【WordPress】ブログ記事投稿後「モデレートしてください」とメールが来た【大丈夫】

【WordPress】ブログ記事投稿後に「モデレートしてください」とメールが来た話【大丈夫】 WordPress

ブログの記事を投稿した後しばらくして、突然WordPressの管理メール宛にメールが届きました。内容は「モデレートしてください」というもの。びっくりして調べてみたらWordPressの機能、ピンバックによって届いたメールでした。冷静に対処すれば心配する必要はありませんでした。

ここは、モデレートとピンバックのことがわかる記事になります。

モデレートとは「ブログ宛に通知が来ています。管理・対処してください」

モデレートメール
メール「モデレートしてください」

モデレート(moderate)を辞書で調べてみたら次の記述がありました。

《イ》〔権限者が〕~の議論を管理する◆ニュースグループ、メーリングリストなどで、趣旨に合わない投稿をフィルタリングすること。IRCで許可されたユーザだけが発言できるようにすること。掲示板などで、議論が円滑に行われるよう必要に応じて介入したり、投稿の移動・編集・削除などを行うこと

引用元:英辞郎 on the Web

これをWordPressでのモデレートに置き換えてみます。そもそもWordPressからのメールも「モデレート」とカタカナで記述したまま。WordPressでブログを書くユーザー視点で置き換えてみると、

「ブログ宛に通知が来ています。管理・対処してください。」

といったところでしょうか。この方が私の中でしっくりきます。このモデレートの通知を私は、ピンバックによって初めて知りました。他にもブログにコメントが投稿されたときやトラックバックの受信があったときにもモデレートの通知がきます。

ピンバックとは「自分のブログの記事が他の記事に紹介されたことを知らせる」こと

自分のブログの記事が、他の記事からリンクを張られると(URLの記述が行われると)ピンバックが実行します。この機能には、メリットとデメリットがあります。

メリット → SEO対策の機能になる

自分のブログの記事が、他の記事から張られることは、外部とのつながり、外部リンクができるわけです。これは、SEO対策になります。自身のブログが、外部からリンクを張られると、一般的にその記事の信用度が上がります。信用度が上がれば結果として、検索結果の上位にでる可能性があがるということになります。

デメリット → スパムの可能性もある

リンクを張ってもらった先との繋がりができます。しかし、その繋がった先が自分のブログのスタイルに合わなかったりフィッシングサイトだったりする可能性もあります。そのため、ピンバックのモデレートが来たら確認して、対処したほうが良さそうです。

ピンバックが来たときの対処には4つ

ピンバックが来たときの通知

ピンバックが来たときの対処には3つあります。

  1. 承認する
  2. ゴミ箱に移動する
  3. スパムとしてマークする
  4. 何もしない
ピンバックが来たときの対処

承認 → ピックバックを送ってきた記事が自分の記事に載る

承認することで、コメント欄にピックバックを送ってきた側(ここでは自分の記事のリンクを張った記事)のリンクが表示でてくるようになります。つまり相互リンクをはることになります。このときコメント欄を表示しないようにしている場合は、表示でてくることはありません。

ゴミ移動 → 自分の記事に影響なし

コメント欄にピックバックを送ってきた側(ここでは自分の記事のリンクを張った記事)が記事を紹介したままになります。自分のブログ記事には変化はありません。

スパムとしてマークする → プラグインなどで自動処理ができる

ピックアップを送ってきた相手のことが記録に残ります。これにより、プラグインなどで(削除などの)自動処理ができるようになります。

何もしない → 通知が残るだけ

慌てる必要はありません。放置するという選択肢もあります。ただそれでは、通知バッジがいつまでもでたままになるので気になりますね。

モデレートの通知が来るパターンケース

今回私のところには、ピックバックでメールが来ましたがこんなときにメールが来ます。

  1. ピックバックの受信があったとき
  2. コメントの投稿があったとき
  3. トラックバックの受信があったとき

それぞれの対処は、上記と同じで「承認」「ゴミ箱」「スパム」「何もしない」のいずれかになります。

まとめ:モデレートの通知は、冷静に対処すれば大丈夫

最初に「モデレートしてください」のメールが届いたときにはびっくりしました。調べて、冷静に対処すれば大丈夫です。ピックバックやトラックバックは、自分のブログのことを広めるチャンスになります。その反面、スパムにも利用されるというデメリットも持っているため、自分のなかで運用のルール、ポリシーをもつと迷わなくてすみそうです。

以上、みなさまのITライフの助けとなれば幸いです。

初稿 2020/06/11