【旅の記録】ドイツ騎士団の城マルボルク城:ポーランド【85】

ポーランド

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

こんにちは、mickです。

ここ北にあるグダンスクに来た理由はひとつ。
この日に行ったマルボルク城を見に行くためでした。

中世ヨーロッパのお城としては最大級。
かつてはドイツ騎士団の居城だったところです。

第2次世界大戦で壊されてしまったために、再建修復したものになります。
が、かなり魅力的なお城でかなりのお気に入りです。

マルボルク城となりにあったアイスクリーム屋のお姉さん。
チョコレートをディップするのうまくなっただろうか。。。

日付:2017年8月11日(金)検札がない、つまり無賃ry

日付:2017年8月11日(金)
地域:グダンスク
天候:晴れ

豪華朝食付きの宿

なんだかゆっくりした目覚め。
外からは、カモメの声がする。
海が近いからだろうか。
広めのベッドで心地よく過ごす。

朝食付きなので、キッチンルームへ行く。
シリアル、パン、ジャム、バター、牛乳、トマト、ミート(フィッシュ?)ペースト、たくさんあっていい。
どれも美味しかった。

昼食用に、サンドイッチを2つこしらえる。
人が食べている黒い容器に入ったサラダを見て、昨夜の女の子が説明してくれた内容が理解できた。
冷蔵庫を開けると、自分の部屋の名前が付いた容器が入っていた。
すでにパンを数枚とシリアル、トマトにペーストを食べていたので、とてもじゃないがお腹いっぱい。
いいこと。

ポーランドは切符買うの難しすぎる

ついに事前にスタッフに聞いていた、マルボルク城に向かうことにする。
電車は、11:45の電車。
9時台に乗るなんて自分には到底無理な話だった。

スタッフに聞いたチケット売り場の解釈を間違ってたらしく、最初SKM社の前に並んでいた。
3つのうち、2つの窓口が開いているものの、それぞれ15人の列でかなり長い。
回転が良いので進みは良かった。
自分の番で、「マルボルク」と伝えると、「上の階だよ」と言われてしまう。
そう、売り場を間違えていたようだ。
うわっと思いながらチケット売り場を探す。

PKPのインフォメーションで尋ねると、「その列だよ」といって20人くらい並ぶ列を示された。
発車までは15分もない。
「切符って車内でも買えるの?」
「12.07ズウォティ(当時、約370円)だよ」
とのこと。それで切符は車内でかうことにした。

プラットホーム1へ向かう。
電車は時刻通りに到着。
席について検札を待った。
1人、日本語のガイド本を読む男性を見かけた。
彼もマルボルク城に向かっているのかもしれない。
話しかけることはしなかった。

マルボルク城へは1つ手前の駅で下車

maps.me をみて、マルボルク城手前の駅、Malbork Kaldowo で下車する方が川越しにマルボルク城が見え、そしてお城にも近いということでここで降りる。
結局、検札が来なかったので、無賃乗車となる。

ここには来たかったお城でもあったので、これて嬉しい。
とても人気があるみたいで、多くの観光客が来城していた。

友だちになにか伝えられるかと思って写真を送ってみる。
早速返信があり、城っぽくないという。
写真撮るのが難しい、そう思った。
角度を変えて、撮り直し。それらしくなったそう。

友だちにSkype配信

1週間3GBでインターネットの余裕もあったので、Skype で配信してみた。
なにかの設定のせいで、映像がいまいち。
おそらく、スマホの機能スタミナモードのせいだと思った。

「場内に入ったらまたやるよ」
と相手に伝えて移動する。

川越しに観るマルボルク城は、美しい。
戦い、防衛、統治、のためとはいえ、そのときに必要なように造ったからだと思う。
よく復元している。

橋を渡って、城に近づく。
自分は、全体が見える遠目からが好きと確認する。

マルボルク城周辺では、たくさんの売店が出ている。
ポストカードを買うつもりだが、写真のどれも「Malbork」と文字が入っているのが気に入らず見送ることにする。
ウッチのアイスの思い出があって、ここでも買うことにした。

4回?漬けのチョコディップ

大サイズが5ズウォティ(当時、約150円)ではあったが、ウッチのほうが1.5倍大きい。
チョコレートを付けることが出来たのだが、出来たソフトクリームを逆さにしてチョコを付けるものだから、アイスが落ちること落ちること。
4回目にしてようやく成功。他は捨てられてもったいないことをした。
係の女の子も頑固なのか仕事なのおか真面目なのか見てるほうが落ち着かなかった。

お城の周囲は、家族連れがたくさん。
兜と剣、マントを付けた男の子がかわいい。
やっぱり騎士に憧れるのだろう。
武士に憧れる日本の子どもたちと変わらない。男の子だなって思う。

オーディオガイド付きのチケット

入り口、というかチケットの売り場がわからずにうろつく。
チケット売り場を示す標識はちょっとわかりにくい。
それくらいお城が広い。

「カッサ」を見つけて並ぶ。
30人くらい人が並んでいてびっくり。
進みがよかったからよかった。
オンラインで買うには、チケットの種類が多いのと、入力項目が多くて途中で諦めました。

デフォルトでオーディオガイドがついていて、料金、39.50ズウォティ(当時、約1200円)といいお値段。
日本語のガイドなんてないので、英語のオーディオガイドを借りてスタート。

このとき、同じに翌日以降のことを考え始めてしまう。
明日は土曜日で宿は埋まってしまい、残りの宿は高い。
グダンスクに延泊か、トルンやクラクフに移動するか、いろんな選択肢がある。
Booking.comをいながらガイドで周るので集中していたとは言えないな。
反省すべきところ。割り切るのがいいチョイスだったと後で思った。
最悪でもお金で解決できてしまう話だからだ。

自分は、諦めが悪くて頑固なところが取り柄だけれど、そればかりでは「今」を逃してしまう。
固執していては怪我をしてしまう。
この振れ幅を大きくしていく。旅のテーマというか、自分改造だ。

とにかくでかいマルボルク城

外壁から見る教会、外壁は日本の城のように昔には周囲に水を張ってあったようだ。
中間ではちょっとした罠があって、ゲートの上に(たしか)お湯を流す口があったとか。

マルボルク城は、とにかく広い。
まだチケットを使って中にはいれていない。
鍛冶屋や馬屋が入っていた通りを抜けて橋へ。
その橋がチケットの確認ゲートになっている。

外側を半周しているが、かなりいいな。
やっと場内に入れる、と思った。
城壁にはモザイクのようなデザインがしてあって、ウクライナのチェルノフツィの大学の屋根でみたのに近いものを感じた。
なお、この屋根の復元は大変だったらしい。

中庭に入って、再び友だちにSkype。
自分もだけれど、中庭の広さと人の多さに驚いていた。
スマホの設定を変更した(スタミナモードを外した)のもあって、今度はよくみえるらしい。
しかし、やってみて思ったのだが、ただ配信するだけではよくわからない、というか伝わりにくいということ。
そして何を伝えていいかわからない状況になった。

これはすごい気付きだった、というか気づいていたけれど腑に落ちてなかったことがあらわになった、ということだ。
玉座または場内によくある教会でまた配信することにした。

マルボルク城で明日の予定を考え始めてしまう

ここから30分以上、明日の行動について中庭のベンチでスマホをいじりながら、クラクフかトルンかグダンスクか、ワルシャワか。
ホステルやその移動手段のバスを探していた。
あまりに集中していて、周囲のことが気にならなかったほどに。

少し危険というか場所を選ぶべきだ。
今回の旅でたびたびやらかしていることで、少し再考する必要ありだ。
15:00に手を止めるつもりが15:30をすぎたため、いい加減に動くことにした。

ハイテクなオーディオガイド

オーディオガイドは優秀で、GPSを使って今どこにいるかを判断し、それに合わせてガイドが流れる。
画像つきでありわかりやすい。
いや、広すぎてそこまでしないとダメなのかもしれない。

閉場は19時。それまでにはすべてみれる、そう思っていた。
しかしガイドに従っていると移動時間と撮影時間を含めると、1から2時間では足りなかった。
展望室があったか定かではないが、物見台の上、それから騎士の庭にまでは行けなかった。
不思議な魅力があるこのお城。
やはり第2次世界大戦で壊されていた。
修復に関する展示もあって、かつての頃のスケッチを頼りに復元を進められたそうだ。
マルボルクとその周辺地域の歴史、武具、琥珀の展示。

武具は、トルコなどの中東のものまであった。
コハクは凝っていて、コハクとはなんぞや、からその産業、作品が展示していた。
コハクに関しては、バルト海がらみで、スウェーデンでみたのが懐かしく思う。
昔は、緑の塗料が最も高価だった。
それを城の室内の装飾に用いていた。

マルボルク城は、そもそもドイツ騎士団の城なのでその由来もドイツ語から。
聖母マリアの名前を持つ、修道会の城。

井戸の上にはシンボルの鳥。
調理場が有名なのか、しっかりと展示してあった。
パンも焼いていたし、さまざまな食材、そして香草を使っていたようだ。

帰りも検札なし

19時で名残り惜しく退城。
ヘッドセットを返却して、外壁をまわって鉄道駅に向かう。
なぜが外壁に接吻。
誰もいないのだけれど、恥ずかしかった。

近くに広場では、イベントで出店や音楽をやっていた。
横目に見ながら進む。
マルボルク城以外は何もないこの街。
観光資源がない、そう思った。

駅の周辺も何もない。
ケバブ屋がなくなっているから、よほど人が来ないとみえる。

列車は遅れているようで、いいタイミングで乗れそうだった。
切符売り場はまた10人くらい並んでいる。
今度は進みが悪い。

また車内で切符を買おうとホームへ向かう。
最初に来たのは特急列車みたいで、係の人もしっかりいる。
乗るのがはばかられて、乗れなかった。

次にきた古い列車に乗る。
場所によっては電灯さえついていない。
しかもそんな席に座った。

薄暗い中、日記を書いたり景色を見たりで過ごした。
各駅に停車するタイプだったので、時間はかかった。
また今回も検札なし。

ロシア語を勉強する韓国の女性

マクドナルドでまた夕食をとってホステルへ。
シャワーを浴びるころ、韓国の女の子が来た。
ロシアに勉強のために居るらしい。
なんで、ロシアのモスクワなのかはきかなかった。

「英語よりはロシア語の方がいける」
という彼女の発言がすごい。

寝る準備をすませたあと、日記を部屋で書く。
この日、満室のはずが韓国の子と2人だけ。
もう1人はおそらく遅くに返ってきた。

レセプションが23:00までとはいえ、どうなっているのやら。
今日のレセプションの人は笑顔ゼロ。
まじで怖い。

そんなこのホステル最終日。
明日はなんとか見つけた比較的安い宿に移動する。

外は雷雨。

補足

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なんと当時のじゃらんnetは、ロシアはウラジオストクの宿が予約できた。
(2021年3月時点ではホテル単体での予約は無理みたい)
自分の国内旅行ではよくお世話になります。

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