11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録
2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。
巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…
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こんにちは、mickです。
モルドバの首都キシナウに3泊した状態だったけれど、滞在の延長を決定。
体調を壊したから療養したかったこと、そしてまだ行ってみたかったりやってみたかったりしたことがあったから。
ただ、最初に選んだホステルは自分に合っていなかったので、移動を決定。
これが大正解でいいホステルだった。オーナーは、イタリア人でモルドバの人と結婚して住んでいるような人。
フランス人のトーマスから、受付の子がいいこだよ、ときいてたけれど、それは正解でした。さすがフランス人の目。
ゲスト、つまり宿泊者もいい感じの奴らが多かったのもここ。これは、ホステル滞在では大事なこと。
ロシア系のおっちゃんに、風邪のときに民間療法を教わったっけ。
はい、もちろんウォッカです(笑
なお、最初に宿泊していたホステルはもうないみたい。
日付:2017年9月27日(水)風邪の時の民間療法
日付:2017年9月27日(水)
地域:キシナウ
天候:晴れ
スタッフが起きたら朝食が出てくる
今朝は、昨日と違って、朝は騒がしい。バレンティンもおきていて、一応朝食が出ていた。シリアルが復活していて、嬉しい。
体調は、変わってない。教育新しいホステルで休めれば。そう願っていた。色々会ったが、ホステルの移動は寂しい。トルコ人は3人だったのが、1人増えていた。さすが、タフな人たち。まだこのホステルにとどまるとは。
ゆっくり朝食をとったあと、またベッドに戻る。チェックアウトの時間が、12時なのが嬉しい。
体調を崩した
高くはないが熱とまではいかない。体のほてりを感じる。この先のことも考えて、物価の安いモルドバに滞在して、それを延ばすのは大ありだ。ゆっくりして、騒がしくなり始めたので、起きて移動をすることにした。
着替えて、荷物をまとめて最終チェック。そしてセルゲイに挨拶。彼には、2日前にブカレスト行きのバスの時間を調べてくれるようお願いし、バス会社に電話する、といっていれていた。
しかし、やっていなかった。すぐに調べるとはいってくれたものの、もう遅い。チェックインのときに鍵を探して渡してくれるのを待っていたが、なかなかやってくれず、なんども伝えて、初めて動いてくれたので、こうなっても怒りはなかった。まさに期待値のお話。
別れ際に、口コミの評価を頼まれた。まあ、ちょっとないなぁ。昔の評価が9を超えていたのは、変。宿のメンバーに別れを言って出発。体調が悪くて荷物を持って動けない、なんて状態でなくて本当に助かった。
ホステル移動。アメージングイオニカへ。
今日も天気が良くていい。休むには少しもったいない、なんて思ってしまう。地図アプリmas.meに従って次のホステルに行って発見。少し早い到着チェックインにはなったが、なんとなるだろう。
ドアは開いていて、中にはすぐに入れた。庭で猫や鶏が居て。かわいい。レセプションには、女の子が2人。ブロンドと黒。また、ちょうど出発するところの男。チェックインの手続きをすると、男が割って入ってくる。どうやらドイツ人らしい。
人のパスポートを勝手にみたり、ミッキー、と呼んできたり。Fジャーマンめ。だから自分も日本語でいいから苦情を言えと。。。
とまあ手続きは終わると、ブロンドの子。
「もうすぐボスが帰ってくるから、それまでにお金を払って」
という。どんだけやねん。近くのATMをオススメされても、銀行がついてないからお断りだ。とりあえず、部屋に案内してもらって、落ち着くことにした。
ベッドは、しっかりとしていて、リネンもキレイ。ここはゆっくりできそう。しばらくして、イタリア人のオーナーが帰ってきて、迎えてくれた。まあ、いい感じの人で、前にIQホステルに泊まっていた話を伝えた。
「なぜあそこにいくんだ!」
そこからいろいろ言ってくる。
「あそこはレイティングがおかしい。バス停が近いのがいいとか、大した問題じゃない。自分のところのレイティングには、日本人だと300人もつけているんだぞ!」
力説。1人、低い点数をつけた人について。
「彼はなんの要求もなく、また誰とも話をしなかった。それでいて低評価なのが理解できない」
なんて。確かに、彼にも問題はあったんだろうが、それでもなぁ、なんて思いながら話を聞いていた。
「あまり体調がよくないんだ」
そう伝えると、彼はお茶を出してくれた。しばらくベッドで横になっていた。同室のドイツ人の年配ライダーも気づかってくれた。
旅の宿は前払いが基本
14時過ぎにホステルを出て、お金を下ろすことにした。最初にお金を降ろした銀行を目指す。近いと思っていたら、そうでもなくて、15分くらいかかった。国立劇場の前の広場では、フリーマーケットをやっていた。
「撮るだけじゃ何もならないよ」
写真を撮っていたら、おばさんにそんな漢字のことを言われた。それがずっと引っかかっている。
お金をおろして、さあこのあとどうしよう。とにかく体力の回復に努めようと、ホステルに戻る。帰る途中に、同じ銀行のATMを見つけたときは、もっと近くにあるじゃないか、とショックだった。みていなかったなって。
ホステルに支払いをして、たまっていた洗濯物を全部出した。下着も。それでノーパン状態。別に平気、そう思っていた。薬を飲んで、ベッドでお休み。夕方になって、体調も戻り始めてお腹がすき始めた。
オーナーオススメのお店のひとつ、DRAFTにいく。もうひとつのスモークハウスは、遠かった。ノンアルコールのビールとハンバーガーをオーダー。英語はあまり話せないが、男性スタッフは、いい感じの人だった。周囲の人は、シーシャを吸っていて、お店はその匂いで充満していた。
ここでやってしまったのが、ハンバーガーの油とケチャップで服の上下を汚してしまったことだ。かなり盛大で、5,6箇所。もうヤバい。下着ないで。最後の服を汚した。凹んで帰宅。なお、ハンバーガーはパン以外美味しかった。
ロシア的な風邪の民間療法はやっぱりウォッカだった
帰ると、2人の韓国人の年配の人がきていた。リーさんとキムさん。キムさんが、同日。自分の下の段には、ロシア人のアレクサンドラ、サーシャがいた。鼻水をだしている自分をみて。
「どうした!風邪か!」
みたいな感じでかまってくれた。
彼は1度、食事に行ったあとに帰ってきた。
「風邪に効くからな」
とウォッカを勧めてくれた。美味しそうなので乗っかる。
「よし、こい!」
キッチンルームに連れて行かれる。そこでは、2人の人が居て、1人はロシア系だった。話をしていないので、モルドバ人なのかはわかっていない。もう1人は体格のいい人。ニュージーランドのマオリの人。めちゃ身体がデカイ。彼は自分と目を合わせようとしないので、少し寂しい。
サーシャは、ウォッカを手渡して、そして唐辛子をちぎったものをくれた。どうやら、ウォッカをぐっとやって、唐辛子を噛め、という。テキーラで塩をやる感覚でウォッカをぐっとやって唐辛子を口にいれた。サーシャは、そこからよく噛むようにジェスチャー。ウォッカの味と、そこからくる熱さ、そして唐辛子の辛さがマッチしていい。これが効いて、かなりあkらだが温まった。ロシア式の民間療法を体得した。
ガッツポーズをして、効いていることをアピール。サーシャとロシア系の男性が喜んでいた。マオリの彼も勧められていたが、お断りしていた。
身体も温まって、ベッドに戻る。これはもう大丈夫、そう思った。汚した服は、帰宅後のシャワーのときに洗った。おかげで、ベッドの中は、裸。ベッドからでて動くときには、濡れたその服を着て歩いた。体調といい、なかなかおもしろい日になった。
リーさんからは、明後日にクリコバのワイナリーツアーにいく、そう話だけ聞いていた。ベッドの中では、寝たり、ゲームしたり、映画を観たりと好きなことをし続けた。
ちょっといい雰囲気
夜、体調も回復し、横になっていた分、目も冴えていたので、日記を書くことにした。かなりの遅れもあったし。すると、セルビアの受付の子が相談に来た。最初、さっぱり何をいっているかわからなかったが。
「遅くにチェックインをした人が、タオルのデポジットの5ユーロをくれなくて。明日の朝、まだもらってないことがボスにバレたらヤバいの。5ユーロ貸してくれないかしら。明日の朝には返すから」
お金貸し借りについては、まだ苦手。快く、とはいかなかったが5ユーロを彼女に貸した。
「命の恩人「ね」
というくらい喜んでいた彼女。お礼に、コーヒーを入れてくれた。インスタントなんだけれど、不思議と美味しい。彼女が喜んで作ってくれたと思ったら、なおさらだ。
日記を書いていることに気がついた彼女。彼女も書いているそうだ。
「最近、忙しくて書く時間が無くて」
そういったあとに戻っていった。
この日は、少し進められただろう。それでも、1週間以上溜まっていて、焦りは変わっていないが。
体調も戻り、明日は岩窟寺院へ。いつもより早く起きないといけない。そう思ってベッドに戻り、まだ服は濡れているので裸で寝た。頼んだランドリーは、自然乾燥だから、今日中には乾かなかった。
補足
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