎にも行く予定で「暑いのか?」なんて聞いてきた。

そういやもうすぐ日本も夏なんだ。
多くのヨーロッパの人にしたら日本は蒸し暑いんだろう。

スイス人の夫婦は、自分が世界を周っていることを見抜いていた。
奥さんからは、ドイツの「スイッツァランド」の発音でなんども指導を受けるし。
「ツァ」の音は、日本語にはない分簡単じゃない。

また、食事の話でマクドナルドに行っている話をしたら言われてしまった。

「節約のためには自分で料理しないとね」

まったくおっしゃるとおり。

女性の振り向くしぐさにドキッ

この朝、ホステルのスタッフにサンクトペテルブルグ行きの高速鉄道のチケットを取ってもらった。
ロシアの切符を公式Webサイトから買うとき、日本のクレジットカードが使えなかったからだ。
手数料は少しかかるけれど、旅行会社よりは安いから仕方なし。

買ってくれたホステルの女の子が印刷した切符を部屋で渡してくれた。

「スパシーバ(ありがとう)」

部屋を出ていく彼女にそういうと

「パジャールスタ(どういたしまして)」

振り向きざまにそういった彼女の笑顔には、すごくドキリとした。
ロシアの東側で生まれたという彼女は、黒髪でアジア系の感じがある。
なお、ごっつい彼氏持ち。

にしても、なんで女性が振り向く瞬間ってみんなキレイなんだろうね。

ビッグマックの味は世界共通

話にのんびりしていたから今日の出発は11時過ぎ。
お昼なのでロシアのビッグマックの味を確かめにいく。

機械で注文して早速いただきます。結果は。。。

「同じ味」

ビッグマックのソースは、世界共通らしいけれど本当みたい。

そういえば、昨日行ったマクドナルドで食べたあとを片付けたときに、ロシアの女の子にお礼を言われたときの笑顔、癒やされたっけ。

モスクワにあるマクドナルド
モスクワにあるマクドナルド
ロシアのビッグマック
ロシアのビッグマック
味は日本と同じだと思った
味は日本と同じだと思った
余談でトイレにあるドライヤーはダイソン製
余談でトイレにあるドライヤーはダイソン製

世界遺産公園のコローメンスコエ

次の目的地は、世界遺産の公園であるコローメンスコエにいく。

ホステル近くのメトロから1本でいける便利なところ。
メトロに乗るとき、リュックを背負わずに肩にかけていたら荷物チェックで止められない。
おもしろいな。

ヒゲが原因で荷物チェックじゃなかったのか…

この公園、めっちゃ広くて端から端まで歩けば1時間はかかるだろう。

ここには、古い教会や皇帝の別荘が立っている。
緑は心地よくて、モスクワ川の見えるビュースポットはお気に入り。

たくさんのツバメが飛んでいるのが、ロシアに訪れる暖かな季節を伝える。
白と黒のカラスとか、日本では見ないな。
鳥といえば、鳥の声がよく響いてく。

緑の中を長く歩いても疲れ知らずだと、自分が緑がすきなのだとあらためてわかる。
歩いて歩いて。

木造の建物に行き着く。

地下鉄で移動中
地下鉄で移動中
レトロ感がたまらない公衆電話
レトロ感がたまらない公衆電話
コローメンスコエの入り口
コローメンスコエの入り口
とにかく広い公園
とにかく広い公園
緑が多い公園
緑が多い公園
ヴォズネセニエ教会
ヴォズネセニエ教会
まだまだ歩く
まだまだ歩く
また教会
また教会
モスクワが一望できる
モスクワが一望できる
白と黒のカラスをよく見かける
白と黒のカラスをよく見かける

アレクセイ・ミハイロヴィチ宮殿

その名も、アレクセイ・ミハイロヴィチ宮殿。

入場料は、350ルーブル(当時約700円)もする。

荷物を預けて入ってみたものの、正直外だけでよかった。
建物はだいぶ新しいものだったし。

内装は展示場。
ここ、お風呂場があって、面白かった。
サウナとして温めた石でお湯をわかしていたそうだ。

宮殿というくらいなので、内装の再現もきれい。
15時過ぎて、このあとどこに行こうかと悩む。

アレクセイ・ミハイロヴィチ宮殿
アレクセイ・ミハイロヴィチ宮殿
入り口
入り口

かわいい造りの建物
かわいい造りの建物
別の角度から
別の角度から

さらなる美術品を求めて

美術品見ると面白いし、プーシキン西洋コレクション美術館へいくことに。
チャイコフスキー関係で音楽鑑賞も考えたけれど、やめた。

この博物館にいく途中、救世主キリスト聖堂あたりを通ったらすごい警備。
理由はわかんない。

小腹が空いたんで美術館についているカフェで休憩。
注文のとき、初めて「はっ?」っと言われた。
ああ、声が小さかったな。もっとハッキリ言おう。

なおこの美術館に来たのは正解。

特にルノワール。日本人が好きな絵の一つだと思う。
姉の好きなミロもある。
ここでは、ロシアでは珍しく日本人とすれ違う。ここには来るんだな、日本人。

ピカソやゴッホもあり、ゴーギャンの絵は多めだと思う。
最後は、再びルノワールのある部屋で満足。

移動はもちろん地下鉄で
移動はもちろん地下鉄で
ほんとキレイにしてる地下鉄
ほんとキレイにしてる地下鉄
プーシキン西洋コレクション美術館
お昼ごはん
お昼ごはん

日本人は必見の鷲の彫刻

次は、東洋美術館へ。
この途中、国立図書館の場所を確認。明日行こうと思う。

東洋美術館は、外国人料金で400ルーブル(当時約800円)とお高い。

ここで、中東って絵をみないよなって思っていたのを解決させた。
中東は、イスラム教の偶像崇拝禁止の関係で絵があまりない。
だけれどイランの絵が置いてあって、みることができた。

コーカサスの人々の写真がここにはあった。
チベットやモンゴルの区画あたりは、ウラン・ウデの美術館に通じるものがあった。

目当ての日本の展示区画がみつからず、美術館の人にきいた。

会話はロシア語。

「グジェー イポーニャ(日本はどこですか)」

やりとりは少しめちゃくちゃだったけれど、案内してもらえた。
こういうところにロシアの優しさを感じる。

「カキーエ」って、いわれてたのはー、なんだったんだっけ…

韓国や中国の展示区画を抜けて、日本の展示区画へ到着。
尺八のような太く響く音が聞こえる。

ここではとにかく、明治天皇がニコライ二世に贈ったという「象牙の鷲」をみたかった。

これ、実物はまじですごい。

日本人なら見ておくべきと思う作品。
象牙の彫刻なんて、今はもうないだろう。

地球の歩き方には、羽のことしか書いてなかったが、毛も丁寧に彫られていて鳥肌がたつ。

台座に乗る鷲の躍動感。

座ってじっとみたかった。
屏風の絵が雀っていうのもいい。

メトロ
メトロ

明日行くつもりの国立図書館
明日行くつもりの国立図書館
東洋美術館の入口
東洋美術館の入口
一度はぜひ実物を見てほしい
一度はぜひ実物を見てほしい

こんな風に展示してある
こんな風に展示してある
音楽学校の前にあるチャイコフスキーの像
音楽学校の前にあるチャイコフスキーの像

ときどき見かける日本人

尺八のような音色は、生の演奏。奏者の話によるとこれは尺八よりも大きい「法竹(ほっちく)」というものだそうだ。
なぜか奏者の男性がでるというインドの演奏会にくるよう勧められたが、日程が合わなかった。

近くの音楽学校でいまやっている演奏会、時間過ぎてだいぶたったから入ってみたらいいといわれて実際にやってみた。
そしたら、今日は試験の日で演奏をやってない始末。

帰り道のスーパーでその学校の生徒らしい日本人をみかけた。
異国の地で本気な人の姿って美しいよね。

フルーツジュース飲んでビタミン補給。
歩いていたら、小さな子連れの日本人夫婦をみかける。海外赴任だろうか。
この日は、たくさん日本人をみかけたな。

新しい宿泊客と耳栓

夕飯は、はいマクドナルド。チーズバーガー2つですませる。

ホステルに戻ったら、新しい人がチェックインをしているところだった。
その度に、同じ説明や様々な質問に応えるホステルの人に関心する。
見習うところかも。

リビングでは、カメラ談義をやってるみたいでちょっと入りたかった。
今日から上のベッドに寝る人。配慮の無さが気になる。
自分から言わない以上は進まないとはいえね。
上で動かれるとめっちゃ揺れてビビる。

ベッドのせいなのか、人のせいなのか。

今夜は本気で耳栓をつけてつけた。

今日もマクドナルド
今日もマクドナルド

補足

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