【旅の記録】 ベラルーシからウクライナへ:ベラルーシ【64】

ベラルーシ

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

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こんにちは、mickです。

トランジットビザで滞在したベラルーシのミンスク。
最大48時間の滞在だけれど、最低観ておきたいところは、こなした。

ホステルでは短い滞在だったけれど、色々あって早朝から退散。
ぐいぐい来るタジキスタンの学生も、
Youtubeみせろっていう酔っぱらいも、
目うつろにフラフラしながらコーラをくれっていう女性も、

今振り返ればいいネタ。
ウクライナへ行く夜行列車は、夜発なので、結構な時間があった。
図書館巡りは楽しい。

列車での出国審査、今回は深夜だったからまいった。

日付:2017年7月21日(金)

日付:2017年7月21日(金)
地域:ミンスク
天候:晴れ

ホステルから退避

昨日の出来事とはなんだったのか、そう思わせるような心地いい風で目が覚める。

決まっているのはキエフに行く。それだけ。
キエフでの宿も何するかも決まらず、モヤモヤが続く。

タジキスタンの学生は、まだ寝ている。
昨夜も動画みてたし。
酔っぱらいもそうだけれど、勉強しろって思う。
それでも語学を操れる彼は、自身に満ちているのかもしれない。
自動車の輸入を自国でするらしいが、陸運での車は大変だろう。

朝にパンとコーラを飲んでいたら、目の危ない女性がおもむろにコップをだしてきた。

「コーラを分けてちょうだい」

そんな感じ。
まあ、お金をあげるのとは違うと思っているので、コップ半分を注ぐ。

「バリショーイ・スパシーバ(どうもありがとう)」

そういって、フラフラと去っていった。
その有様に薬でもやってるんじゃないかって思う人。

居心地もよくないし、図書館、そして日記も書いておきたかったので、10:00にはチェックアウトする。
ホステルに戻ってくるのもいやだったので、荷物もすべて持っていく。

係の人は、チェックインのときにフレンドリーに対応してくれた女性だ。
話すことに意味がある、ということで昨夜の出来事を話した。
彼女にレセプションに伝えた?と言われても、言えませんでしたとしかいえない。

「まじでこいつYoutube観たいと言ってるぞ」

としか言えなかったわ!
最も、そのとき彼女が来客の対応中と、後ろにいた酔っ払いに気を回しったってのはある。むむむ。

ミンスクのベラルーシ国立図書館

歩いて駅まで向かう。30分近く離れていたのを思い出してまた疲れる。
そう思った。

重い荷物、早くワルシャワで荷物の整理をしたい。
それでもどこまで削れるのか。

駅に荷物を預けに行ったら、昨日とは違う奥のゲートに行けって言われた。

「18:00までだからね」

なんだってー!
って感じだが、もうやるしかない。

メトロに乗って、ベラルーシ国立図書館へと向かう。
地上に上がると、図書館がひと目でどこにあるかわかるくらい特徴的な建物。
写真を取りながら行く。

ここの図書館で有名な展望室には興味がない。
それで、インフォメーションに行って普通に図書館に入りたいことを伝える。

ビジター入館は、1ベラルーシ・ルーブル(当時、約60円)。
展望台からして感じてはいたが、有料の図書館がついに登場した。
ビジターカードを受け取って、1ベラルーシ・ルーブルを支払って中へ。

図書館の内装は、外観からみた近代的な造りそのまま。
少しデットスペースが生まれそうだが、元がでかい建物なので、広く感じる。

広い通路にはアートが飾ってある。
特別な貸し出しは、特別な手続きが必要なようだ。
建物の3階までは入れた。

途中、なぜか一般者が立ち入れないところに入ってしまったようで、女性に注意されてそのまま出口まで案内された。

Free Wi-Fiの部屋や雑誌の部屋、建物の形、そして特別な蔵書以外は普通の図書館。

中心地からは遠くて、立地はよくないベラルーシ国立図書館。
ここで日記を書いておく。

18:00には駅で荷物を受け取らなければ、という縛りがなければいいんだけど。

今夜もマクドナルド

夕食もとりたいので、移動することにする。

近くのスーパーの入口に物乞いがいるベラルーシの現実がある。

駅まで戻ってマックで食事。
ビッグマックのセットで、6.9ベラルーシ・ルーブル。日本円で約400円くらいと安い。
窓側の席に座って行き交うベラルーシの美女を眺めながら。

駅で荷物を受け取って、残ったお金でビールを買う。
スタンドで飲み干して、列車の発車まで3時間の時間を使う。
フェイスブックの投稿がラトビアで止まっていたので、リトアニアとベラルーシの分を投稿。
SIMとポストカードの情報を入れてみた。
すると、Kばさんからメッセージがきて、SIMカードについて知っていることを伝えた。
ライダーの彼の連絡の早さは、さすがだと思う。
それに彼も元気そうで安心する。

キエフの宿の予約を散々悩む。
立地が読めないことと、何をするか決めてないこと、盗みの情報やベッドバグの情報を見てしまったから。
それでも、今予約をしておかないと、ベラルーシをでるとまたネットがつながらなくなるのでまずい。
少し高いが、セールだったホステルを決めた。

肩の力が抜けた。
移動と次の宿が決まるだけで、かなり安心する。

日記を書く時間を作れないまま辺りは暗くなった。
外のライトアップを拝む。

やはりどんな街でも離れるのは寂しい。

国境を越える鉄道の出国審査

最後に残ったお金、0.31ベラルーシ・ルーブル。金額ピッタリのお菓子を見つけて使い切った。
やったぜ。
写真を撮って、これちょうだいってやったら、お店の女の子が笑ってた。かわいい。

満足して乗車する列車へ。
20分前だけれど、すでに列車が停まっていた。
写真を撮って、車内へ。
事前の情報通り、シベリア鉄道の3等車と同じ構造。

パパッとセッティングしていると他の客が来た。
息子と母、そして1人の男性。

笑顔を向けると笑顔で返してくれる。

出国審査は、早朝の3:30から4:00くらいらしいので、さっさと寝る。
トイレは電気が点かなくて、手を洗う水も少し。

とにかく寝る。

そしたら1時くらいに親子が同じベッドに寝ての会話がメチャ笑い声で、うるさくて寝るのに苦労した。
それと同時に何の話をしているのか気になった。

空調は、冷房が効いていて悪くなかった。

出国審査の時間に全員起こされる。
まず荷物の確認。アジア人の自分だけ、中を開けてチェックされる。
手を中につっこんでいたけれど、何を探していたのだろう。
シークレットファスナーまで開けてチェックしていた。
カメラバッグの2層構造は、上だけで済ませたが。

それが終わるとパスポートチェック。
これまた入念なチェックで、ルーペでしっかり、そして2人がチェックした。

自分の情報が載っているであろうパソコンをガン見してた親子に何も言えない自分。
空気もそんなんだった。

無事に終わってホッとする。
外は大雨と雷。車内には雨水が侵入していた。

トイレで歯磨きだけ済ませてベッドへ。すぐに眠りについた。

補足

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