こんにちは、mickです。
Windowsでパソコン画面を録画したい
GIFアニメーションを扱いたい
そんな方への記事です。
ブログなどで操作の説明をするなら、その様子を録画するのがわかりやすいのでオススメ。
通常の動画では、ファイルサイズが大きくて使いにくい。
そこで、便利なのがファイルサイズが小さくてすむGIFアニメーションです。
Windowsの画面は無料で録画できる
WindowsならGIFアニメーションでパソコンの画面を録画できます。
それも無料で。ありがたいですね。
具体的な方法:ScreenToGifを使う
WindowsでGIFアニメーションを使って画面を録画するなら、ScreenToGifがオススメ。
簡単な操作でパソコン画面とその操作の様子を録画することができます。
ScreenToGifの主な機能
ScreenToGifは、無料で使えるのに画面の録画とGIFアニメーションを編集する機能がそろっています。
- 画面の録画
- Webカメラの録画
- ボードのお絵かき録画
- GIFアニメーション編集
特にGIFアニメーションの編集が気に入ってます。
GIFアニメーションで画面を録画したあとに、画面サイズを変えたり、アニメーションの荒さを調整することで、ファイルサイズを減らすことができます。
日本語に対応したScreenToGif
ScreenToGifは、日本語に対応しています。
これは執筆時点の最新バージョン(2.27.3)で確認しています。
ScreenToGifのインストールと日本語化
早速ScreenToGifをインストールしていきます。
公式WebサイトからScreenToGifをダウンロード
ScreenToGifの公式WebサイトからScreenToGifをダウンロードします。
インストーラー版、ポータブル版、Microsoftストア版など導入にはいくつかの選択肢があります。
ここでは、操作が一番簡単な「インストーラー版」を使うことにしました。
ScreenToGifをインストールする
ダウンロードしたファイル(インストーラー版なら.msiファイル)をダブルクリックしてScreenToGifのインストールを始めます。
インストーラーは日本語化されていません。
でも大丈夫です。
英語が苦手な方は、ここで紹介する設定にしたがってインストールすれば簡単にScreenToGifをインストールできます。
インストールする機能を選択する
インストールするScreenToGifの機能を選択します。
すべてデフォルトのままでOKです。
○:ScreenToGif
○:SharpDX libraries
○:Gifski libraries
×:FFmpeg exclutable
○:Create an empty settings file
「Next」をクリックして次へ。
インストールする場所を選択する
ScreenToGifをインストール場所を選択します。
ここもデフォルトのままでOKです。
インストール場所:Program files (x86)の下
ショートカット:デスクトップ、スタートメニュー(すべてのユーザーに利用を許可)
「install」をクリックして次へ。
「ユーザーアカウント制御」からインストールしていいかの確認がでてきます。
「はい(またはYes)」をクリックして次へ。
これでScreenToGifのインストールができました。
ScreenToGifを日本語化する
ScreenToGifは日本語化されています。
なので使っているWindowsの環境によりますが、自動的に日本語になっているかと思います。
もし日本語になっていないなら、次の手順でやればOK。
ScreenToGifのオプションを開く
ScreenToGifを起動してオプション(Options)をクリック。
オプション画面を開きます。
日本語化する
オプションの中にある「Language」を選択。
ここに「日本語」があるのでコレを選択すれば日本語で使えるようになります。
国旗が付いているのでわかりやすいのがいいですね。
ScreenToGifで画面を録画(キャプチャ)する
早速インストールしたScreenToGifを使ってWindowsの画面を録画していきます。
ScreenToGifを起動する
ScreenToGifを実行すると4つのメニューが出ます。
- レコーダー
- Webカメラ
- ボード
- エディター
それぞれ次のような機能になっています。
レコーダー:画面の特定の範囲を録画します。
Webカメラ:Webカメラに映る内容を録画します。
ボード:ホワイトボードに絵を描く感覚でその内容を録画します。
エディター:録画したGIFアニメーションのサイズを変更するなど編集します。
レコーダーで特定の範囲を録画する
レコーダーで特定の範囲を録画していきます。
レコーダーをクリックすると、画面を録画する範囲のウィンドウが出てきます。
録画したい範囲をこのウィンドウの中に入れます。
ここで設定するとしたら「fps」です。
fpsは「1から60」まで設定ができます。
1に近いほどGIFアニメーションがあらく、60に近いほどなめらかになります。
準備ができたらがめん右下にある「録画」またはF7を押して録画開始です。
録画を開始すると右下のボタンが「一時停止」ボタンと「停止」ボタンに切り替わります。
ボタンを押すか、それぞれF7、F8で「一時停止」や録画の「停止」ができます。
停止すると録画したGIFアニメーションを保存
レコーダーで画面を録画、停止するとGIFアニメーションの編集画面にいきます。
この時点ではまだ画面を録画した内容はファイルに保存していません。
録画した内容を保存する
「ファイル」メニューの中にある「名前を付けて保存」をクリック。
ウィンドウの右側に「名前を付けて保存」が出てきます。
- ファイルタイプ:Gif
- エンコーダー:ScreenToGif
この設定で「保存先」をクリックして保存場所を決めると録画したGIFアニメーションがファイルに保存されます。
GIFアニメーションを編集する
画面を録画したGIFアニメーションは、あとから編集ができます。
- 画像サイズを変更
- 不要な部分の削除
- フェード効果追加
- キャプション追加
ここでは一番簡単で利用頻度が高い「画像サイズを変更」を紹介です。
GIFアニメーションの画像サイズを変更する
画像サイズの変更は簡単です。
「画像編集」のメニューから「リサイズ」を選ぶだけ。
画像の右側にメニューがでてきます。
ここで画像サイズの変更先を入力します。
画像サイズを変更するコツ
画像サイズを変更、リサイズするのにはコツがあります。
基準を決める
これだけ。
そしてこの基準としてオススメなのがコチラ。
画像の横幅
この画像の横幅を基準にすると間違いはなくなります。
このとき横幅の変更に合わせて縦幅を変更してくれる「アスペクト比を維持する」機能は必須です。
アスペクト比を維持して画像サイズを変更する
「アスペクト比を維持」にチェックをいれて画像サイズを変更します。
横幅はだいたい800から1200が標準的としてWebサイトが作られています。
MacなどRetinaディスプレイだと倍になるので、1600から2400となります。
インターネットの速度やスマホ対応のことを考えると、だいたい横幅が600から800をオススメしています。
ここでは「アスペクト比を維持」にチェックをいれて横幅を「800」に設定。
縦幅は自動的に「1060」から「556」になりました。
「適用」ボタンをクリックすると画像のサイズが変更できます。
これを改めてファイルに保存すれば完了です。
まとめ。
フリーソフトのScreenToGifを使ってWindowsで画面をGIFアニメーションで録画する方法を紹介しました。
ScreenToGifで作ったGIFアニメーションは、ブログでも使えるくらいファイルサイズを小さくできるので便利だと思っています。
無料でここまで簡単にできるWindowsの環境が好き。
Macも画面を録画するのはスクリーンショットの標準機能できます。
ただ、GIFアニメーションにするには他の助けがいるのが残念です。
私はよくMacとWindowsを使い分けて使っています。
どっちも好きだし、どちらにも得意不得意があるから。
GIFアニメーションを作ることに関しては、Windowsに頼りそうです。
記事を読んでくれて嬉しいです。
今日もありがとうございました。
初稿 2020/12/04