【旅の記録】ラトビアのリガからリトアニアのシャウレイへ:ラトビア:リトアニア【56】

ラトビア

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

こんにちは、mickです。

ラトビアは、3泊の短い滞在をした。
次の国は、リトアニア。

最初は、十字架の丘を見に行けるリトアニア北部の都市シャウレイに。
シャウレイのホステルでは、ベラルーシからの運送ドライバーらに遭遇。

日本に興味がある人たちばかりで賑やかだった。
お酒が入っているのもあったんだろうけどね。
久しぶりにロシア語を使ったなぁ。

日付:2017年7月13日(木)

日付:2017年7月13日(木)
地域:リガ,シャウレイ
天候:雨のち晴れ

ラトビアのリガからの移動の日。

シェンゲン協定のおかげで国を移動するという感覚は狂いやすいが、リトアニアへ入国する日だ。

この日は朝から雨。
移動の日に雨が降らないジンクスがなくなった。

先に出発する自分。
ナタリーは、延泊するが今の部屋がいっぱいとのことで、向かいの部屋に移動するそうだ。
ただ、スキンヘッドのおじさんが怖いらしくて不安がっていた。

どうりで毎回部屋に鍵をかけていたわけか。
自分が会ったときは、悪い感じはしないのだけれど、はて。

準備完了、出発。
ツェースィスで買った切手で日本まで届くかまだ不安だった。
それで近くのお店で国内、国外スタンプの値段を聞いてみた。

国内は、0.64ユーロらしい。
売店で買ったのは0.7ユーロだから大丈夫そう。
ポストカードと切手をセットでしか売らないお店もあるみたいだ。

ホステルに戻って、シャウレイ行きのバスを探してもらう。
何本かあるが、ケリー同様バス会社ecolineをオススメされた。
時間は、12:30発。チェックアウトは、12:00。
クレジットカードのオンライン決済がおりないため、バスターミナルでなんとかすることにする。

ホステルの人はよくしてくれたなぁ。

バスの時間を調べたあと、ポストカードを書いていたら、新市街なんてとてもじゃないがみにいけなかった。

「(ウクライナの首都)キエフで会いましょう」

ナタリーとそういって、セルフィーを撮りあう。
彼女はさすがに写りにこだわりがあるよう。
わざわざ外の明るいところまで移動したほど。
インスタにあげるっていっていたけれど、どうなったかな。

チェックアウトのとき、ケリーにならってスタッフに

「(ホステル)よかったよ」

「ありがとう。フェイスブックに、いいね!してね!」

ごめん、そこまでじゃないんだよ。

雨で湿気るとベッドは臭うし、
扉の開閉は力が必要だし、
10人部屋と向かいの部屋でトイレとシャワーは1つずつだし。

雨の中、バスターミナルに移動。

ポストカードを投函するポストをみつけられなかったので、インフォメーションで訪ねたら教えてくれた。解決。
目立たないところにあったよ。

バス会社ecolineの窓口でチケットを買えた。
国をまたぐ移動のため、買うのにはパスポートが必要だった。

少しターミナルをぶらついて、12:30。
バスに乗り込んで出発。
すぐに雨がひどくなる。
Lux Expressとは違って、コーヒーは有料。

アテンダントが説明をしてくれたり、到着前にチケットを戻すついでに、起こしてくれるのはありがたい。
車内では、寝たり、シャウレイのことを調べたり、日本からの補給物資について調べた。
シャウレイに着くまで、雨が止むことはなかった。

14:40とほぼ定刻通りに着いたバスがすごい。

さっそくチケット売り場で十字架の丘の時刻表をもらう。
【ドマンタイ】といったら、情報通り。時刻表くれたな。

ターミナル併設のショッピングモールがきれい。
吹き抜け構造の大きくて音が響く。
あまり田舎な感じしない。

ネットの情報でみたスーパーでSIMカードが買えるというから、行ってみた、Rimiに。
みあたらないから、レジの人にきいたら2つでてきた。

英語が通じないから適当に見繕う。
データ通信用っぽいのを2.99ユーロで買う。
失敗してもいい値段だし。

ここでケリーの言葉を思い出した。

「ヨーロッパのSIMは、ローミングがすごい(国を移動してもそのままSIMカード使えるよ)」

という話を思い出して、リガで買ったSIMカードがそのまま使えた。
すごい。

それで荷物のことがあったから、実家に電話。
甥っ子も言葉を多く話すようになってきたようだ。
自分も負けてられないな。
Rまくんやナタリーの勉強法を試していこう。
通話料20分近くで350円くらいになったから、やっぱり携帯電話でなくて固定電話にしよう。

ショッピングモールを散策して、HESバーガーでベーコンバーガーを食べる。
レジにいったら、私がこの人の接客するの?みたいな顔をされるのは残念。

外も雨があがったからホステルへ移動を始める。
ホステル方向のバスがわからなくて、適当に乗ったら途中で道を曲がられたから下車。

0.8ユーロが無駄に。

地図アプリのmaps.meを確認しながら歩いて到着。

車がいっぱい止まってて、どうやら利用客は多そうだ。
チェックインの人は、ほとんぞ英語が通じない。
Google翻訳でやり取り。

チェックインすると数人の男性がいた。

とにかく荷物を置いて休む。

近くのスーパーの場所をきいたら他のロシア語を話す人達まで助けてくれだした。
受付の人が帰宅途中だから、途中まで車で送ってくれるそうだ。
また中心地へ行くバスは21番を使うと。

このあたり、なかなか言葉が通じなくて苦労したけれど楽しかった。

受付の人を待つ間、ロシア語の人たちと会話する。
ベラルーシから来た人たちで、輸送のトラック運転手たち。
彼らは日本に興味があるからとかまってくれた。

1人、少し英語を話す人を介して会話。
目を見るとクリアで悪い人たちでないことがすぐにわかる。

この英語の人は、プログラマ、エコノミストをやっていたが、仕事がなくて今はドライバーをしている。
別の人は、新幹線に興味があるとか。
新幹線が、日本中を走っていることを知っている。
またもうひとりは、後で同室の人だとわかる。

受付の人の車でスーパーへ。

「帰るときのために道を覚えておくのよ。お店の名前は、アクロポリスだからね」

そうなんどもいわれた場所は、ショッピングモールだった。
大きなスーパーで、マクドナルドやH&M、アイスホッケー場などがあって、驚かされる。
散策のため思わず時間を使った。

夕食やら明日の食事、行動食などを買ってからホステルに戻る。

別のロシア語を話す女性がハラショー、といって帰ってきたのを安心してくれた。

「記憶力がいいでしょ」的なジェスチャーで応えた。
いま思えば、話が通じていたことが嬉しかったのかもね。

食事をしていると、TVをみてた人が話しかけてくる。
相手は片言の英語。
こちらはかたことのロシア語。

またここでロシア語を使うなんて考えてもなかった。

「(TVを指差して)これは日本か?中国か?俺たちには見分けがつかないんだ」

そういう彼が楽しい。
この人は、ウラジオストクからポルトガルまで荷物を運ぶそうだ。
今は魚らしい。

「ヨーロッパ中を走るんだぞ」

そう自信たっぷりに話しをしていた。

途中、1人の男性がやってきて、同質の人が増えた。
部屋に戻ったら3人に。

1人は買い物から戻ったら居て、モルドバからのブラド。
もうひとりはオランダからの男性(名前忘れた)

「ドイツからきた?」

「なんでみんな最初にそういうんだろう」

なんていって面白いやつだった。

「この前、オランダ語のTVをみたときに、ドイツ語と間違ったことを思い出したよ」

そう話す。
彼はどうやらトレッキングをしたらしくて、雨にあって大変だったようだ。
バックパックの中身を全部だして、パッキングしていたものまで濡れてしまったものもあったと笑う。

バックパックを買うときにカバーをつけると、下に水がたまるから、結局は防水のカバンにしないとダメ、そんな話を思いだした。

このあと、彼とは自分の旅の話とオランダの都市部は、海水面よりも土地が低く、堤防を作って海水が入るのを防いでいることを教えてくれた。

おそらく、彼の仕事にも関係あるんじゃないだろうか。

日本の台風による水害の話、英語力の関係でできなかった。

「オランダで堤防を観たら君との会話を思い出すよ」

そういって笑いあった。

ブラドは日本の写真がみたいというから、スマホにはいっていた分だけみせてあげた。
なんか嬉しかった。

彼は少し英語を話す。
あとは、スマホの翻訳機を使う。

自分が少しロシア語を使うと、驚いて喜んだ。

「話せて嬉しいよ」

そう言って握手。

彼はキエフの動画をみせてくれたり、自分が一番若いトラックドライバーで2月に車を買ったばかりだと動画を見せてくれた。

君の年齢で車を持つ日本人は少ない、そう話すと驚いていた。

そういえば、ベラルーシの人がきいてきた。

「日本人の君は仕事、働くのが好きか」

「はい」

といったら、驚いていたっけ。
ついでに車をもっていないことも。
車は維持費が高い、というが伝わらず。
レンタルするからいいってことにして、納得してもらった。

別の英語が話せるベラルーシの人はーー

「俺は、日本が好きなんだ。ここでの日本人に会えただけでラッキーな日だ」

そういってくれた。
ほんといい人ばっかり。
政治とのギャップが大きくて困惑してしまう。

この日、オランダの彼のあとに、シャワーを浴びたら冷たかった。
寒かった。
その彼には、(シャワーが冷たかった)何もきかなかった自分でした。

明日は、朝が早いから早めに寝ることにした。
また日記がたまっていく。

今日からの宿
GP Hostel
2泊で16ユーロ(6人部屋の2段ベッド下)

補足

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