こんにちは、mickです。
楽天モバイルで 1GBまでの利用のときの、料金 0円 が終了
対象は、現行の加入者を含めた楽天モバイルユーザー全員です。2022年の7月からは、最低でも1078円かかります。
いろいろ書いていますが、現時点では自分は楽天モバイルを使い続けます。もっともメインで使っている回線なので毎月 3GB から 20GB の間で利用しているユーザーだからですね。
0円ユーザーを一律で切りにきた楽天モバイル
大々的な「0円」宣伝で売っておいての急な発表に、困惑した楽天モバイルユーザーも多いと思います。自分もその一人。まあ、冷静に考えるとずっと「0円」というのは維持する会社から考えると非常に難しいとは想像できると思いますけど。
ただ、「加入から1年間無料キャンペーン」があったときのように、予告していたほうが親切だったと思います。
特定のユーザーにオススメできなくなってしまった
自分は、パソコンやスマホをあまり触ってこなかった、60代以上の方々に楽天モバイルをオススメしてきました。また、スマホを親に頼らず自分でスマホを維持しようとする学生の方々。こんな人達にオススメの楽天モバイルだっただけに、非常に残念に思っています。他社との差別化、いや何より利用可能な電波の地域が弱いため、無料という選択肢がなくなった結果、楽天モバイルはオススメできないものになってしまいます。
一律な切り捨てには、ちょっと残念。学生の方とか潜在顧客だったと思う。
電波についての余談です。先日九州の久住山に登った際、楽天モバイルの電波は入りませんでした。 au系回線と docomo系回線が入ってました。※Softbank回線は確認とってません。
最低金額の値上げにメリットはあるのか
値上げ後の一番の特長は、「楽天メールのサービス開始」だと思いました。これは楽天モバイルが新サービスとして、楽天ドメイン(@rakumail.jp)の Eメールサービスを7月1日から提供するというもの。ただこれ、時代に逆行していると思ったんですよね。
MNPも無料になって、いろんな選択肢がある時代。また「企業によるユーザー囲い込み戦略、よりも、ユーザーが企業を囲い込む戦略」ということからも…
そもそも通信キャリアをいう前に、スマホの中身は Apple や Google というのがほとんど。メールは、「 iPhone なら iCloudメール 」、「 Android なら Gmail 」を使う時代。もうメールアドレスは、キャリアメールにこだわらなくていいのに。いまさら楽天メールアドレスを与えて、誰が何に使うんだろう、と思います。
だって、iPhone使うにもAndroid使うにも、最初に iCloudメールやGmailメールを取得しますよね。iCloudメールや Gmail にやっとなれてきた人たちが、いまさら新しいメールアドレスを使うかなぁ、といったところ。
せめて、データ利用量としてカウントしない、とかいうフォローは欲しかったです。
■楽天メールについて
2022年7月1日スタート予定!Rakuten UN-LIMIT VII(料金プラン)
※楽天モバイル(楽天回線)のご契約、初期設定、Rakuten Linkアプリが必要です
※データ利用量としてカウントされます
※楽天IDに対して、1つのメールアドレスの設定が可能です。複数回線をご契約の場合も同様となります
※ご契約している楽天回線を全て解約した場合、楽天メールのご利用/閲覧ができなくなります。また過去のデータも全て削除されます
※ストレージ容量の上限を超える場合、メールの送受信が制限される場合があります。受信されなかったメールは、後日ストレージ容量が空いた場合でも受信できないことがあります
月額 1078円は高い、という方への代替案
一定の収入があると最低金額月額1078円というのはそうでもないですが、収入が安定しない学生の方や退職された方には、気になる金額かと思います。
家計を抑える際には、月額の支出を抑えることがまず第1
スマホが扱える人なら povo が使いやすいか
そこで料金や電波の観点から考えると、スマホを自分で操作できる人たちなら、povo がオススメできそう。基本は「0円」で維持できる(通話やSMS送受信可能)ことと、使うときに課金すればいい「トッピング」という名の「プリペイドシステム」だからです。
実際、多くの人が検討と乗り換えをしていたようで、一時的に povo の手続きに遅延が発生していました。
【5月16日解消】お申し込み集中により、ご本人さま確認にお時間を頂戴していた状況について
もし povo に 同一名義で2回線以上加入するなら、Amazon などで予めエントリーコードを買って手続きするのがお得になりそうです。
注意点としては、180日以上有料トッピングの購入がない場合は、利用停止や契約解除になるケースがあるということです(2022/05/16現在)。
別途所定の手数料等の費用がかかる場合があります。180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。0円0GB時は、送受信最大128kbpsとなります。
povo 料金プラン
一番使うであろう、3GB(30日間利用可能)のトッピングは、990円です。
スマホに不慣れなら イオンモバイル か IIJmio か
パソコンやスマホをあまり触ってこなくて操作に不慣れな人たちには、どの会社がオススメできるかというのは悩みますね。
料金でいえば、イオンモバイルか IIJmio でしょうか。それにトッピングとかしなくても、一度設定すると、そのまま使えるので。次の比較表は、「音声通話+データ通信」でのプランでの比較です(2022/05/16時点の各社 Webページより)。
会社 | プラン名 | 料金 | 初期費用 | 解約、MNP転出 |
イオンモバイル | さいてきプラン 0.5GB | 803 円 | 3300 円 | 無料 |
さいてきプラン 2.0GB | 968 円 | 3300 円 | 無料 | |
IIJmio | 2ギガプラン | 850 円 | 3300 円 | 無料 |
こうみると、ただスマホを持っておきたいのなら、イオンモバイル。毎月LINEでのやりとりや通話などするな、というなら IIJmio でしょうか。
実際、自分の両親が 0円時代の楽天モバイルに加入する前は、イオンモバイルを使ってもらっていました。
まとめ。楽天モバイルには期待している
楽天モバイル「0円」終了が 2022年6月いっぱいで終了するので代わりを考えてみたことを紹介しました。
いろいろ書いてますが、自分は楽天モバイルには期待しています。これまで、docomo, au, Softbank という3つだけだった通信キャリアに新規で参入。頑張ってくれていると考えているからです。それに、新しい料金プランやサービスで快適に使わせてもらえているのもあります。
もちろん、これらのサービスが維持できなくなるのは本末転倒なので、維持できるレベルで料金やサービスがよくなることを期待しています。まぁ、いまでの結構十分なんですけどね笑。
記事を読んでくれて嬉しいです。
今日もありがとうございました。