11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録
2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。
巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…
初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶
こんにちは、mickです。
ストックホルム2泊目の朝。
夜にはデンマークのコペンハーゲンに移動するという弾丸状態。
短い時間の滞在でも、ポストカードを出すこと忘れない。
スウェーデンのストックホルムには、市立図書館と国立図書館があり、建築物としても両方かなり好き。ずっと滞在できちゃう。
残念ながらそんな時間もないんだけどね。
ホステルで出会った人たちとよく関わって名残惜しさもありながらも夜行バスでデンマークの首都コペンハーゲンに向かったわけです。
日付:2017年6月26日(月)市立図書館と国立図書館
日付:2017年6月26日(月)
地域:ストックホルム
天候:雨
カフェで贅沢な朝食を
いつもより早めに起きて準備もそこそこに朝食を食べに出かける。
場所は昨日見つけた、BRUNCH CLUB。
パンは食べ飽きてたフルーツメニューから選んだ。
ヨーグルト系スムージー、ナッツ系、フルーツ、ピーナッツバターのアクセントがマッチしてかなり気に入った。
ここストックホルムに来たらまた食べたいレベル。
来て大正解。
ただ、コーヒーの30SEKは余計だったが、よしとしよう。
久しぶりに、優雅な朝食。
入店するときには降っていた雨も、お店を出るころには止んでいた。
実践英語
朝、Cきさんと会って話をしてた。
荷物を送るために目の前のスーパーでダンボールをもらって準備中。
ダンボールは、英語で「empty box」でいいらしい。なるほどなキーワード。
夕方に荷物を取りに戻るときにまた会えるかわならない、そう行ってた。
朝食から戻ったときには、すでに姿はなかった。
ポストカードミッション
自分も準備して、Luggage Roomに荷物を預ける。
出るときに、Rまくんに会って、お昼に駅で待ち合わせをすることになった。
自分はSIMを買っているから、連絡を受けるのはいつでもOKだ。
まずは近くの郵便局で切手を買う。
あまり外国人がここで切手を買わないのか、ダブルチェックが面白い。
黄色と青色のポスト、2種類がある。
念の為に局員に確認をすると、黄色だということがわかる。
ストックホルム市立図書館
この足で市立図書館へ。
円柱ホールを囲うように部屋がある。
そこでポストカードを入手。
久しぶりに、Sir、と言ってもらった。
雨よけに袋に入れてくれる親切なおじさんだ。
これだけでも好きな図書館のひとつになった。
ここの図書館は、観光スポットなのか、日本人を含めて通常の利用者以外の人も居る。
唯一、トイレが有料なのはいただけない。
図書館を利用するのに、荷物を預けておく必要はない。
漫画も置いていて、手塚治虫のムウがあった。自分よく見つけたな。
北欧はキッズルームの用意がいいのかココにもある。
特徴的なのは、水が出るオブジェクトが図書館内にあること。
本に水は禁忌だから。
後でこれで水を補充しておけばよかったと思うことになる。
どんだけマクドナルド
トイレに行きたくなったので、隣にあったマクドナルドにいくと、ここも有料。
それで、人が出てくるのを待って入ることにした。そしてこれに成功。
気になっていた、チキンビッグマックを食べる。
意外と美味しいぞ。
スウェーデン国立図書館
次は、国立図書館へ向かうことにした。
道中で、Rまくんから連絡があって、13:00に中央駅で落ち合うことにした。
のはいいけど、図書館の到着が12:30頃になりそうで少し焦っていた。
国立図書館は、最初に迷ってしまう。
地下のレストランにいってしまって、小さな部屋に行き着く。
狭いしすぐにおしまいなのか、なんて残念がる。
それが、他の通路を見つけると、広い空間の学習室を見つけた。
宮殿みたいな柱をもつその空間は居心地をいいものにしてくれる。
また、近代的なスペースもあって、まるで青空学習室。
【図書館は叡智の倉庫であり、育て、守る場所である】
そう思った。
受付 インデックス 書籍をスキャンできる(保存はUSBメモリ) スキャンは日本語でも使える レストランが付いている 地下にあるレストラン パソコンが使える
奥にもまだ部屋がある ここもパソコン部屋っぽい セキュリティ付きのパソコン部屋 学習スペースがかなりたくさんあるな あちこちに電源があるところが、日本の図書館にある学習スペースと違う
荷物の整理台 必要な持ち物はビニール袋に入れて持ち込む
Rまくんたちと合流
少し時間に遅れたが、急いで待ち合わせの場所へ。
Google Mapを使っていても、道を間違える技を使ってしまう。
教会に寄れたからよしとしよう。
中央駅に着くが、2人は居ない。
途中、H&Mの前にいるといわれるが、そんなものはココにない。
駅員に聞いても何を言っているの?レベル。
Facebookのメッセンジャー通話でRまくんと話すけれど噛み合わない。
その場合、お互いの場所が誤っているケースがある。
少しイラつきながらもトラブルを楽しむ自分。
インターネットが使えるだけマシだ。
今いる場所を送ったところ、韓国の子から位置を印したマップが送られてきた。
これ中央駅じゃないし。お互いの認識が誤っていることがビンゴ。
その地点に向かうと、2人はいた。
たしかにH&Mもある。メトロの中央駅にいた2人。
合流できてホッ。
突然の雨
歩いてガムラスタンに差し掛かった頃、雨が降り始めて強風を吹き始める。
Rまくんの帽子が飛ばされてしまう。
近くにいた釣り人に拾ってもらおう、なんて冗談を言い合ったけれど、本人はショックだったと思う。
雨はとてもひどくて、直前の夏の日差しが嘘のようだった。
寒くもなってきて、2人は寒そうにしていた。
自分はジャンパーもカッパもあるので平気。
すぐに韓国の子を気遣うRまくんが素敵。
ガムラスタン散策
戻るか、進むか。
迷いながらも最終的には進んでいく。
この頃、自分はスマホを道で使っていることに、韓国の子が心配してくれる。
それで、スマホに付けるストラップと首にかける紐を買うように、めっちゃくちゃ勧められた。
正直、ネックストラップがある方が危険だと思う。
スマホの場所とスマホを持っていることがひと目でバレちゃうから。
まあ、どっちがいいとはいえないんだよね。
お土産屋に退避。
その中で、PiPPiという女の子のキャラクターが有名だよ、と韓国の子が話してくれた。
そういえば、女の子と行動するのは、この旅で初めてのことだっけ。
モスクワのダンスを除いてね。
好きなように行動はできないけれど、3人でいるのは楽しい。
旧市街は坂、そして石畳。
サンダルである彼女にはきつそうだった。
頑なに大丈夫だといっていたが。
Rまくんと自分は、狭い路地に興奮してた。
カフェなんてあったら最高だね、なんて言い合って、それを見る女の子。
構図は最高か。
気まぐれな天気 晴れたり曇ったり
ストックホルム大聖堂はパス
ストックホルムの宮殿に向かう間にあった教会は有料のためパス。
かわりに宮殿の中で教会があって見れた。
ここの教会部分のみ無料だったから入って座ったら、女の子が寝始めた。
昨夜も遅かったが、今朝も早くから起きていたみたい。
少しいたずらに、Rまくんと2人で教会を出て周囲を散策。
10-15分くらいで戻ったら、ちょうど女の子が教会から出てきたところ。
自分が寝たのに気づかないほど疲れていたみたい。
そこから、旧市街の海のビュースポット。
そして写真の美術館のフォトグラフィカへ。
130SEKと高いので迷ったけれど、入ることにした。
ここで2人とは別行動になるため、お別れだ。
写真の美術館フォトグラフィカ
馬をテーマにした作品集、他に2、3の展示がある程度。
展示数が少ないから、ちょっと詐欺?
それでもピカソの写真はみたことあがるやつを撮っていた。
IRVING PENNなる人物を知る。
VOGUEの依頼で数年世界を旅していたこともある人物で強烈。
1枚に対象を捉えて表現するパワーがすごかった。
嫌う人もいるようだけれどね。
愛犬のクローンについて取り扱った韓国の人の写真は気持ち悪いと思った。特に色が。
また写真教室の同期が同じ発想していた、写真を編むことをやっている人を見て驚く。
夜行バスの関係で、時間がないのにそこそこ滞在したので本気で時間が危なくなった。
バスで戻るには複雑に感じるので、いきなりメトロにトライする。
チャップリンを演じるウッディー・アレン パブロ・ピカソ コレッテ バーネット・ニューマン テネシー・ウィリアムズ トゥルーマン・カポーティ マルク・シャガール ジャン・コクトー
先にコペンハーゲンとオスロの間のバスを取る
窓口で番線と切符を確認して、先に進む。
クレジットカードのPINコードがないと買えないところだった。
まずは中央駅まで行って、Swedbusの窓口からコペンハーゲンからオスロ間の夜行バスを買いに行く。
無事に移動でき、挨拶をしてくれた女性の窓口でチケットを買う。
Gunnarにオスロ滞在中、泊めてくれるように頼んでいたが、返事がないことで不安になり、50SEKのキャンセル補償をつけた。
やり直したい、そんな心理を感じた。
人生にはやり直しはない、そんなことを考えさせられる出来事だった。
座席の指定がみあたらないので自由席なのか聞こうと思ったが、窓口は取り込み中。
聞かずじまい。なんとかなるでしょ。
ホステルで夕食を
また地下鉄に乗ってホステル近くまで移動する。
そして番線がわからなかったから人に聞いた。これが早い。
18:00に自分に与えられたホステルの入口のコードが使えなくなると思って、スーパーで夕食を買っていく。
タンドリーチキンと冷凍ラザニア、そしてコカ・コーラ。
ホステルに戻って荷物を出しす。このとき扉をあけるのを手伝ってもらう。
ロビーへ。
荷物をまとめて、食事をする。
Cきさんが戻ってきて、食事を作り始めた。
野菜とソーセージのボリュームのある食事。
食べないと力がでない、そんなことをいってた。
そう言えばRまくんも肉食べないと力がでないから食べている、っていってたな。
そうしてたら肉が食べたくなってきた。
彼女は翌朝の分も作ってたみたい。
招かれざる客?
そうしているとドイツからの親子が外に出たタイミングで、ホームレス風のおじさんが入ってきた。
手にはクレジットカードを持っていたが、ココは外国。
あまりいい気はしない。
スタッフが居ないし、予約はあるのか聞いてみるが、耳が遠いのを理由に知らんぷり。
自分は、今日チェックアウトなんでほっておくことにした。
臭くはなかったので、定期的にはどこかには停まっていそうだった。
スマホがまだ充電中なので、荷物と一緒にCきさんとどちらかは近くに居るように話しする。
スペイン系の女性が自分たちも含めて、このおじさんのことを気にしているようだった。
うーん、頑張れって感じ。
シャワーをあびて、準備OK。
Cきさんと話をして、カレンダーのコピーをもっていたり、世界対応のマルチタップを持っていたり、いろいろ旅の知恵を持っていた。
自分はポストカードを書いて、投稿するために外へ。
ホステル入口の認証コードはまだ生きていた。
最初、Cきさんは中央駅から空港に向かう予定だったけれど、ハーフの男の子がフリーパスでイケるルートを教えてくれてそちらでいくことにしたそうだ。
彼女は、薬剤師。
日本に戻っても次の仕事の予定アリとのこと。
いいことだ。
それでも自分の世界旅行をうらやんでいた。
彼女は、翌日の朝、飛行機でリガへ。そして空港泊らしい。
日記を書きたかったけれど、結局は彼女とずっと話していた。
22時前の出発のとき、セルフィーを撮ってから別れを告げた。
バスターミナルからコペンハーゲンへ
バスステーション近くのカジノの近くで、南米系の人が安いホステルを探しているという。
事前にネットでないと自分のとこはダメといったら諦めて去っていった。
バスステーションにはすでに人が居る。
さっそく「英語で話せるか?」という男性にヤバメの印象を感じて、Noと答えるしまつ。
それで去っていくので相手が甘くてよかった。
正直、歯があまりなかったので、とくにやばく感じたわけ。
他には、ひどいなまりでトイレをきいてきた人。
さすが安いバス、いろんな人が来る。
23:10発で20分前にはバスが到着。
人がなだれ込むようにバスに向かう。
自分は出遅れたけれど、窓側をゲット。
電源も確保。
トイレをきいてきた人が隣になりそうでドキドキしたが、イケメンが座ってセーフ。
彼は、コペンハーゲンの前には降りるそうだ。
トイレの臭い事件があったが、トイレのドアをしっかりしめて解決。
Facebookに近況を投稿して、最初の眠りについた。
補足
スウェーデンの有名建築家が設計したストックホルム市立図書館
市立図書館に観光客が多いのもそのはず。
スウェーデンを代表する建築家で巨匠のアスプルンドが設計したものだったから。
地球の歩き方によると、国外に彼の作品はないため、スウェーデンでしかみることができない貴重なものだという。
旅日記を応援してもいい方へ
最後まで読んでくれてありがとうございます。嬉しいです。
このブログは、広告料で維持しています。
普段のオンラインでの買い物を、下のリンクをクリックしてから買っていただくだけでOK。
私のモチベ維持にもつながるので、可能な範囲でよろしくお願いします。