11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録
2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。
巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…
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こんにちは、mickです。
2泊したシャウレイを離れ、リトアニアの首都ヴィリニュスへ移動。
シャウレイのホステルにいたベラルーシからのブラドには郷土料理をごちそうになった。
色々と興味を持って関わってくれた彼とは、もっと言葉が通じたいと思ったね。
翻訳機は便利だけど、やっぱなんか物足りない。
シャウレイからヴィリニュスに行くのはバスで1本。
ヴィリニュスの駅周辺は、あまりいい雰囲気がしなかった。
危ない目にはあっていないけどね。
日本では、駅周辺は安全なイメージがある。
でも海外では、駅周辺は物騒なものである。
日付:2017年7月15日(土)
日付:2017年7月15日(土)
地域:シャウレイ、ヴィリニュス
天候:晴れ
短くても貴重な会話
リトアニアの首都ヴィリニュスへの移動日。
チェックアウトは11:00。
準備の時間を考えてつつギリギリまでベッドに入っていた。
モルドバのブラドの姿はない。
もうひとりの男性はまだ寝ていた。
彼、チェックアウトの時間、大丈夫か?と思ってしまう。
昨日の買いすぎた食料を朝でも食べて、準備完了。
男性が起きて、自己紹介。
彼は、トルコのイスタンブールから来たグネー。
学生でバカンス中。
カウチサーフィンを使った旅をしていて、昨夜は泊まれなかったので、このホステルに来たそうだ。
カウチサーフィン、便利だよって進めてくれた。
世界を周っている話をしたら、9月25日以降ならイスタンブルーるにいるから、うちに泊まってけフェイスブックを交換した。単純に嬉しい。
モルドバ料理のスープとブラド
チェックアウトが11:00であることを教えたら慌ててたグネー。
自分は荷物をもってロビーへ。
ブラドが今日出発する自分を見て、残念そうに声をかけてきた。
「僕の作ったスープを食べないか?」
今朝もお腹いっぱいだったけれど、彼の気持ちの応えたくてごちそうになることにした。
嬉しそうに準備をする彼がかわいい。
若いのにもう立派な自立した大人、そう感じた。
鶏肉の出汁とパスタ、ニンジン、じゃがいも、パプリカ、サラミが入ったスープ。
海外のスープは「飲む」ではなくて「食べる」というが、たしかにそういえるほど具だくさんで美味しい。
彼は黒麦パンと何かのソース、それにサラミを乗せて食べるのをやってみせてくれた。
お腹苦しくても、2人で食べる食事は本当に楽しくて美味しい時間が流れた。
彼に、千代紙をプレゼント。
「日本では、男性は青、女性は赤で表す事があるんだ」
「そうなんだ、面白いね」
ブラドはそう笑ってた。
翻訳機を使いながらでも、もっと話せればいいのにね、とふたりとも同じことを考えていた。
トルコの男性は、チェックアウトしたら早々に出ていったので、この会話の中にはいなかった。
自分が乗るバスは、14:15。
余裕をもって、12:00にはバスターミナルに居たかったので、ブラドとのお別れのとき。
メールアドレスは伝えておいた。
名残惜しいな。
ふたりでセルフィーを撮りあって、思い出を作った。
リトアニアの首都ヴィリニュスへ
今度こそ、21番のバスでバスターミナルへ。
今回は、問題なく着いた。
ショッピングモールの2階で、補給物資とAmazonでにらめっこ。
カラビナ選びとレジャーシートを追加するかどうかに時間を使った。
バスの時間までの残りは、日記の時間に使う。
Amazonで注文したことは、実家に一報を入れておく。
ついでに、100均で世界地図を頼んでしまった。
この旅、ほんと準備不足やったな、ほんと。
出発日を決めてのことだったが、出発までハードスケジュールすぎたか。
でもそのおかげで、ウラジオストック行きの船での出会い、ロシアやスウェーデン、ノルウェーがあるわけで、今の選択が今のベスト、そう思える。
モンベルとレンズについては、買うかは保留のままだ。
バスに乗り込むと、体の大きなおばさんが座っていた。
座席、決められていないのかな。
2人とも狭い思いをしながらもバスは進んでいく。
日記やらメモ帳やら、スマホを出しはしたが、Rまくんの話からやったのは英語の勉強だ。
バスの車窓の景色はキレイ。
ラトビアの景色より全然いい。
羊や牛が見えるのがいいな。田舎の景色好き。
乗り物に乗るとすぐに寝る癖は、いいのやら悪いのやら。
【移動中も景色は全て目に焼き付けておけ】映画で見たある写真家の言葉が思い出される。
リトアニアの首都ヴィリニュス
バスは、またも時間通りにヴィリニュスを到着した。
どうやらネットでは、ヴィリニュスのバスターミナルはシンプルと書いていたが、リガやシャウレイと大して変わらない印象。
土曜の夕方で、お店はほとんど閉まっていた。
ベラルーシのトランジット用チケットは、帰る時間だったが、どうも今日買う気に離れず。
マクドナルドを横目に、ホステルへ向かう。
駅前には公園があるが、雰囲気が良くない。
小汚い人たち、うすい目、落ちた肩。
これまでの都市の中で一番の悪さだ。
ホステルへチェックイン。
あいさつなし、笑顔なしで怖いな係の人。
リトアニアで初めてだったから驚いた。
もっとも、笑顔で対応すべきっていう考えも違うか。
リトアニアのマクドナルドミッション
夕食は、マクドナルドとチョコレートサンデー。
来る前に駅のMAXIMAで2リットルのコーラを買っておいたから、チョコレートサンデーはやりすぎだった。
ここの店員も曇り顔。
都会故だろうか。
1人の男が店員と揉めている。
「俺は宗教上の理由で牛肉はだめなんだ。牛肉抜きをだせ」
なんていう一幕が。
もちろん、そんなものはない様子。
お金を返して、フィレオフィッシュを勧めていた。
「交換しろ!」
に対して。
「(フィレオフィッシュの方が)高いのでダメです。買い直してください」
見てて世界を知る一幕だと思った。
ヴィリニュスでの出会い
ホステルには、1人の男性が居た。
ペルーから来たというパブロという。
パリの学生でバケーション中だそうだ。
明日には、リガへ移動という。パブに行くようなタイプで、ヴィリニュスはなにもないとつまらなそうにしていた。
そんな彼もこの日、ホステルに戻ったのは朝方だった。
夕食から戻るとだれもいなかったので、パソコンを取り出してお金の計算をしていた。
この時点で、30から40万近く使っていて、このペースだとすぐにお金が尽きる。
フィンランドを中心に、北欧での生活が主だが、バルト三国でも結構使っている。
主に移動のお金だった。
SIMカードも買うプランを考えないといけないな。
Sださんにもいわれたが、一番安いプランにしてあとはWi-Fiで凌げばいいと思う。
これまで落ち着いてお金のことを考えられなかったので、この日はちょうどよかった。
シャウレイも寝るという体力回復のみだったからな。
モンベルとレンズのことは完全に後回し。
バスの中で勉強したフレーズは、パブロに対して好感触だった。
こうやって語学のセンテンスを増やしていけばいいのか、と自信がついた日。
夜中の1時、日記を書いていると3人目の男性が入ってきた。
手荷物がなくて、お酒が入っているので警戒する。
向こうから話しかけてきたが、(明かりは)そのままでといってすぐに寝てた。
自分も切りの良いところで終わらせて、ベッドにはいる。
しばらくして、パブロが戻ってきた。
ここのホステル、ランドリーは4ユーロ。
バス・トイレは3つ。
トイレのみが1つ。
部屋は10近くて広い。
バスタブが付いていたので一瞬期待したけれど、栓は無いし、お湯もボタンを押して出す時限制。
諦めた。
Sodu Hostel
5泊65ユーロ、3人ベッド
補足
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