こんにちは、mickです。
ウィジェットエリアによく読まれている記事を載せたい
これをプログラミングの知識不要で実現したい
こんな要望に応えます。
WordPressならプラグインひとつで解決です。
WordPressのWebサイトの人気記事を伝えたい
ブログ型のWebサイトで、「人気記事」「よく読まれている記事」というリストを見かけます。
これを実現するにはどれだけ記事にアクセスがあるかを集計してある必要があります。
「人気記事」を使う方法にはいくつかあります。
- WordPress Popular Postsプラグインを使う
- Cocoonなど集計機能のあるテーマを使う
- JetPackプラグインにある機能を使う
ここでは、「人気記事」の機能だけをもつ「WordPress Popular Posts」プラグインに焦点を当てます。
理由は、次の3点。
- 機能が限定的であること
- テーマに依存しないためテーマを変更しても影響がない
- 問題があればプラグインを削除するだけでOK
機能が独立していてシンプルなのが WordPress Popular Posts の強みです。
人は多くの人がいいというモノに興味をもつ
Webサイトに来た場合、人気記事のクリック率は上がりやすい。
同じジャンルに興味を持っている人ならなおさらです。
失敗を回避しやすいから
とてもシンプルな理由です。
たくさんの人が興味を持っているなら、失敗しない(または失敗は少ないだろう)
人はこんな風に無意識で決めちゃうんですね。
行列ができている飲食店をみて「このお店は美味しいに違いない」と思うのと同じです。
なので、「人気記事」があるとWebサイトに来てくれた人を誘導することができます。
使い方はシンプル。
- プラグインをインストールして有効化
- 「人気記事」をウィジェットに設置する
この2ステップでOK。
WordPress Popular Postsの使い方
人気記事をウィジェットに設置するならWordPress Popular Posts。
30万回以上もダウンロードされていてプラグイン自体もポピュラー(人気)です。
プラグインをインストールして有効化
WordPress Popular Posts を使うため、インストールして有効化します。
「プラグイン」>「新規追加」>「検索:WordPress Popular Posts」
「人気記事」をウィジェットに設置する
「人気記事」の設置はウィジェットエリアにするのが一般的。
いまWordPressはウィジェットを2か所で設定可能です。
「外観」>「カスタマイズ」>「ウィジェット」
「外観」>「ウィジェット」
ここではオススメの「カスタマイズ」画面から設置する方法で紹介です。
ウィジェットを選択する
ウィジェットの追加 → WordPress Popular Posts
設定をして「公開」ボタンでウィジェット設置
基本的な設定を載せておきます。
迷ったら真似すれば大丈夫です。
タイトル:人気記事
最大表示数:5件
ソート順:総閲覧数
時間の範囲:過去1週間
投稿タイプ:post
これはWebサイトのPVや観てもらいたいカテゴリーによって変わってくると思います。
設定が終わったら「公開」ボタンをクリックしてウィジェットを設置します。
設置したばかりは人気記事の統計情報がないので、1日か2日程度待つ必要があります。
WordPress Popular Postsが重いときにできること
WordPress Popular Posts は頻繁にデータベースにアクセスするため、Webサイトが重く(遅く)なる可能性があります。
あれ?Webサイトが重いな…
と思ったら次の設定を見直します。
- データの保存期間を決める
- データキャッシュする
- キャッシュの更新期間を広げる
- データサンプリングを「有効」にする
「設定」>「WordPress Popular Posts」>「ツール」
ここで設定します。
データの保存期間を決める
「ログ上限」の設定を変更することで、記事の統計情報を節約できます。
ログが少なければ、データベースの検索範囲が少なくて済むので、Webサイトが重くなることを防ぐことを期待できます。
WebサイトのPVが多ければ期間を短く、PVが少なければ期間を長くするといいですね。
データキャッシュする
統計情報にキャッシュを使うと、データベースのアクセスが減ってWebサイトの負担を減らすことが期待できます。
キャッシュの更新期間を広げる
キャッシュの更新期間が長ければ、その間のデータベースのアクセスを減らせます。
期間を長くすると、統計情報のリアルタイム性が損なわれます。
この結果「過去は人気記事だったけれど、現在は人気記事でないWebページ」が人気記事扱いになる可能性がでてきます。
データサンプリングを「有効」にする
データサンプリングを「有効」にすると、プラグインは頻繁に、ではなく定期的に、統計情報を収集するようになります。
データベースのアクセスが減るので、Webサイトの負担が減ります。
WordPress Popular Posts は、PVの多いWebサイトでは「有効」にすることを推奨しています。
まとめ。
WordPressで人気記事を表示するプラグイン「WordPress Popular Posts」を紹介しました。
機能が1つでシンプルなため、使い方もシンプル。
- WordPress Popular Postsプラグインをインストールする
- ウィジェットを設置する
これだけ。
もしWebサイトが重くなったな、と感じたら「ツール」>「データ」にある数値を変更して対応可能です。
記事を読んでくれて嬉しいです。
今日もありがとうございました。
初稿 2021/01/04