こんにちは、mickです。
見慣れない短縮URL「wp.me」を使っているWebサイトがありました。
気になったので調べました。
この記事では同じように気になった人の参考になればと、調べたことを載せています。
WordPress.comが提供する短縮URLがwp.me
短縮URLのwp.me。
これはWordPress.comが提供する短縮URL
WordPress.comのブログから2009年に始まったサービスだとわかります。
WordPress公式Webサイトは「WordPress.org」。
つまりWordPress公式が提供しているサービスではありません。
「WordPressとWordPress.comの違い」については前の記事に書いています。
一般的に長くなるURLを短く見せるのが短縮URL
WebサイトのURL、その文字の長さはドメインから始まるのもあって長くなります。
例えば上のリンクなら「https://oneuro.net/wordpress-com-create-account」なら「47文字」でできているわけです。
これを短縮URLサービスのBitlyを使って短縮URLにすると「https://bit.ly/3ro4u5p」と「22文字」に。
文字の長さがだいたい半分になりましたね。
並べてみるとその長さの違いがよくわかります。
短縮前:https://oneuro.net/wordpress-com-create-account
短縮後:https://bit.ly/3ro4u5p
短縮URLを知ったきっかけはTwitter
私が短縮URLのことを初めて知ったのはTwitterを使っているときでした。
Twitterは、アルファベットで280文字まで。
日本語だと140文字までしか使えない中、文字の長いURLはやっかいでした。
それで、短縮URLを使ってWebサイトのURLの文字数をかせいだわけです。
いまTwitterは、WebサイトのURLを自動的に短くしてくれるので、Twitterのために短縮URLを使うことはほとんどなくなりました。
短縮URLの仕組みはリダイレクト機能の応用
短縮URLはリダイレクト機能の機能を応用したサービスです。
上の例だと次の3ステップでユーザーは目的のURLにたどり着けます。
- ユーザーが「https://bit.ly/3ro4u5p」にアクセスする
- 短縮URLサービスが元のURL「https://oneuro.net/wordpress-com-create-account」にユーザーをリダイレクトさせる
- ユーザーが「https://oneuro.net/wordpress-com-create-account」にたどり着く
仕組みは単純。
短縮URLは、サービス会社が止めるまで使える
短縮URLは、短縮URLサービスを提供する会社がサービスを終了するまで使えます。
検索エンジンのGoogleも独自の短縮URLサービスを提供していましたが、2019年にサービスを終了してますが、生成済みの短縮URLは引き続き使えています。
⇒ Google、URL短縮サービス「goo.gl」を2019年3月30日に終了へ
短縮URLを使うと元のURLがわからなくなる
いま短縮URLを使うメリットはあまりないです。
元のURLがわからなくなる、というのがポイント。
Webサイトの運営者は、ユーザーに自分のWebサイトに来て欲しい。
だけれども、短縮URLをみたユーザーはクリックしたらどこに行くかわからないから不安になる。
不安になるとこの短縮URLをクリックすることはないでしょう。
いま短縮URLを使うことを考えるなら次の3つくらいですね。
- SMS(ショートメッセージサービス)で使う
- QRコードの生成に使う
- URLに日本語を使っていて文字数が100を超えるときに使う
短縮URLのwp.meを使う
wp.meの短縮URLを使うにはWordPress.comが提供するWordPressプラグインのJetPackが必要です。
「JetPack」>「設定」>「トラフィック」
ここにある「WP.me 短縮リンク」の「共有しやすい短縮 URL を生成します。」にチェックを入れると、短縮URLの機能がオンになります。
あとは投稿や固定ページの編集ページにあるJetPackのメニューから短縮URLを取得します。
さらに細かい設定については、次のWebサイトが参考になりました。
まとめ。
短縮URL「wp.me」について紹介しました。
「wp.me」はWordPress.comのブログで書かれたWebサイトへのURL
ということをでした。
WordPress.comは、wp.meを使ったスパムチェックをうたっています。
これでwp.meをみても慌てなくて済みそう。
記事を読んでくれて嬉しいです。
今日もありがとうございました。
初稿 2020/12/23