Last updated on 2025年6月16日
はじめに
こんにちは、mick です。
Mac のターミナルで開発作業をしていると、今いるディレクトリをそのまま Finder で開けたら便利だなと思う場面がちょこちょこあります。
でも毎回 GUI で階層をたどるのはちょっと面倒。そんな時に使える、小技的なコマンドがありました。
今回は、そんなターミナルからサクッと Finder を開く方法をご紹介します。
ターミナルから Finder を開く

結論から言うと、以下のコマンドで今いるディレクトリを Finder で開けます。
open .
.
(ドット)は「カレントディレクトリ(今いる場所)」を指しています。
たとえば、~/Documents/Projects
にターミナルで移動しているときにこのコマンドを実行すると、まさにその Projects
フォルダがFinderで開きます。
ターミナルでいまどこにいるかは次のコマンドで調べますよね。
pwd
ちょっとした補足
open
コマンドは、指定したパスを「 Mac のデフォルトアプリケーションで開く」という働きをします。- フォルダなら Finder、画像ファイルならプレビュー、HTML ファイルならブラウザを開く、という感じです。
このコマンドに慣れておくと、作業効率がぐっと上がりますね。
まとめ

Mac のターミナルに慣れてくると、GUI よりも CLI (コマンドライン)の方が快適に感じる場面も多くなってきます。
とはいえ、Finder で中身をサッと確認したいこともありますよね。
そんな時は、
open .
この一行を思い出してみてください。
ちょっとした小技ですが、地味に便利で、日々の作業が少しだけスマートになります。
記事を読んでくれて嬉しいです。
今日もありがとうございました。