【旅の記録】ブダペストの旧市街、温泉、郷土料理が食べられる食べ放題のお店:スロバキア:ハンガリー【112 – 2】

スロバキア

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

こんにちは、mickです。

【この日の内容は、記録が長かったので2回に分けています(後半)】

スロバキアのプレショフから、ハンガリーの首都ブダペストに移動した日。
スロバキアのスピシュ城がある、スピシュキーポドライエで出会った日本人2人を加えて、3人で移動。

ブダペストでも半分は行動を共にした。1人なら味わえないことが、3人でいることでできた。ここ数日の記憶は、結構いいもので、いまでも思い出せるくらい。

やっぱり一番は、キラーイ温泉。旅に出て初めての温泉は超テンション上がった。

日付:2017年9月7日(木)長い1日

日付:2017年9月7日(木)
地域:プレショフ、ブダペスト
天候:曇り

オスマントルコの遺産ブダペストのキラーイ温泉

キラーイ温泉についたのは、20時ギリギリ。5月に日本出発してから、初めて温泉に入れる。ワルシャワでの特別なバスタブを除けば、湯船、肩までしっかりとつかれる。受付でHが学割で買い出したものだから、時間がかかった。自分が気づいて伝えたからだが、いわなくてもよかった。

ハンガリーの温泉システムは初めてなのでサッパリ。キョロキョロしながら。結局は受付の女性に尋ね治して、更衣室に戻った。中でも係の人に尋ねて、ロッカーを発見。やっとお風呂に入れる。

ハンガリーの温泉は、オスマントルコがここハンガリーのブダペストを占領したときにできた。キラーイ温泉は、ドーム状になっていて、湯船は円形。硫黄の臭い。汚れか泉質かわからないが、お湯は濁っている。温度は低めだと思う。36から38度の間だろうか。サウナが1室とこのドーム状の部分だけなので、Tくんをみつけるのは簡単だった。

水着で入る男女混浴なキラーイ温泉

水着は着けているが、男3人裸の付き合いだ。Tくんは、30か60分前には入れたそう。うらやましい。何やらドイツ人の人と話しをしていたらしく、ブダペストの色々オススメの場所を教えてもらえるそうだ。

温泉は、男女混浴のため、また夜のためか、いちゃつくカップルが目立つ。くっつくは、キスするは。いいことなんだろうけれど、目障りだった。Hは、自分の英語力に驚いていた。なんで話せるんだ、と。自分ではわかりにくいが、客観的にみたら話せる、ということなんだろう。とてもありがたい話しだ。

係の人の話からすると、閉店の15分前には上がらないと行けないみたい。それでも時間を気にせずにゆっくり入っていた。大人5人が限界のスペースの湯船があり、円形の湯船よりも温度が高めだった。サウナの横には、水風呂。日本の癖、親父を見ているから、サウナのあとには水風呂に入らずにはいられなかった。

薄暗いとはいえ、キレイな西欧人が水着姿でいる。目のやり場に困る、というか慣れてない。これは言い訳か。閉館の時間になって、係の人が追い出し始める。みな一斉にでるものだから、シャワーが込む。カップルは一緒に入ってくれるから便利。Hはこのタイミングで身体を洗い始めるから、すげい。自分はさくっと終わらせて着替える。3人の中で1番のり。2人は、時間がかかり、係の人がイラつきだす。彼女のそのあとのグチグチっぷりが容易に想像できた。

出口で、ドイツ人とその彼女が、Tくんに追加でブダペストの情報を教えに戻ってきていた。自分はこの様子がとても素敵に見えた。

世界一美しいといわれるマクドナルド

2人がブダペストの夜景が見たいというので、早く夕飯を食べたかったが川沿いを歩いた。メインスポットの国会議事堂を中心にだ。ブダペストの夜景は、とてもキレイ。国または都市として、力を入れているんだろう。Tくんは、ブダペスト、ハンガリーはお金を持っていなそうとはいったが、自分にはそうは思えなかった。また、支払っているのは観光客といえるだろう。

ここでも2人とも写真にこだわって撮るので大変だ。ただ、3人でこのやりとりは楽しい。1人ではない、それにスピシュ城しかない村で出会った3人。1人はダブリンで語学留学中、1人は東京の学生、そして世界一周中の自分。みな同じことを感じていたようだ、夢のような時間が過ぎていった。

ブダペストの食べ放題のお店にテンション上がる

ここから夕食は、ビュッフェスタイルのお店へ。24時までやっていて助かった。夜景を楽しみ、写真を撮りながらすすんで、ドナウ川沿いから1時間はかかった。途中、Tくんが世界一美しいといわれるマクドナルドを思い出してくれたから、忘れないで寄ることができた。Hの「最高だな、この3人」ってのがしびれる。なお、マクドナルドはいうほど美しくはない。おそらく、客層の問題だ。それに、下の階はマクドナルド、上の階はカフェ。ちょっと違う。ブダペストの駅の近くは、賑やかだがいい雰囲気ではない。お酒に酔った人がたくさんだ。3人でよかった。地下街を通るとき、Tくんは、めちゃビビっていた。

やっとついた店。Bisztro。曜日で値段が違い、ノードリンクで200フォリント(当時、約100円)取られるが、食べ放題だ。1000円以下で食べられる。3人でがっついた。久しぶりにたくさん食べられるとあって、3人とも大はしゃぎ。少年3人か。これは、3人だから楽しい。1人だと、へぇっ、で終わりそう。それぞれ好きなものを食べた。

自分の一押しは、ミートソースのような挽肉のソース。めちゃオイシイ。パスタにつけて食べたかったが、お腹にたまるからソースだけ食べる。肉をい焼いてもらうタイプ、」そしてスープやサラダがある。ケーキも。Hは水、自分は我慢できずにビール。Tくんはなしで。スープはハンガリー料理を覚えていたHのおかげで、郷土料理を覚えていた。焼いてもらうお肉もそうらしい。これがオイシイ。これが美味しくない、そんな会話が楽しい。このお店は、味付けが変にうまくて、塩加減がギリギリ。それで味はいいが、お腹にたまりやすい。また、のども乾きやすい。安いが上手くできている。2人はデザートまでいった。すげい。久しぶりのお肉はうまかった。

旅の経験値

別々で支払いを済ませてとうとう家路に。Tくんは怖がっていたが、彼のホステルが一番近いから、自分も安心した。また、自分は明日も会うだろう。そういう気持ちでお別れた。HとTくんの間はどうだったんだろうか。自分とHはまだ別れがおしくて、夜景を見にドナウ川へむかった。ホント、また親友ができた、そんな気持ちでいた。

もうすぐドナウ川、そんなときに身体の大きな女性が売春、つまりエッチしようと誘ってきた。向かしたら、No Thank youだけだったり、無視した。が、ラトビアのリガでRマくんの姿をみていたから、相手をみてこちらから話しかける。
「もっと若いのに声をかけなよ」
すると、Hに向かって彼女はいう。
「あなたは?」
Hは困ったように断っていた。旅の知恵は、旅人からえられている、そう思える。また実践できたことに喜びを感じていたい。

ブダ城と鎖橋の間くらい。少し鎖橋に近いかで、Hと座って話しをした。彼はとにかく自分の英語力をほめてくれ、そしてダブリンに留学することをすすめてくれた。考えてみても面白いかもしれない。彼の巻きたばこをもらって、2人で吸った。タバコは、普段なら断るが、いつもと違う自分、そして彼と同じことがしたくて。おいしい、そう思った。

仲良くなりたいときの距離感

夜1時をすぎて、いよいよ立ち上がる。ポーランドでUださんにいわれたことをもいだして、彼の肩を引っ張って、くんでくっついた。
「10年来の友人に会ったみたいだ」
そういう台詞が嬉しかった。人との距離感、そしてそれが人に与える影響を実感できた。外国だからこそ、得て、そして使えたことだ。

自分のホステルが近づいてHに彼のホステルへの道を教えて、ハグしてお別れ。
「明日も出発前に会おう」
そう約束した。

ホステルの人は皆寝ていた。自分もハードは1日。そして久しぶりの温泉とビール。たくさんの食事。楽しい時間に満足して、歯だけは磨いてベッドに倒れ込んだ。

補足

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