11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録
2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。
巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…
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こんにちは、mickです。
旅にでて初めてでた熱も落ち着いて、またすぐに外をであるく。
お城が好きということで、少し遠出してカルルシュテイン城へ。
ウクライナであったお城好きの人が教えてくれたところ。
チェコで鉄道にも乗れたし、お城は立派だし、行ってよかった。
ただし、ツアー料金の高さだけは勘弁してほしい。約3000円とか。
日付:2017年8月26日(金)高額な入場料のカルルシュテイン城
日付:2017年8月26日(金)
地域:プラハ
天候:晴れ
体調回復
朝、目が覚める。たくさん寝たのでぼーっとする。36.7度。熱は下がった。部屋の移動のために荷物を持って、一回チェックアウトする。ホステルから言ってきたのに、移動のことを把握していないのが寂しい。
チェックインは午後の2時なので、荷物を預けて外出する。少し遠いけれど、カルルシュテイン城へと向かう。かつて通った懐かしい大通りをいって、ムハ美術館のあとに寄って食べたパスタとかカプチーノで立ち寄ったことがある、レストランの通りだ。
ここにマクドナルドなんてあったかなぁ。H&Mは、絶対になかったはず。車ももっと通るような場所だった気もしていた。懐かしさついでに、ムハ美術館の前まで。姉について来たところだが、ムハの作品を初めて知って、また好きになった場所でもある。
プラハ本駅
プラハ本駅へ向かう途中、何組かの日本人をみた。ほぼ、ムハ美術館へ向かうんだろうな。最低でも、カップろで行動している彼らをみるのは、羨ましいからだった。
プラハ本駅には初めて行く。ネットの情報から、駅は新しくなっているとのこと。また、きっぷを買うのに行列ができること、を予め知っていた。駅の前は、雰囲気が悪い。汚い人、何もせずにベンチでぼーっとしている人、お酒を飲んでいる人。寄るには来たくないな。
プラハ本駅は、地下が本体だった。地下に広がる基地みたい。目的のBuron行きが10分後にでるという。チケットは今から買わないといけない。ダッシュで向かったチケット売り場は、20人くらいの列。はい、無理。
自動発券機がないか探していると、空いているカウンターが。Karlstejn の名前と文字を見せると「往復?」と。それで、105チェココルナ(当時、約525円)。現金しか使えなかったが、これですぐにプラットホームに行ける。それでダッシュ。小柄で大きな女性の車掌さんに、確認をしてから電車に乗り込んだ。
「カルルシュテイン行きですか?」
「そうよ」
鉄道でプラハからカルルシュテインへ
プハラはらカルルシュテインまでは、約40分の移動。日記を書きながら行く。単線区間があるんだろう。離合でひとつの駅に停車していた。カルルシュテインは、利用者が多いのだろう。車掌さんが、わざわざ車両を歩いてアナウンスするほどだ。そして、ほとんどの乗客がここカルルシュテインで下車した。
地道を通って、駅舎へ。まずは帰りの電車の時間を確認だ。1時間ごとに2本はありそう。余裕。カルルシュテイン駅からカルルシュテイン城へと歩いて向かう。何か食べたいなぁ、なんて思いながら。
歩いて40分くらいお城までかかるらしいので気合をいれた。可愛い女の子が店番をしてる。ブリュッセルが10チェココルナ(当時、約50円)。でも笑顔もなかったのが引っかか買って買わないで進む。
ただ、他にお店がなかったので、失敗したか、なんて思いながら歩いてく。3人馬に乗った女性をみかけ、さらに1人は馬を川で泳がせていた。馬が人気なんだろうか。サラブレッドなのかも。体格のいい馬たち。
カルルシュテイン城はツアーのみで入れる
快晴で、日差しが強い日だった。城のふもとから売店が並ぶ。その1番最初のお店でソーセージを買ってエネルギーチャージ。ここからはずっと上り坂だった。スイーツのお店を中心に、レストランやバー、綿製品、ボヘミアングラス、が道中にずっとあった。
下から見上げられるほど近づいたカルルシュテイン城。お城好きのおじさんがすすめるだけある。いい感じ。写真を楽しみながらお城に近づいていく。屋根伝いに走る鉄道模型が面白いお店。ビールを飲みたいのを我慢しながら。城門の前に、ツアーのコースの案内がでてた。ここ、カルルシュテイン城は、ツアーでしかお城に入れない。お金の心配はあったけれど、「一番いいのを頼む」な状態。
13時前に場内に入ったが、15人ほどの列。多い、暑い、そして窓口に近づいて知る驚きの価格。一番貴重な部屋に入れるツアーコース2番が、580チェココルナ(当時、約2900円)とこれまでで最高額。これは間違いなく外国人価格。チェコの人でも330チェココルナ(約、1650円)なので、かなりの価格設定だ。
財布に大ダメージを受けながら、13:35のスタートを待つ。のどはカラカラ。持っていった水もなくなり、ジュースが飲みたくなる。1リットルのコーラかスプライトが50チェココルナ(約、250円)なのでなんとか買える。まあ、ツアーが終わってから買おう。そう思ってスタートを待った。
来る途中に、2組の日本人を見かけた。どのコースがよかったか、きく勇気はなかった。ここで日本人に合うなんて思ってなかった。時間になって、ゲートの中へ。
カルルシュテイン城ツアー開始
高額なチケットのわりに、参加者が15人ほど。英語が上手な若者の案内で歩いていく。鍵をぶら下げている彼。城内は、厳重に守られているようだった。彼の案内で、絵の間、教会、塔への通路、地下の倉庫、通路の絵、そして、城の建築当時からある教会へ。
ほぼすべての出入り口は、鍵がかかっていて、彼が毎回扉を開け閉めしていた。写真は場外のみ、許されていた。かつては、自由に出入りさせていたようだが、落書きといったものが管理できなくなって制限を設けたらしい。20世紀には、すでに観光地として大人気だったよおうだ。
チェコの4大お城スポットの4番目に人気らしい。1番は、チェスキー・クルムロフ。2と3は忘れた。プラハ城はいっていたかな。城内の雰囲気を味わえてよかったが、眠くてときおりウトウトした。途中の教会の壁画はよかった。ドラゴンの絵が描かれていた。
最も貴重は部屋は、半分しか入れない。天井には星をイメージした装飾。壁には聖職者のポートレート。奥には王冠が2つ。王と王女のものだろう。たしか、王族しか入れないか、王でさえも冠を脱ぐ、という話だった。
殺人がおこることで、天井の色が赤から青に変わるとか。天使の天井の通路も印象に残る。全部で100分以上とボリュームはあった。何やら署名をのこすこと、それから城を造り始めた塔に行くといいとオススメで、ツアーが終わったあとに訪れた。
同じルートでプラハに戻る
署名はこっぱずかしくてこっそり。塔の下には水があった。ここでワインを試飲してみた。白か赤かきかれたとき、目の前のボトルが赤だったから赤を頼んだ。ツアーの跡に買ったスプライトも美味しい。木陰で楽しんで、ゆっくりとした時間。
それでも気持ちは落ち着かなかった。フェイスブックへの投稿は、なぜかしかなかった。城を離れてカルルシュテイン駅に戻る。トイレにいきたいのを我慢して、お城の写真を撮りながら降りていく。
駅の近くの家のフェンスの上に、鉄道の模型を廃材で作ったものがあった。Kわさんにシェアしておいた。タイミングがよくて、電車はすぐにきた。日記よりは寝るほうが多かった帰り道。
ざ・日本人
プラハ本駅について、駅を散策。日本人らしき親子を見つける。Booking.comのプリントを持っていた。スマホでずっと調べているようだったから、声をかけてみた。
「なにかお困りですか」
「大丈夫です」と父親。
「Wi-Fi使えるので」と続く息子。
「ではお気をつけて」と自分。
寂しい話だと思った。まさに日本人。でも自分は声をかけられたことに喜んでいた。
ホステルに戻る途中、やはり懐かしくてムハ美術館をのぞく。入場には、240チェココルナ(当時、約1200円)。また以前にはなかった、日本語版の大判パンフレットが売ってあって嬉しかった。
ホステルでリチェックイン。今度の部屋は狭くて、またロッカーも小さな鍵が使えないものだった。ただ、ベッド番号は同じにしてくれたようだ。入り口に近すぎて、ベッドの場所を変えるか迷ったが、そのままにしておいた。少し横になって休む。
日記で一日を締めくくる
ドレスデンでのこともあって、スタバに行って日記をかこうとでかけた。マクドナルドでお腹をみたしてから、スタバへ。時計塔の近くはトイレ有料なのと店内が汚いのでやめた。
カレル橋に近いスタバにした。ここで、23時近くまで日記を書いていた。韓国人カップルがトイレの解除コードをきいてきた。思わず渋ってしまったが、気持ちよく教えてあげるのもカッコいい大人か。フェイスブックのSださんの投稿を見て、どうやったらできるん、と思っていた。違う。彼女ができたから自分もできる、と思い直した。利用している間、3、4組くらい、それも短い滞在で快適に過ごせた。
外に出てからはプラハ城の夜景を撮ってホステルに戻った。洗濯をしてから寝る。隣のベッドの子が日本人ぽかったから声をかけようか迷った。英語のテキストをみて違うと思いやめた。間違いなく、寂しがっていた自分。
補足
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