11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録
2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。
巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…
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こんにちは、mickです。
朝の5時台のバスに乗るという旅っぽいことをやる。
なれてないところで暗いうちに移動するのはドキドキする。何事もなくてよかった。まあ、恐れすぎという話もある(笑
バスの移動は10時間を超えてはいたものの、乗っていれば到着するので楽。乗客との絡みはなかったけども、移動は十分に楽しかった。
ルーマニアに入る前、意味もわからず怖がっていた。ブラショフのホステルに着いたとき、ルームメイトに話をしたら一緒に夜の街を歩いてくれた。
これがルーマニアに対する気持ちが切り替わる大きな転機になった。
日付:2017年9月13日(水)なぜか不安だったルーマニア
日付:2017年9月13日(水)
地域:ブダペスト、ブラショフ
天候:晴れ
ドキドキの早朝出発
今日は早朝出発の日。この旅で1番の早さといえる。シベリア鉄道で目を開けたときのことを思い出す。流石にまだ外は暗い。4:15。この暗さでの移動は少し怖いと思った。前日にほとんどの準備をしていたので、することは少ない。おそらくフリーだろう卵2つをゆで卵にして、今日の長期より移動に備えた。
食料の分の重さがあるが、いける。ホステルのチェックアウトの指示にしたがって、鍵を返却して出発した。いつも出発時にベッドの写真を撮っているが、こんなに食らううちに撮ったのは初めてだった。
少し肌寒い。そして楽しかったブダペストを出発する。徐々に明るくなってきて、移動にも少し安心が生まれた。でも、バスターミナルまでは、メトロを使う。油断はできない。ミニバンから10人くらいの人が降りてきて、一斉にメトロに向かったのは少し焦った。
とにかくブラショフ行きのバスに乗った
プラットホームに着いたとき、1本の電車が止まっていた。が、方向が正しいかわからなかったので、乗らなかった。それで次の電車までの表示が15分。ビビった。あまり時間がない。ドキドキして次の電車を待った。実際は10分くらいで来た。メトロでバスステーションに着いてからも乗り場を探すのに一苦労。
5:20頃、1台の白いバスをみつけた。行き先は、ルーマニアのブラショフを経由するブカレスト行き。エコラインとFlixbusの共同運行便だ。行き先があっているから、ドライバーにチケットのバーコード、そしてブラショフにいくことを伝えると、いつもあるチケットチェックなしで乗せてくれた。
登場者は、5、6人。そして5:30発のはずが、5:20に出発。
「セーフ」
とおもっていたが、バスターミナルを出たところで、別のFlixbusをみかけた。
「あ、やばい、あっちなんじゃね」
そう思って焦った。が、もうどうしようもなかった。今乗っているバスもブラショフにはいくから、と諦めた。
ブダペストからブラショフの約12時間のバス移動
ブラショフへは、ハンガリーのブダペストからルーマニアのブラショフまでは、11から12時間かかる。こんなにバスの煮るのは、ワルシャワからライプツィヒ以来か。最初は、バスに乗れるかの緊張、そして早起きもあって寝ていた。少し起きたトキハ景色を見るか、スマホでブラショフの情報をみるか。フェイスブックの投稿も溜まってたので、それも書いていた。
あっという間に国境。ルーマニアは、EUではあるが、シェンゲン協定の準備中。そのため国境でのパスポートコントロールがある。ここも緊張だ。係の人が乗客のパスポートを回収する。このとき、顔を見ておしまい。自分のパスポートが返ってくるのを待つ。そして返ってきたのをみると、ハンガリー出国、そしてルーマニア入国の両方のスタンプが押されていた。ハイ終了。すんなりと終わり。
EU圏の移動のしやすさをありがたがった。国境に近づくとき、渋滞でバスが停まるとそのたびい中央のドアが開いた。人が乗り降りする様が面白かった。水やパン、卵にコーラ、それくらいしかなかったが、結構車内のご飯を楽しんでいた。
トイレ代を払わない知恵(保証なし)
うしろから音がして、振り向いてみると、ドライバーが穴みたいなところからでてきた。「トイレって使えないんですか」
「壊れているから使えないよ」
と、ドライバー。11から12時間の移動でそれはないだろう。でもこれがヨーロッパなんだ。Aradという国境付近のバスターミナルに到着。ここでトイレに行けるらしい。
もちろん、トイレの入口には集金のおばちゃんがいる。そこで知恵を働かせて、ドライバーにくっついていく形でいく。ドライバーはトイレを基本無料で使う。案の定、自分はお金の要求があった。が、ドライバーを指差して、一緒、とジェスチャー。無事そのまま入れた。
ゲートを無理やり通る、技が面白かった。ロックレバーを一度手前に引いて、ロックを外してから戻す。すごい。こうして意地でもトイレにお金を払わないスタイルを貫いた。この国境付近のバスターミナル、ジプシーが多く、物乞いがひどかった。感じはかなり悪い。
バス移動の休憩時間が楽しい
引き続き、登場の準備をしたり、観光地を調べたり、まだルーマニアに行くドキドキがは収まらない。どこから来てるのか、知りたかったが知る術はなかった。ルーマニアの景色、季節もあるのだろうが、木はあれど緑を感じない。土の色が広がっているイメージだ。
なんとかスロバキアの分は、投稿できた。景色の途中、お城を見かけた。地図アプリmaps.meでは、Mintia Castra Micia らしい。いい形していた。が、その近くには原発らしき建物。思わずずっとみてた。Orastie では長い休憩。そこの音楽ショップでカセットテープが売られていたのが面白かったし、小屋の感じが好きだった。ここで、Flixbusの方も休憩していて、それも行き先がブラショフ経由のブカレスト行き。もちろん、ブダペストも経由している。自分の乗ったバスが間違っていたのにここで不安が確信に変わっった。でも、Flixbus の方もエコラインとの共同運行便なのでいっか、と腹をくくった。
のんびり食事をとっていた客に「いつまで休んでんだ!」という感じのドライバーのおしかりがウケた。ここのトイレは無料。ルーマニアの名物らしい野良犬もちらほら。この休憩で1人、旅行者らしい人、ブダペストのメトロでもみかけた男性に声をかけられなかった。何かを感じたのだろうか。もう1度休憩があって、そのとき別の人の質問によれば、彼はオーストラリア(イングランド?)からだったようだ。ここの休憩は言葉ができない。そう思っていたらトイレにいけなかった。
何故か怖がっていたルーマニア
なんだかんあであっという間、という感覚でブラショフのバスターミナルのひとつに到達した。ここで降りるのは自分だけだったようだ。何人か手を振ってくれてお別れ。彼らはまだ先があるわけだ。バスを降りると早速「タクシー?」アタックが。Uberを使い、だめなら歩くつもりだったので、すぐに断った。で、肝心のUberが使えない。クレジットカードが通らないから。MasterもVISAも両方だめだった。困った。まだ少し、ルーマニアが怖くて1人で歩きたくないと思っていた。
もたもたしていると「タクシー?」アタック。いらん。というよりもキャッシュがねぇ。バスターミナルで大きな荷物を持ったカップルが。これは!と声を書けた。男性の方が英語ができるようだった。ウクライナから来て、今日トレッキングしてもう歩きたくない、そうバスを使うと言っていた。
Arad で感じたヤバさがないので、どこかで安心しつつ出発。近くでは、移動遊園地が賑わって、平日の夕方にも多くの人が入場していた。近くの茂みでこっそりトイレして出発。ATM、銀行についてるやつで、お金をおろし、準備OK。歩いて30分、重い荷物。だが相棒たちを持ってホステルに着いた。
支払いは済んでいるようで、紙を渡されてあっさりとおしまい。5人部屋。部屋にはキースという男性が居た。休暇で来ているらしく、車でルーマニアをまわってる。そうだ、まだルーマニアに不安だったので、安全な街か、食べるところは、ブカレストはどうだったか、と尋ね、彼は答えてくれた。
「大丈夫だよ」
夜は、サラダバーで食べたって。彼に、隣で水が買えると教わって言ってみて、高く感じて引き返した。そして、2人で夜のブラショフへと繰り出した。この日見たトワイライトはとても美しかった。
ルームメイトと歩く夜のブラショフ
彼は、イングランドから。きれいな英語なのだけれど、とにかくスピードがもうネイティブ。会話に苦労した。いいやつで、もっと話がしたかったと思えるほどだ。彼とは旧市街と散歩。奥の教会の前にある広場まで行ってUターン。サラダボックスというお店を教えてくれて、そして週末にはフェスがあると話してくれた。
彼と旧市街の入り口で別れて、ミッションのためにマクドナルドへ。「ビッグマック」をオーダーしてたのに、なぜが「フレッシュバーガー」を推してきて。自分の回答ミスってそれになった。
「大丈夫、セイムプライス(同額)だから」
じゃねぇし。。。
なんか腑に落ちないまま食事を終えてホステルへ。キースにマクドナルドで食べた話をした。
「ジョークでいったのに(笑」
それで自分が各国のビッグマックを食べて比べている話をしたら、納得していた。スウェーデンとノルウェーのがうまいと話したけれど、その理由を英語でうまく説明できなかった。おそらく日本語で説明、といわれても今は困りそう。そりゃ英語でなんて余計に答えられない。
テレビに出てきそうな3人組
そうしていると彼の言っていた3人のブルガリア女子。学生だろう子たちが帰ってきた。1人リーダー格の子。
「(俺が今いる)ベッドは別の人の!」
なんて。おまえはスタッフか!みたいな。このこいつらの印象が悪くて、その後は会話に発展できなかった。活発な子、リーダー格の子、おとなしい子。いいバランスだね。
今日は長距離移動もあってか、不安だったルーマニアにきたからか、疲れてすぐに眠った。夜、キースが一緒に歩いてブラショフの街をみせてくれたことが、とても大きな助けになったと、そう思う。
補足
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