【旅の記録】ポーランド入国はすぐにウッチへ移動:ポーランド【82】

ポーランド

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

日付:2017年8月8日(火)ポーランド第3の都市ウッチ

日付:2017年8月8日(火)
地域:ワルシャワ行きバス車内、ワルシャワ、ウッチ
天候:晴れ

ポーランドの入国審査

ポーランドの入国審査のために起こされる。
自分の荷物を持って列に並ぶ。
前の人達は、何語かでやりとりをしていた。

自分の番。
身体のしっかりしたポニーテールのお姉さん。
いつものように、メガネを外してじっと相手の顔をみつめる。

何も質問してこない。
彼女は隣の係の人に質問しているようだ。
「ビザって必要だっけ、日本人は」
みたいなことだったんじゃないかな。
そのあと、ペラペラとページをめくり、なんとフィンランドの入国、リトアニアの出国のスタタンプの場所をみつけてスタンプ。

どういうことか。
つまり、シェンゲン協定を守るように警告された気分だった。
そのまま荷物検査。
と思いきやスルー。だって係の人が「いけっ」っていうんだもの。

ホッとしたのもつかの間のトラブル

心配をよそに、あっさりと終わった。
ここの併設のトイレは、2ズウォティ(当時、約62円)と有料。
外で松には寒いので、建物の中でバスが通過するのを待った。

他の人も、特に問題はなさそうだった。
バスが来て、荷物を載せて座席に戻る。
緊張が解けたのか、この旅で一番の腹痛に襲われた。

アテンドの人が食事を準備していて、すぐにトイレに入れず辛かった。
(トイレは、アテンドが作業するする後ろにあった)
ギリギリで用をすませることに成功。

ここはウクライナじゃない

外は霧。
ここがもうウクライナではないことを言われたようだった。
再び目をつむり、再び覚めたのは、9:30を過ぎてからだった。
到着予定時間がちょうど9:30だったので、遅れている。

でもワルシャワには入っていたので到着はもうすぐ。
10時を少し過ぎたあたりで、ワルシャワ西駅に到着。

どうやって友だちと合流するか

さて、どうするか迷ったぞ。
Uださんのフェイスブックで、ウッチのどこかの図書館で13:00から美塾の体験セミナーをすることは知っている。

ポーランドに入ったばかりの自分は、ノーキャッシュ、ノーネットワーク。
ウッチまでは、電車だと1.5H。バスでは、2.5H。
移動が早いので、とにかく鉄道の駅に向かった。
バスは、長距離しか発着してなさそうだったから。

今は快晴。
いい流れが来ている。
天気占いというと俗っぽいか。

西駅は新しくて近代的できれいな造りをしていた。
エスカレーターで下って、マクドナルドをみつけてしまって朝食。
ウクライナからすれば、確実に物価は上がっている。
9.9ズウォティ(当時、約300円)。
バーガーひとつでこの価格だもの。

適当に切符を買ったらダメだった

チケットカウンターは、15人ほどの長い列をなしている。
自動発券機があるので、それでトライしてみた。

カンで操作していく。
ポーランドは、いくつもの鉄道会社が入っていて、切符はその会社ごとに異なる。
だから、切符と乗車する列車の組み合わせが大事。
しかも、会社によってホーム駅が異なる。
使いにくい。。。

まず、10:45のICを逃したのが痛い。
とにかく、11:15があるので、該当しそうな切符を買う。
KLMを買ったつもりが、違う会社のがでてきがのが謎。
不安だ。

電光掲示板にしたがって、6番ホームへ。
念のため、ホームに居る人に切符があっているか尋ねてみた。

1組目の親子は、わからないという。
2組目のカップルは、そう!なんて応える。
ここで安心したのがミスだった。。。
このあと、2人は英語で会話を始めたのだった。
現地の人ではない。

このあともう1組に確認すべきだった。
電車が来て、乗り込み、席につく。
すぐに男性の検札が来た。
ドキドキしながら切符を見せる。

ポーランド語でなにかいってきた。
マジで英語じゃない。
でもわかる。
切符が違うのだ。
悪い予感があたる。

「ちょっとまってろ」
そんな感じで、別の係の人と戻ってきた彼。
「チケットを買ってくれ」
そういうから、クレジットカードを出す。
だって、入国してすぐで現金がない。

別の係の女性が、親指と人差し指をこする。
【Cash】
つまり現金だ。
「いまはない」
そう伝えると困ったように2人は去っていく。

あれ?
次の駅で降ろされるのか不安になりながらも電車は進んでく。

1つめの駅
2つめの駅

駅に停車するがお咎めがない。
気持ち的に日記を書く余裕すらないまま、うたたねしたりボーッとしたりして、ついには目的地のウッチ駅に到着した。

さっきの検札の女性がいたから声をかけるが反応なし。
自分はいなかった。
きっとそう扱ったに違いない。
そうな判断して、心のなかで感謝をして移動を始める。

まずは現金とSIMカード

まずやることは2つ。
現金の入手とSIMカードの入手だ。

駅のマクドナルドのフリーWi-Fiを使って、ウッチ駅近くの銀行と通信会社のショップのPlay Salonの場所を調べておいた。
ウッチの中央駅は、最近できた新しいもので、大きくてキレイ。
変な空気も感じなかった。
グレー調の色使いは、まさに石の文化であるヨーロッパの建築そのものだった。

まず銀行へ向かう。
ウッチのメインストリートが近くにあり、そこに集中しているようだった。
ミレニアムBankで500ズウォティ(当時、約15000円)。
クレジットカードとうまく使い分けたい。

次に、Play salon。3組ほど人が居る。
そのうちひとりのおっさんが後から来たおばさんを通じてしまたので、5組目になってしまった。

若いメガネをかけた人に対応してもらう。
プランが容量+日数という制限付きという非常に使いづらいシステムになっている。

しかも、トップアップしても日数はプラスにならない。
まいった。
それで3GB+7日間を9ズウォティ(当時、約270円)で買う。

ポーランドは今年からSIMカードの購入にID登録が必要なため、わざわざここに来たわけだ。
なお、国内でしか使えないという。
店の中でSIMを入れて、Eんちゃんに連絡をしてみる。
運良くすぐに返信がきて、図書館の位置情報が送られてきた。

ウッチの小さな図書館で美塾と再会

近い。
ミラクルが起きたと思った。
実は、Eんちゃんたちの泊まるホテルと自分のホステルは1kmしか離れてない。
すごいこと。
もらった位置情報をみながら、図書館を目指す。

フル装備であるものの、これから会える人たちのことを考えると平気だった。
【BIBLIOTEKA】
見慣れた文字の建物を見るけることができた。

張り紙があって、今日のイベントのことが書いてあった。
ポーランド語だが、13;00からというのと、なにより江戸の和服美人の絵が載っていたからすぐにわかった。
中に入って、受付の人に尋ね、中に入った。

会場の扉は開いており、開放されていた。
中には、メイクのデモが終わったばかりのUださんと、その記録を撮るEんちゃん。
奥には、JこさんとKらさんが見える。
荷物を置かせてもらって、一番うしろの席で見させてもらった。

異国の地で、美塾がセミナーしている。
その現場に自分が居る。
すごいこと。
この場にいることで感動して、目頭が熱くなった。
Jこさんの3分メイクもハンパない。
異国の地ですごい緊張したと思う。
それでもやりきる姿に本気、そしてプロの姿をみる。

Uださんも笑顔はあるが、目は真剣。
その姿を生で見れることは、幸運としかいけなかった。
Kらさんにあいさつする。
が、きっと名前覚えてくれてないだろう。

ポーランドの女性は、積極的に質問をしていた。
どうしても、まずメイク道具に拘るのは日本人と同じだった。
Uださんは、わかりやすく、説明をしていた。

魅力マトリクスのくだりで、ポーランドでも4つにカテゴリに分けることがある、というのに興味を持った。
こちらでは、春夏秋冬としているそうだ。
意外な共通点が面白い。

自分がイベントに入ったときは、開始から1時間経ってたので、すでに空気は出来上がっていた。
すごいことだった。
美の意識は、この国も大切にしてるとわかる。
ただ気なったのは、みなさんの靴。

夏というのもあるかもしれないが、あまりキレイなサンダルではなかった。
その人は足に出る。
そう思っているので気になった。
説明できないのがもどかしい。

Uださんは歓迎してくれて、しっかりと両手で握手をしてくれた。
その姿が心理学の先生とだぶる。

年齢が近い分、Uださんの方がかかわりやすい兄貴みたいな距離だ。
急遽、集合写真を撮ることになり、撮らせてもらった。
その後の自由時間の撮影を少しした。
役割をもらった気がして、抵抗少なくできた。

ポーランドのことわざ

日本からの飴玉をもらって喜ぶ。
爪楊枝の民芸品は、ちょっと困る。
UださんとJこさんが、ポーランドの女性にメイクをする。
素晴らしい光景。

みなさん喜んで、その顔が笑顔は生気ある少女のようだった。
まるで、花がいま咲いたみたい。
Uださんもなにか手応えを感じたんじゃないだろうか。

Jこさんが片付けをするとき、コップを1つ割ってしまった。
ポーランドでは、「コップが割れることは幸せを運ぶことだから、今日はラッキーな日」だという。
素敵なお話をきかせてもらった。

16:00前に移動を開始。
図書館の方も最後まで親切にしてくれた。
タクシー2台で行動。
自分もお供させてもらった。
ウッチーと2人だけのタクシー。
めったにないチャンスなのに、モノに出来なかった。
「目的がない旅」そういうことに、抵抗と恥を感じていた。
そして、Uださんは「今の状態に何ができれば帰国したときによくできるか」
など色々考えてくれた。
ナンパ、野宿、危ない目に会う、働く、ものを売る、etc…

あらためて、なんのために旅に出ているのか、考えるきっかけを与えてくれた。
10分もかからないうちに目的地につく。
ショッピングモールのようだ。

久しぶりに大勢での食事

メキシカンの料理で、テラス席。
みんなで食事をする。
普段ならおさえるが、ビールを注文。
食べ物はUださんが適当に選んだ。
タコス、チリ味の焼きにくいため生地まき、ポークステーキ、トウモロコシの生地で巻いた鶏肉。
チリは結構辛かったが、ほかは美味しかった。

Eんちゃんやみんなとの再会を改めて喜び、ジョーさんとさださんにビデオメッセージを送った。
照れる。
Kらさんは独特な空気をもつ人で、なぜこの人がすごい人なのかはかなり測りかねていた。

それでも関わる人がアラブの王族だったり、チベットの王族だったりと、普通の人ではありえない人とのつながりがある人だった。

食後、通訳のイズミさんの旦那さんがきてもりあがる。
優しそうな人。イズミさんは謙遜してたがね。

Kらさんは先にタクシーに乗ってホテルに戻り、我々は辺りを散策。
ここは元の繊維工場だったようだ。
門の跡や持ち主の屋敷が残っている。
その屋敷にEんちゃんたちは午前中に行って、素晴らしかったようだ。

Uださんが写真を見せてくれた。
いろんなポージングをして撮っているのがおもしろくて、自分にはないなって思ったしそう伝えた。

Uださんはカメラを持ってよく撮影をしていた。
どんな画をとるのか気になる。

ウッチのショッピングモール散策

ショッピングモールの中で一度解散し、1H後にまた集合。
イズミさんは、今日はここでお別れとなった。
Uださんが目をつけた服屋さんがおしゃれで良かった。
セールでかなり安くなっていた。
自分は荷物が増えることを心配して買わなかった。

ショッピングモールは、とても広くて1時間じゃたりないくらい。
自分はよくスポーツ用品店をのぞいていた。
なんか好き。

Jこさんは靴を買ったようだ。
オシャレ。

集合場所に現れたUださんは、さっきの店で服を買っていた。
流石だと思った。
タクシーに乗ってホテルへ。

思い出になった場所

NOVO HOTEL。
これでダジャレを連発するUださんがなぜかうらやましく、なぜかドライバーを気にした。
Uださんの部屋にお邪魔した。

「目的はないが、動かないといけないと思ったから先に動いた(旅に出た)」

そうUださんに話す。
「それはいいと思う」
といってくれた。
すぐに他のメンバーが集まって、ベラルーシのビザの申請用紙に記入を始めた。

Eんちゃんからは、補給物資を受け取ることがついに出来た。
本当に嬉しい。
ギリギリまで受け取れるかがわからなかったから、なおさら。
いざ受け取ってみるとその質量を感じた。
もっと軽いと思っていたから、Eんちゃんに申し訳なかった。

これを入れ替えるとなると、かなり考えないとダメかもしれない。
そう思った。

申請書を書くのは大変みたいで、全員総出でやっていた。
Kらさんが突然に発する言葉で、みんなを焦らせた。
ワルシャワの朝9時に領事館の前につかないといけないらしく、朝6時のバスでUださんが代表していくことに。

最初は、Kらさんがいくつもりだったらしいが、気が変わった様子。
二つ返事で「僕が行きます」というUださん。
だからすごい。
自分も一緒にっていわれたけれど、言葉を濁してしまった。

この差だよなぁって思った。
自分は日記を書きながら周囲を見守った。

23:30頃みなで1階のバーで食事をした。
ハンバーガー、パスタ、ライスヌードルベジ、ライスヌードルミートを頼んで食べる。
どれも美味しかった。

時間が時間だからレンチンで作る、なんて笑っていたがそうではなかったようで安心した。
値段もそれなりだったので、そうでないと困るのだが。
Uださんの部屋に戻って作業は続く。
「泊まっていったら?」
Kらさんの言葉はありがたかったが、宿泊費は払えないし、荷物の整理もしたかったので、失礼することにした。

Uださんがレセプションで印刷を頼むタイミングで、一緒に1階へ。
「ここで会えるなんてなにかあるよね」
というUださんの言葉が残る。

また明日、そう行ってホテルを出た。

意外と歩けた深夜のウッチ

深夜のポーランド。治安を心配していたが、該当もしっかりして安全そうだった。
20分くらいでホステルに到着してチェックイン。

ツインの部屋になっていた。
荷物を広げられるからありがたい。
シャワーを浴びて、荷物の整理を始めた。

これが朝までかかって、床についたのは4時をまわってからだった。
明日は9時に集合。
頑張って起きないといけない。

それでもこの日、ここまでやっておいてよかったと思う。
翌日からは、リニューアルした装備で、散策を始めることができるからだ。

明日、Uださんとは行動しないが、Eんちゃんたちとウッチを見て周れるのは楽しみ。

補足

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