11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録
2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。
巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…
初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶
こんにちは、mickです。
日本から来ていたSごさんと行動をともにした。
彼は外国の人ともすぐに仲良くなるので、一緒にいることでその秘訣を知りたかったっていうのもある。
お互い、移動日なのでバスの時間を確認したあとから本格的に行動する。
ロヴァニエミ教会に行ったり、アクティウム博物館に行ったり。
このとき事情があったとはいえ、お昼はSごさんと一緒に取ればよかったかなぁ。
イラク人のスタッフとももっと話してみてもよかったと思う。
英語力なんか気にしないで関わればよかったよ。
日付:2017年6月22日(木)ロヴァニエミ散策
日付:2017年6月22日(木)
地域:ロヴァニエミ
天候:雨ときどき曇り
朝食は黒パンとコーラ
昨日のSごさんと話し通り、8:30出発に向けて早く起きる。
朝食には黒パンとコーラ。
クセのある黒パンでは、この相性はイマイチかな。
ただこの組み合わせは、急いでいるときでも食べられるのがいい。
出発の準備も含めてやっていると、スタッフがくる。
何かと顔を出してくるこの人。なんだろうかね。
自分らが出ていくと、ベッドメイキングやシーツを洗ったりするため、シゴトが増えると笑っていた。
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
雨の中の行進
予定を少し遅れて、8:40に出発。
外はかなりの雨。
自分にはカッパ。
持ち運ぶサブバックにはカバンカバー。
最初は、バスターミナルでSごさんの空港行きのバスを調べる。
昨日ラヌア動物園に行くときに来たばかりなので、行き方は楽勝。
一応、自分が乗る夜行バスも見ておくことにする。
早朝で人が居ない中、係の人に確認を取る。
Sごさんは、1時間前にタクシーとか言われてよくわからない状況に。
自分が乗るバスの表示も見つけられてない。

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
ロヴァニエミ教会とWW2
いったん出てから近くにあるロヴァニエミ教会にいく。
白くてシンプルな内装が、小さな街に合っている。
ここは、第2次世界大戦のときにドイツ軍によって何度か焼かれている。
現在のものは、再建したもののようだ。
事前に入るのにお金がかかるとか、10時だからとかきいていたものだから、まどから中を覗いていた。
そしたら、中にいた女性と目があったときにはどうしようかと思ったよ。
彼女は扉を開けて、なにかようかきいてきた。
北欧の女性らしく色白で、すごくかわいらしい。天使か。
この小さな街にある白い教会にピッタリの子。
思わず「ノー」と行ってしまう自分に対して、Sごさんは違う。
「入っていいか?ここは無料で見学できるの?」
こういうところが見習うところ。
中の作りはシンプルながら、他では見たことがないような内装。
正面には「生命の泉」の宗教画が飾ってあった。
2人の女性が歌のレッスンをしている中、自分たちはこの中を見学させてもらう。
勝手に写真を撮る自分に対して、撮っていいか確認するSごさん。
白銀のパイプオルガンが美しい。
帰り際に、Sごさんはこの女性に対していくつか教会に関することを質問していた。
やっぱりこの人すごいわ。
自分は質問するときに、ドキドキする。
聞いてもいいのかどうか、考えてしまう。
そして、質問のタイミングを逃してしまう。
正しい聞き方は?とかね。
写真と同じで、疑問に思ったらすぐに質問をしないと終わってしまう。
一緒に歩いているとき、彼に質問するときドキドキしないか訪ねてみた。
「別に何も感じないよ」
「むしろ、聞かないほうが不安になるから、質問するかなぁ」
ドキドキのポイントが違うだけで、かなり違ってくるものだと思う。
教会の質問についても教えてもらった。
同じ建築士の教会は他にもあるがここが一番大きな建築物であるということだった。
800人は入れるが、せいぜい200から300人が一度に利用する人数らしい。
教会の裏手には、戦争の追悼碑があると。
行ってみると、2つあって、戦争の兵士のための碑と墓。
そして、戦争で亡くなった弱者の碑。
弱者の碑の方は、写真が撮れないくらい強烈な何かを感じた。
日本も参加した戦争だから。
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



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オーロラと郷土の博物館のアクティウム
予定では、川沿いを歩いて博物館に向かうのだったが、Sごさんのバスのことが不明確なので、もう1度バスターミナルできくことにした。
自分も電光掲示板で自分のバスを確認したかった。
電光掲示板には、自分の乗るバスが掲示されていて安心する。
Sごさんも聞き出せたようだ。
彼のバスの乗車場所を確認してから、博物館へ。
アクティウムというオーロラやロヴァニエミに関する科学博物館であり郷土博物館だ。
12ユーロ。
昼食を取ることも考えて、30分だけ鑑賞。
そしてCAFEへ。ランチは14ユーロ。肉もBEEFということで、自分は紅茶2.2ユーロだけ。
Sごさんは、ランチを頼んだ。
後で思ったが、人が一緒だったからお金を気にしないで、一緒に食べるべきだったかもしれない。
どうしてもトナカイの肉が食べたかったんや…
両方を食べるほどの余裕がはなかったし。
それでSごさんにめっちゃ気を使わせてしまった。
クッキーをくれるほどに。
彼の食べっぷりはすごくて、スープ2杯、ランチ皿2枚。
それが余計に気を使わせてしまったみたい。
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
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

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
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別れのとき
ホステルのチェックアウト12:00に近づいてきたので、ホステルに戻る。
彼とセルフィーを撮った。
Facebookでは、後日につながった。
このとき、2人とも傘を忘れたことに気がついていなかった。
ホステルでは、スタッフがまだ忙しそうにしていた。
同じ部屋のスティーブンに別れを伝える。
Sごさんが傘を忘れたことに気がついて、アクティウムに忘れたんだろうってことで。
バスの時間までなかったため、彼は諦めたみたい。
自分は、チェックアウトのため、滞在の用紙に記入。
パスポートの提示を求められなかったのは、何の間違いだろうか。
Sごさんは先に出ていった。
スタッフが自分のバックパックをとても気に入ったようで、交換してくれ、君は日本で買えるだろうって。
今回の旅の大事な相棒を手放すわけはなく、あきらめてもらう。
いまは唯一無二のものなんだよ。
にしても、これに目をつけるなんていいセンスしてる。
寂しいのか何なのか、やすくするからもっと泊まっていけ、という。
ヘルシンキまでのバスも取っているし、先の予定も合ったから断った。
アラビア語で自分の名前をいったら、少し扉がひらいたのか、別れにハグをしてきた。
アラブ式は強くハグをしないのかもしれない。
強くはぐしたら、少し嫌がる素振りを感じた。
彼は最後に名前を教えてくれた。
「神様と同じ名前さ」
彼の写真はとらなかったがな。撮りたくてもとらなかった自分物の一人。
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
さよならロヴァニエミ
予定の高速バスに17:10に乗る。
ヘルシンキへは、早朝6:00着。
席は好きなところに座れる。最初、USBの口に気づかなかった。
席を後で移動しようと思ったら、うしろの男性の人が声をかけてくれる。
「充電したいのかい、場所を変わるよ」
ただこのとき、充電ケーブルが短かったため困った。
長い充電ケーブルが欲しいと本気で思った。
日記を揺れるバスの中で書いてみる。
だから、あまり景色を見る余裕はなかった。
24:00には切り上げて眠ることにした。



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補足
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