【旅の記録】ムーミンカフェ:フィンランド【31】

フィンランド

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

こんにちは、mickです。

明日、ヘルシンキからトゥルクへ移動するつもりだった。
トゥルクからは、船に乗ってスウェーデンへと行く。
だから、この日のうちにポストカードを準備しておきたかったんだよね。

旅をしていると、ふとした瞬間に物思いにふけることが。
この日も前職SEで抱えてたことがふとでてきた。
それを日記で振り返ることは大切だったと思う。

いまは、スッキリしてるからさ。

夜にホステルで1人の大学生と出会ったことで、予定が変わってしまった。
臨機応変に予定を変えられるのが、なんか旅っぽい。

日付:2017年6月18日(日)Linux の生みの親を産んだ都市

日付:2017年6月18日(日)
地域:ヘルシンキ
天候:曇り

ポストカードミッションのための準備

朝起きて、昨日の夜と同じものを朝食べる。
どうも疲れからベッドに戻ってゴロゴロ。

昼から出かける。昨日とは違うルートで駅近くの郵便局が目的地。
どこかテンションが上がらないけれど、目的があるだけで身体は動いた。

坂を降りて、遊園地を通り、公園では北欧らしいかわいい家を見て、サーフボードをオールでこぐ人を見ながら歩いた。
オールでこぐの(スタンドアップパドル)、やってみようかと迷った。
結局水に落ちたことと、一人でやることを考えて止めてしまった。

やるなら誰かとやりたいよ。

ワンパターンの食事
ワンパターンの食事
ホステルの窓から
ホステルの窓から
歩行レーンと自転車レーンが分かれている
歩行レーンと自転車レーンが分かれている
街並み
街並み
トラムが主な移動手段
トラムが主な移動手段
シュールすぎる
シュールすぎる
変わった建物
変わった建物
川沿いの歩行公園にある建物
川沿いの歩行公園にある建物
人が住んでいる様子はない
人が住んでいる様子はない
スタンドアップパドル
スタンドアップパドル
遊具の足元は柔らかくできている
遊具の足元は柔らかくできている

前職の悩みと向き合う

このとき、SEをやっていて、何故苦しかったのか、ひとつ思いつくことがあった。

ヘルシンキは、リーナス・トーバルズが生まれ育った土地。
彼は、Linux OS の生みの親。著書も読んだことがある。

彼は数学が得意。プログラムを書くのに必要なのは数学。
自分は、その数学にだんだん自身が持てなくなってきたのを誰にも言えずに抱えたいた。

簡単な暗算や、ビット計算ができなかったり、ゼロの数を間違えたりする。
それを、抱えて、隠して、苦しんでいる。

少し涙出た。

ヘルシンキのフードフェスのTaste

途中、Tasteというフードフェスのイベント会場の前を通った。

お金をポイントに変えて、それで好きなものを食べるっていうやつ。
このシステムの利用者側のメリットがさっぱりだぞ。

環境か健康に関係しそうだったのでその貢献に意味があったのだろうか。

taste of helsinki
taste of helsinki
バウチャーを買って食事をするシステム
バウチャーを買って食事をするシステム
入口はこちら
入口はこちら
途中にあった建物も面白い
途中にあった建物も面白い

郵便局のちマクドナルド

郵便局について、数ある中からムーミンのポストカードと切手を購入。
ここ、クレジットカードを使えたことに驚いた。

日本は切手やポストカードを買うのにクレジットカードは使えない。
数年前にスイスにいったとき、同じ海外でも使えなかったし。

進んでるな、フィンランド。

マクドナルドを少し探して駅前ではわからなかったので、昨日と同じマクドナルドで食べる。
ニューヨークビーフとハンバーガーを頼んだつもが、ニューヨークビーフしか買えなかった。

ただのハンバーガーって通じかかったのかな。

フィンランドの郵便局 posti
フィンランドの郵便局 posti
お土産に使えるポストカードがたくさん
お土産に使えるポストカードがたくさん
順番待ちのチケット
順番待ちのチケット
かわいいポストカードをゲット
かわいいポストカードをゲット
投函するときは黄色いポストへ
投函するときは黄色いポストへ
郵便局はヘルシンキ駅の近くにあった
郵便局はヘルシンキ駅の近くにあった
お昼はニューヨーククラシック
お昼はニューヨーククラシック
チーズとお肉がたっぷり
チーズとお肉がたっぷり

ジプシーの物乞い

港の市場の前を通って、港沿いを散歩する。

生神女就寝大聖堂へ足を運ぶ。

風が冷たくなってきていた。
途中の階段では、ジプシーのおばさんが物乞いをしている。

正直、見苦しいと思ってしまった。
今では、日本にはない風景のひとつ。

ここで外で写真を撮るのに夢中でいたら、閉まって大聖堂に入れなかった。
でも扉のスキマからイコンが見れたので、入らなても大丈夫そうだとわかった。

メイン通りを通って東へ
メイン通りを通って東へ向かう
にぎやかな市場
にぎやかな市場
所狭しと並ぶお店
所狭しと並ぶお店
雑貨、野菜、果物、カフェ、などなど
雑貨、野菜、果物、カフェ、などなど
市場の横もまた広場
市場の横もまた広場
とあるテラス
とあるテラス
夏場はもっと賑わいそう
夏場はもっと賑わいそう
生神女就寝大聖堂
生神女就寝大聖堂
キリル文字。ロシア語だろうか
キリル文字。ロシア語だろうか

ムーミン(カフェ)発見

リーナスの出身校ヘルシンキ大学の周りをうろついていたら、偶然にもムーミンカフェを見つけた。

ひとりだし入るのを悩んだけれど、話のネタと思って入った。
コーヒーを飲みながら旅の行程を考えようと思って。

内装はシンプルかつ型が統一されている、北欧らしいつくり。
ムーミングッズもたくさん。

さらに、絵本や遊具が置いてあって、大人も子どもも楽しめる、そんな空間。

外の光を取り入れるガラス窓は、時間帯によって光の下限が変化する。
それがフィンランドの自然そのものに感じた。

カプチーノを飲みながら、ムーミンカフェのかわいい紙ナプキンに行程を書いていく。

スペインの巡礼
キリマンジャロ登山
ポーランドで友だちと会う
セルビアにいったライダーと落ち合う

そんなのを考えていた。

途中、アクロバティックに遊具で遊ぶ女の子が面白かった。
韓国の家族や、日本の女性も入ってきて、アジア人にも人気っぽい。

滞在はあっという間の2時間。

ムーミンカフェで見つけた地図にムーミンの作者トーベ・ヤンソンゆかりの地を見て回る。

出生後の家
遊んだ公園
学んだ美術学校
亡くなるまで住んでいた家
彫刻家の父の作品

結構歩いたよ。

立派な建物があった
立派な建物があった
経営者は中国人だと思う
経営者は中国人だと思う
ヘルシンキ大学
ヘルシンキ大学
ムーミンカフェを見つけた
ムーミンカフェを見つけた
なにこれかわいい
なにこれかわいい
ムーミンカフェの店内は天井も高くて好き
ムーミンカフェの店内は天井も高くて好き
子どもたちが遊べるスペースが用意されている
子どもたちが遊べるスペースが用意されている
いい雰囲気
いい雰囲気
ムーミンの置物がかわいい
ムーミンの置物がかわいい
ムーミンの本
ムーミンの本
ムーミングッズ買えます
ムーミングッズ買えます
お菓子缶かな
お菓子缶かな
これはなんだろう
これはなんだろう
こんなティーパック開けられない
こんなティーパック開けられない
カプチーノを注文しました
カプチーノを注文しました
ムーミンの作者トーベ・ヤンソンゆかりの地へ
ムーミンの作者トーベ・ヤンソンゆかりの地へ
このあたりに住んでいたところがある
このあたりに住んでいたところがある
多分この建物が生前住んでいたところ
多分この建物が生前住んでいたところ
トーベ・ヤンソンが子どもの頃あそんでいた公園
トーベ・ヤンソンが子どもの頃あそんでいた公園
洒落た建物
洒落た建物
トーベ・ヤンソンのアトリエ跡
トーベ・ヤンソンのアトリエ跡
トーベ・ヤンソンのアトリエ跡
トーベ・ヤンソンのアトリエ跡
ヘルシンキの賃貸情報
ヘルシンキの賃貸情報
エスプラナーディ公園
エスプラナーディ公園

日本からの大学生

トラムでホステルに戻る。
今回も無賃乗車にドキドキ(をい。

食事をていると、昨日見た日本人の男の子がいたから声をかけた。
これにより今後のルートが大きく変わる。

彼は半年の予定で旅をしているMまくん。

大学を休学して、9月から復学まで旅をするそうだ。
彼はアジアから入って飛行機を主に使いながら移動している。

スマホ無しでのインドの修行の話は面白かった。
彼にとっては二度と行きたくない場所になったとか。
これからいこうと考えているけど、インド怖いな(笑

タイでの滞在が最長で3週間。
飛行機お高いと思っていたら、イタリア、ブルガリア間で3000円台と驚かされる。

これによって、飛行機を使う可能性が大きくなった。

ホステル最寄りのトラム乗り場
ホステル最寄りのトラム乗り場
バスみたいなボタンがある
バスみたいなボタンがある

白夜の街ロヴァニエミの魅力

彼はこれからロヴァニエミという北極圏の街で白夜を体験してくるという。
この話に妙に引かれた。

「一緒にいっていいかな?」

それで考えた結果、自分もロヴァニエミにいこうと思った。
あまりに急な展開で、マイクが話しかけてくれたのに対応できなかった。

まず、連絡していたノルウェーのグナーに連絡して、予定を1週間変更したいことを伝える必要があった。
なんとすぐに返信がきて、OKに近い返事がきた。

トゥルクへのバスチケット8ユーロは捨てることになる。

それでも、白夜、に惹かれていた。

ならば、いくしかない。

いつもの食事が夕飯
いつもの食事が夕飯

ロヴァニエミへ行き方

移動手段は、バスと電車、2つあった。両方とも夜行で、バスのほうが安い。

電車Inter Cityは【サンタクロースエクスプレス】として有名な乗り物。
到着はどちらも午前中。

金額の高さもあって悩んだが、電車にする方向で考える。
電車に乗るのが好きだからね。

ネットで予約を見てみると【寝台なのにベッドなし】、つまり通常の座席の予約しかできない。
明日、駅の窓口にいって試して見ることにする。

それでもまだ、迷いがどこかにはあって、トゥルクのホステルは押さえたままにしておいた。
ロヴァニエミのホステルもまだ取らずにおく。

なんか旅っぽくなってきた。

1週間の滞在を北欧で伸ばすのは、物価の高さから正直つらかった。
それでもロヴァニエミから先は決められず、寝ることにした。

インド系の洗礼

この日は、インド系らしきグループがドミトリーに入ってきて、うるさいは臭いは。
インドの旅をほんの少しだけ体験した気持ちの夜。

騒音防止にはipod touchの音楽、ニオイ対策にはラベンダーのコンボをこの度で始めて利用した。

補足

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