【旅の記録】ヘルシンキからロヴァニエミへ:フィンランド【32】

フィンランド

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

こんにちは、mickです。

この日は、フィンランドのサウナに潜入。
ぱっと見てアパートの一部を改造したような場所にあって面白かった。

自分が利用したところは、男女別れてたよ。
フィンランドのサウナは、一緒に入るところもあるとか、ないとか。

かもめ食堂であったYみさんおすすめのスープは確かに美味。

ロヴァニエミ行きの鉄道のチケットも無事に買って、準備OK。
結局、普通の座席しか買えなかった。
お陰で翌日の身体は、バッキバキよ。

日付:2017年6月19日(月)ヘルシンキ最終日

日付:2017年6月19日(月)
地域:ヘルシンキ
天候:晴れ

優柔不断

朝のインド人グループのうるささに起こされた。
ドミトリー内でも普通の声量で通話するし。

フィンランドで早くもドミトリーの洗礼を軽く受けるとは思ってもみなかった。
これからのインド渡航が少し不安になったよ。

スマホを使って、ロヴァニエミに行くかギリギリまで考えていた。
そして、行くことに決定。
白夜の魅力には勝てないね。

それでもなお、このときもまだトゥルクの宿はキャンセルをしてない。
優柔不断すぎる(笑

Mまくんに、行く時間や滞在先での行動を確認したくて待っていた。
けれど、なかなか会えなかった。

中国人のマイクと話をして、彼に自分がサンクトペテルブルクでもらったマグネットを贈ることにした。

正直、マグネットについてはどうするか困っていた。
マグネットは電子機器の敵なので、あまり持っていたくなかったり。

だから、厄介払いみたいな形になっちゃうが、彼も悪い気はしてなさそうだ。

昨日から長旅をしそうな中国人のおじさんが入ってきた。
次にどこに行くのか、とか会話にならない話をして、マイクと中国語で話し始めた。

その間に、ロヴァニエミに行ったあとのことを調整したが、どうもまとまらなかった。
この決まらない感じ、まだ苦手だ。

中国人のおじさんが去って、マイクも仕事に出発。

自分は11時のチェックアウトの準備を進めた。
昨日の急展開に寝るのも遅くて準備ができていなかったから。

自分の着てる服が汚れ始めたので、次のホステルが安くランドリーできることを願う。

Mまくんは今風の学生らしのか、すごくマイペース。
あまり足並みを揃える感じではなかった。
朝も8時には起きると言っていたが、10時前に起きてのんびり朝食を買いに行ってた。

乗る電車と泊まるホステルを確認して、機能に話題に上がっていきたくなったサウナに13時に待ち合わせる。

インド人グループに会いに来たっぽいフィンランド人が彼らと挨拶をするときに、拳と平手を合わせて挨拶していた。
武道家っぽいが、ドミトリーでの配慮を考えると心から鍛えろよ、なんて思う。

中国のおじさんも彼らはグループか?とかきいてくるし。
インド人グループについては謎が多すぎる。

卵を欠いた朝食
卵を欠いた朝食
今回のベッド
今回のベッド
ホステルのコミュニティースペース
ホステルのコミュニティースペース
いつも不機嫌なスタッフは忙しい
いつも不機嫌なスタッフは忙しい

ポストカードミッションと鉄道チケット探し

自分はチェックアウト、そして荷物をホステルに預けて出発。
昨日歩いたルートで郵便局へ向かい、朝書いたポストカードを投函する。

そして、ヘルシンキ駅でロヴァニエミ行きの鉄道チケットを探す。
自動販売機で買おうとしてコンパートメント(ベッド付き)にするとエラーになる。

しかたないから人のいる窓口に行って、順番待ちのチケットを取る。
自分の番号は40。そんなに待つ必要があるのかと焦るし。

待つ間に、販売機を操作をして待っていても結果は同じ。
駅のお姉さんに手伝ってもらってもだめ。

「やっぱり窓口で試してもらって」と言われる。

こんことをしていたら窓口の方も自分の順番になった。

窓口のおばさんに話して、23:19-10:52のInter Cityのコンパートメントを探してもらう。
が、結局はなくて18:49発なら129ユーロであると話してくれた。

値段のこともあってすぐに決められず、一旦窓口を外れた。

やりとりするとき、テンパってたのか、18のエイティーンのエイトしかひろえてなくて、おばさんが親切に紙に18:49って書いてもらう始末。

自分のできない英語にちょっと凹んだ。

あまり人を怖がらない水鳥
あまり人を怖がらない水鳥
日本とはまた違った造りの車両
日本とはまた違った造りの車両
ポストカードを無事に投函
ポストカードを無事に投函

Yみさんおすすめのスープ屋

待ち合わせのサウナが近づいてきたので、合流地点に向かう。

出発の日に晴れるのは、本当に気持ちいい。

ただココは北欧。目のためにサングラスが欲しくなる。
この空は、ここでしか観られないと思わせるほど青かった。

一足先に着いたサウナ。なんと閉まってた。
バルト海に飛び込めるユニークなところだったのに、残念。
下調べ重要だね…

Mまくんと合流して、かなり遠いところにも同じようにバルト海に飛び込めるサウナがあるらしい。
ただ遠すぎて行く気にはなれなかった。

サウナから近くの市場をMまくんに教えてもらって、その奥の建物にも市場があると話してくれた。
そこでYみさんが教えてくれたスープ屋のスパケィッティオを思い出して、そこにいくことにした。
パンの食べ放題でMまくんを釣って一緒にお店へ。

Yみさんおすすめはシーフードスープで10ユーロ。
思っていたより具は入っていなかったけれど、サーモン、エビ、小さなムール貝、あさり、ニンジン、玉ねぎなど入っていて、トマトの酸味のスープだった。

さすがYみさんおすすめだけあって、美味しい。
Mまくんも満足していたので、誘ったかいがあった。

彼はレンタルバイクを借りているらしく、結構自由に散策していたようだ。
だから遠くのサウナにもいけるのだろう。

サウナ、今日はお休みだったよ
サウナ、今日はお休みだったよ
バルト海に飛び込めなくて残念
バルト海に飛び込めなくて残念
フィンランドだからかレイアウトもキレイにみえる
フィンランドだからかレイアウトもキレイにみえる
外で食べるのが好きなヨーロッパの人たち
外で食べるのが好きなヨーロッパの人たち
おすすめされたスープ屋さん
おすすめされたスープ屋さん
パン食べ放題でボリューム感たっぷり
パン食べ放題でボリューム感たっぷり

映画館と鉄道チケット

君の名は。を見に行くらしい彼をならって、自分も映画館へ向かった。

ちょうどいいタイミングで20分後くらいにみたかったが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2を見ることに。
座席をいうのに、12と20をいい間違った。
疲れてるわ、俺…

開場まで15分という空いた時間で、駅の販売機で23:19のInter Cityを買った。

映画では、珍しく開始直後や途中にウトウトした。
やっぱりだいぶ疲れているみたい。

映画は、ラストのヨンドゥの自己犠牲には涙腺が熱くなった。
どこか親父とかぶったのだと思う。

また一人になって散策再会
また一人になって散策再会
小さな港
小さな港
青が映える
青が映える
ここにもトラムが
ここにもトラムが
ヘルシンキでも映画鑑賞
ヘルシンキでも映画鑑賞
映画の待ち時間で切符を購入
映画の待ち時間で切符を購入
観た映画は、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのvol.2
観た映画は、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのvol.2

ヘルシンキ図書館

そんなんで満足して外にでて、やっとヘルシンキの図書館へ。
ヨーロッパのイメージにあるまんまの図書館で好き。

開放感のある空間と縦方向のレイアウトした形。
別のホールはまるで螺旋階段の放射状に配置。

勉強している人もいた。

美しい図書館で有名なのか、何人か写真に取りに来ていた。
20:00までとおもってたが、18:00まで。

危うくまた図書館を見逃すところだった。
見逃してたら延泊の意味がなかったからセーフ。

ロシアのときと同じで大きなカバンは持ち込めない。
ロッカーに無理やり押し込んで入れたら、出すときが開かなくなって少し焦った。
鍵壊れるかと思ったわ。

学習スペースのあるヘルシンキ図書館
学習スペースのあるヘルシンキ図書館
古そうな本もある
古そうな本もある
近代的な造りの部分もある
近代的な造りの部分もある
それなりに直接本に触れることができる
それなりに直接本に触れることができる
ヘルシンキ大聖堂の階段上から
ヘルシンキ大聖堂の階段上から

フィンランドのサウナ

トラムに乗ってホステル近くに見つけた入りに行くことに。
ここで初めて旧札のユーロ札を使ったが、使えてよかった。

ここ、カード払いだとプラス50セントを現金で払う必要があった。

一応フィンランドで入る初めてのサウナだったので、裸で入るのか水着で入るのかきいたら、好きなのでって言われたから日本式で行く。

お客は自分の他に男性2人と小さな女の子が1人。
サウナは特別なことではなく、水をかけて温度を上げるスタイル。

中は薄暗く、ライトは1つ。
自分は日本式で3回入る。
サウナにかなり満足。

トラムでサウナへ向かう
トラムでサウナへ向かう
なんかいいよね
なんかいいよね
公園かな
公園かな
フィンランドのサウナを初体験
フィンランドのサウナを初体験
サウナの入口
サウナの入口
食事も提供してるってことみたい
食事も提供してるってことみたい

フィンランドのケバブ

どこか疲れも取れてホステルへ向かう途中、ケバブを食べてないことにきづく。
Googleででたところに向かう。ホステルから10から15分くらいの距離。

途中、マイクに偶然であった。

「やあMick。夕飯だね」

と気さくに声をかけてくれるマイク。

コーヒーの香りがする建物を通り、店へ。
ケバブ屋にはテラスもあり、10人ほど人が居た。

店員には、ラム肉を進められたがポークにした。
野菜やハーブがぎっしり。健康志向なフィンランド風のケバブ。
ミントが印象的。肉も美味しかった。

ホステルに戻り、荷物をとってから椅子に座って仮眠。
荷物を取ってもらうホステルのスタッフに、気を使って「忙しいのにゴメンな」なんていう俺。

どこまでいい人でいるんだ俺は。

相手も「そうだね」とかいうし。

自分、なんでこいつに気を使ったんだろうか。

ケバブのお店
ケバブのお店
野菜たっぷりでミントが特徴なケバブ
野菜たっぷりでミントが特徴なケバブ

追加のSIMカード

Mまくんは自転車で駅までいくらしいから、自分だけでトラムに乗り向かう。
ベッド下にいた中国人がお見送りしてくれた。

名前は交換していないが、いい関係だったと思う。
旅の無事を祈ってくれるのがシンプルに嬉しい。

最後の無賃乗車にドキドキしながらトラムで駅へ。

日程を変更したことで、SIMカードを延長しておく必要があった。
ただ、DNAだと10ユーロからしかチャージできないので、セール中だったTeliaというSIMカードを4.9ユーロで購入。

電車の写真を撮ってたら、2人の警官に連行される叫ぶ人をみる。
びびるわ。

ホステルのある建物
ホステルのある建物
トラムでヘルシンキ中央駅までいく
トラムでヘルシンキ中央駅までいく
ヘルシンキ中央駅
ヘルシンキ中央駅
時刻表
時刻表
結構広いヨーロッパらしい造りの構内
結構広いヨーロッパらしい造りの構内
ロヴァニエミ行きの列車
ロヴァニエミ行きの列車
車両のペインティングが独特
車両のペインティングが独特
InterCityの先頭車両
InterCityの先頭車両
これでロヴァニエミまでいく
これでロヴァニエミまでいく
森の動物達が車両にペイントされている
森の動物達が車両にペイントされている

サンタクロースエクスプレスのInter City

電車に乗り込んで、疲れからすぐ寝ることにした。

車内はとても寒くて、カッパを防寒着につかった。

車両の電気の消し方がわからず、3時位まで点いてた。

にしても、ヘルシンキ駅でみたMまくんはういてたな。
旅人っぽいような、貧乏っぽいような。

さすが半年近く周っている人だと思ったよ。
もしかしたら自分もこれからそう見えるのかもしれない。

食堂車がめっちゃオシャレ
食堂車がめっちゃオシャレ

補足

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