11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録
2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。
巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…
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こんにちは、mickです。
自分にとっては地獄のような夜行バス移動から開けた朝。
隣の女性がきれい過ぎて、疲れ吹っ飛んでました(笑
バスは乗り換えが必要だったけれど、それも難なくクリア。
ドイツは流石に物価が高くて、懐がきつかった。
SIMカードの下りは、実は、、、というのが後日でてくる。
日本の家でのイベントは、楽しかったなぁ。
何をやっているのか、積極的に尋ねてきたり、参加してきたりするところが日本とまず違う。
予想していたよりも日本の人と話をしたっけ。
なんかドイツのゲイに告白された記憶が残ってるんだけれど、この日だったっけなぁ。
日付:2017年8月19日(土)餃子を包みまくった日
日付:2017年8月19日(土)
地域:ベルリン行きバス車内、ライプツィヒ
天候:曇り
隣が美人でのドキドキ
狭い車内、窮屈な中、うっすらと目を開ける。
そのタイミングで隣のきれいな女の子がトイレに移動する。
席を譲ることさえ難しい状態の中、彼女は頑張って自分の前を通る。
彼女のきれいな脚が自分の脚と絡み合う。
これがバスでのできごとなのが残念。
彼女が戻ってくるときにも同じことが起こる。
こういうハプニングも旅の醍醐味だご思う。
バスを乗り換えるドキドキ
時間は7:40。
ほぼ予定通りに Berlin Schonefeld Airport に到着。
ここで、FlixBus に乗り換えるはず。
Sすさんはバスが遅れたことがなかったらしいが、送れた場合の方法もきいておけばよかった。
近くにあるタイムテーブルには、自分が乗るはずのバスにあたるものが見当たらない。
かなり不安。
次は、9:20。誰にきいていいかもさっぱり。
曇り空の朝。
空港を散策して、出発ロビーで少し日記を書く。
Berlin Schonefeld Airport は、大分の空港くらい小さな空港。
SIMカードも入手できそうな場所もわからない。
スーツケースをビニールでぐるぐる巻にする人の手際はいつ見ても楽しい。
ポーランドと違って、アジア系の人を多く見る。
移民の話で話題になる今のドイツ、という気がした。
同じ場所ではないが、初めての海外旅行の場所がここドイツ。
少しずつ、アジア人が進出し始めている頃だったと思う。
それから、約10年が経った。
懐かしさと切なさがこみ上げてくる。
やっぱり、また母や姉と海外旅行に行きたい、そう思う。
そのときはできれば父も。国内でもいいか。
トイレに行って少し余裕を持ってバス停に戻った。
ドイツの年配の方、2組に一応尋ねてみた。
「FlixBus ってここであってるんでしょうか」
「バスの乗り場はここしかないから大丈夫よ」
そう教えてくれたあと、彼女たちは別のバスで出発していった。
9:20に近づいて、緑のFlixBusが来る。
安心して乗り込もうとすると「ドレスデン行き」そう書いてある。
おかしい。
あるアジア人がドライバーに質問していたがーー
「ドレスデンって書いているだろ!」
とあしらわれていた。
経由地にライプツィヒがあるのか、考えてみた。
だが地図を見てもそんな感じはしない。
すると1台の白いバスがやってきた。
「ライプツィヒの人はいるか!」
とドライバー。
「いるよ!」
「よし!」
な流れで無事にライプツィヒへいくバスに乗ることができた。
男性の隣の席に座って落ち着く。
ライプツィヒに到着
昨夜のバスが気が落ち着かなすぎだった。
景色を見る余裕もなくて、寝てしまう。
ときどき、隣の男性に体が当たってしまって謝る。
笑顔で介してくれるのでありがたい。
バスは順調に進んで、ついにライプツィヒに到着した。
「ついにきたぞ、ドイツ」
ポーランドとは違う空気を感じつつ、中央駅へ。
ショッピングモールをさまよって、まずはSIMカードを探す。
Ortel Mobile がいいらしいということで探す。
が、見つけられない。
荷物もあるので、諦めてホステルに向かうことにする。
Sすさんに連絡を入れると、14時からイベントの手伝い、そして20時からのイベントの手伝いがあるそう。
ここにきたのは彼女に会うため。
14時を目指して行動する。ホステルは駅から10分くらい。
看板もあってすぐに見つけられた。
ドイツの物価は高い
早い到着だがチェックインをさせてもらう。
手持ちのシーツ(笑)が拒否されて、シーツ代金2.5ユーロをプラスで取られる。
1泊なのにトータルで4000円以上の出費で痛い。
鍵のデポジットとして、お金か身分証、といわれたから国際免許証を渡しておいた。
ベットメイキングをしてホステルを出発。
スタッフにイベントの場所をきいたら脅される。
「あそこは危険なエリアよ。特に夜なんて」
カメラを持っていくか悩んだが、持っていくことにした。
駅の電気屋で、目の前のドラッグストアでプリペイドSIMカードが帰るかも、という情報をもらったので行く。
ここで販売していた、Xperia XZ Premium に嫉妬。自分のは、XZs。
画面とカメラがきれいなモデル。
SIMカードは買えたが使えない
ドラッグストアの定員にSIMカードの売り場を教えてもらって、OrtelがなかったからO2を買う。
9.99ユーロが、8.45ユーロ。
スマホにさすが使えない。何やら登録してくれ、みたいな表示がでる。
14時に間に合わないが、会場まで自力で行こうとがんばることにした。
ポケットには、ポーランドのお金しかないことに気づいて、何も買えない。
Sすさんの住む地区は、移民が多く住む地区。
なので、雰囲気が悪く見える。
イベントもそっち方面。歩いているとアジア人であふれている。
白人をあまり見ない。別の国に来たみたい。
なれると雰囲気は悪くない。ただ、撮影は控えた。
あらかじめ、maps.meでマークしたところに向かう。
Ortel Mobileが売っていたけれど、キャッシュしか使えないので諦めた。
店員は、トルコ系。
「わかったかい?」
「うーん、たぶんね」
「それで十分だ。たぶん、っていう程度が大事なんだ」
的なことを言われる。
このあたりは、トルコ系など移民の人たちが出しているお店ばかり。
クレジットカードが使える気はしなかった。
朝からお菓子しか食べてないので、お腹すいた。
ケバブ屋やピザ屋をみてみるけれど、現金のみの様子。
とにかく、「日本の家」を目指して進む。
さっき買ったSIMカードを何度か試すけれど、やはり登録が必要みたい。
しかも、郵便物を受け取るか、ビデオチャットを使った本人確認が必要という。
面倒過ぎる。
ひとまず、手続きをやめて歩くことにした。
ライプツィヒの「日本の家」
日の丸のマークが付いた建物があって、そこが日本の家のようだった。
中に日本の人がいると勝手に思っていたが、その様子はない。
Sすさんももうイベント会場に向かったあとだった。
日本の家で教えてもらってmaps.meのマークしたところに到着。住宅地のど真ん中。静か。
とてもイベントをやっていそうな雰囲気ではなかった。
一度、日本の家に戻ってもう一回話を聞いてみることにした。
最初からきけよ、というつっこみを自分にいれつつ、歩く。
また10分くらいかかるんです。
長いヒゲがボーボーの若者が居た。日本人ぽい。
「こんにちは」
あいさつをしてイベントの会場を尋ねる。
とても早口に話をしだす彼。
「これから子どもたちを水浴びに連れて行くので、いまは助けてあげられない」
この切り分け方、はっきりしているところがすごい。
少しさみしいけれど。
それに、Wi-Fiのパスワードも教えてもらえなかった。
パンフレットがあったのでそれと、彼の「まっすぐです」という言葉を頼りにもう1回イベント会場に行ってみる。
maps.meのマークよりも更に先にいったところに、青い旗、そしてにぎやかな声が。
どうやら会場についたようだ。
早速、日本の家のブースを探す。
日本人らしき集団をみつけ、ついに合流。
Sすさんはこの日本の家を手伝っている。
リーダーは、日本人女性の方。
ドイツ人と結婚して、ここライプツィヒに居るらしい。
今日は餃子ブースで出店している日本の家。
流れでここを手伝うことになった。特別やることもなかったし、目的は彼女だったのでそれでよかった。
青空イベントで餃子作り
台湾で餃子の作り方を学んだというドイツ人の男性手動で餃子を作る。
ビーガンフードとして、肉類を使わない餃子。
代用として豆腐を使っている。
自分のほか、芸術の勉強でヨーロッパにきている、のりちゃんとで主に餃子を包む作業をする。
他に、絵描きのるりさん、ワーホリ中の女性、ドイツ人の女性がメンバー。
この日、黙々と餃子を包みまくった。
その間、のりちゃんと話ししたり、ドイツ人の男性と話したりして、交流をはかった。
のりちゃんは、台湾に留学中。中国語が話せる。
どうやら、台湾の人との交流の中で、笑顔を失っていったらし。
それでも今は笑えているから素敵。
ドイツ人の男性は、話をする中でゲイということがわかる。
カミングアウト後は、明らかに仕草がかわっていた。
昔、台湾にボーイフレンドがいたそうだから、アジア人の自分を気に入っているフシがある。
ウィンクまでしてくるし。まあ、かわいいのだが、怖い。
るりさんとはそんなにはなしをしていない。
タバコの話と、絵のために親のスネをかじっている話くらい。
ワーホリの子は、旅慣れた様子としか覚えていない。
餃子は2時間くらい作り続けた。途中、ご褒美でビールやジュースピザなどをごちそうになった。
宿代が高かった分、助かる。
Sすさんと話すチャンスがないまま、ドイツ人の男性、女性、るりさん、のりちゃんとで餃子を作り続けた。
途中、フェス散策にもでたが、規模が小さいからすぐにおわった。
住宅街のど真ん中で開催しているこのフェス。
ドイツの土曜日、もとい週末を象徴するようなフェスだ。
出店者も近くの人らしい。
携帯用のピザの窯を使っているところは、本格的だ。
黒人の夫婦はアフリカ風の料理。
ソーセージブースも人気だ。
小さな2つのブースで、音楽が披露される。
音楽にはみなのりが悪い。
興味を持ったら尋ねるのがドイツ
餃子を包んでいると、ドイツの人たちはこれがなにかをよく聞いてきた。
子どもは餃子の包みをコップで作るさまが面白いようで、実際につくってもらう体験もしてもらった。
チベットからのご夫婦が、懐かしんで1つ包んで見せてくれた。
めちゃきれいに包んでくれた。
日本の包み方とは全く違い、包の片方だけで包むのだ。
これは、中国や台湾でもそうらしい。
のりちゃんが、チベットの女性と中国語で話すところもみて、本物だ、なんて感動していた。
イベント炊き出しの部
今夜、日本の家ではイベント、炊き出しがあるそうで、そっちにも参加することに。
餃子はそのイベントに合わせて引き上げることになった。
荷台に道具を載せて、鍋とコンロを日本の家まで持って帰る。
日本の家では、何人かが炊き出しの準備をしていた。
日本人だけではない、いろんな人種の人たちがここには集まっている。
アジア色が強い。
どうも、手伝うと炊き出しをタダで食べていいらしいから、自分も手伝う。
生姜とにんにくを切る。
キエフで出会った、マガダン出身の人にそっくりな人が、にんにくの切り方を教えてくれた。
にんにくを包丁のヘラで潰してから、素早く刻んでいく。
「ハラキリー」
なんて冗談を言いながら。
「ところで、(腹切り)実際にみたことがある?」
「はは。映画の中だけだよ」
今日は、イベントの餃子を手伝った人は、ビールをタダで貰えた。
大体、20時スタートらしいが、遅れて20:30近くに始まった。
パン、ライス、サラダ、カレー。
ボリューム満点で、2.5ユーロと安い。
彼女の夢
多くの人が食べに来ていた。
「日本でこれをやりたんだよね」
Sすさんがいう。
彼女は、飲み物の番をしながら、話をしてくれた。
のだけれど、正直内容を覚えていない。
移動での疲れから、イベントに参加、ビール2本ですでに酔っ払ってウトウトしたくらいだもの。
「生で野菜が食べられる!」
引き続き参加しているのりちゃんが喜んでいた。
餃子を作ったドイツの彼は、しつこく特別ツアーをしてくれると誘ってくる。
Sすさんと話がしたかったから、日程を調整したかったが、ふたりとも酔っ払っていて、意思疎通ができてない。
荷物はバックヤードにしまっておく。
やはりなくなることがあるらしい。
ウトウトしていたら、日本人の男性がバックヤードの寝床を貸してくれた。
次に目をさましたときには、片付けが終わって、店じまいの1時。
Sすさん含めて、日本の男性と女性、外で飲んでいる人くらいしか残ってなかった。
夜道は警戒を
日本の女性は「夜はこの通り、気をつけて帰って」
と最低限の言葉を残して居なくなった。
ゲイの男性と手伝ってくれたドイツの女性と別れを告げて、足早にホステルに戻る。
暗いものの、最低限の秩序はあるようで、目立つことをしなければ大丈夫そうだった。
さすがに、お店は閉まり始めていた。
歩いて30分くらいでホステルに帰り着いた。
すべてのベッドが埋まっていた。
面倒だったけれど、シャワーを浴びてから眠った。
補足
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