Quasar + VueでAndroidアプリを作る手順

こんにちは、mick です。

Quassar + Vue で Android アプリを作るサンプルを作成しています。
ChatGPT を活用して。ところが、ChatGPT の弱点である「扱う情報にタイムラグがある」がもろにでました。

この記事を書いている 2025/05/18 現代で、実行するコマンドの手順メモを残すことにしました。
(Vue がインストール済みであることが前提で書いています)


1. Quasarのインストールとプロジェクトの作成

npm init quasar
  • 「Quasar」というVueを使いやすくするツールを作成。
  • 質問形式で環境を作成していく。基本は「Enter」キーで進めばOK。

2. プロジェクトフォルダに移動

cd my-quasar-app
  • 上のコマンドでできたアプリのフォルダに入る。
    (ここでは、my-quasar-app として作っていた場合)

3. Webブラウザで動作テストする

npm run dev
  • ここまででアプリの雛形をブラウザで確認できる。
  • 実際に成功しているか、Webブラウザを立ち上げて確認する。

4. Capacitorでスマホ対応の準備をする

Capacitor(カパシター)を使って、Webアプリをスマホアプリに変換する(参考)。

① Capacitorのコアをインストール

npm i @capacitor/core

② CapacitorのCLI(コマンドツール)をインストール

npm i -D @capacitor/cli

-D は開発用(使うのは開発のときだけ、という意味)


5. Capacitorを初期化する

npx cap init
  • この段階でアプリ名やID(com.example.appなど)を聞かれる。
  • テストで作るだけなので「MyApp」や「com.example.myapp」など適当でOK。

6. Androidアプリ用の設定

① Android対応をインストール

npm i @capacitor/android

② Androidプロジェクトを作成

npx cap add android
  • これで Androidアプリのための「android」フォルダができる。

7. アプリをビルド(本番用ファイルを作る)

npm run build
  • WebアプリをAndroidアプリで使える形に変換する作業。

8. Androidと同期する

npx cap sync android
  • 作ったWebアプリのデータをAndroidアプリにコピーしてくれる。

9. Android Studioで開く(オプション)

npx cap open android
  • Android Studioで開いて、スマホでテストやビルドができる。
  • Android Studio でテストするとき、エミュレーターを作成または指定すること。そうしないとテスト実行できない(グレーアウトになっている)。

補足:うまくいかないとき

  • npm run build を忘れないこと(これがないとアプリに反映されない)
  • npx cap open android を最後に使うと、Android Studioで作業がスムーズ!

まとめ

カフェ

Quassar + Vue で Android アプリを作るサンプルを作成するための環境作成、そのコマンドライン実行の流れをまとめました。

一度環境ができればあとは作るだけですが、その環境設定が一番のネックですよね。
こういったメモ取り、大事にしていきたいです。

記事を読んでくれて嬉しいです。
今日もありがとうございました。