【旅の記録】 ケルナヴェの世界遺産公園:リトアニア【62】

リトアニア

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

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こんにちは、mickです。

次の日にベラルーシへの移動を控えたリトアニア最後の夜。
比較的ゆっくりしつつも、行けるところは行っておこうと、負の遺産のひとつKGB博物館を訪問。

虐殺といえば、ホロコーストがあげられるが、ソ連の統治下にあった国々でも同様にいわれなき罪で裁かれる人がたくさんいた。
リトアニアもそのひとつだ。

後半はうってかわって、世界遺産の公園があるケルナヴェへ。
田舎の村でなにもないけれど、また逆にそれがよかった。

日付:2017年7月19日(水)明日ベラルーシ行きの準備

日付:2017年7月19日(水)
地域:ヴィリニュス、ケルナヴェ
天候:晴れ

まともな朝食は目玉焼き3こ

朝、昨日居た人はすでに出発していた。

久しぶりにゆっくり目に起きて朝食。
この日は、目玉焼きが3こ。サイコーだ。

安定の卵料理いい。

レセプションに洗濯を依頼する。4ユーロ。
仕上がりは、午後の4時なので、普通なら2泊以上しないと利用は無理だろう。
シャウレイの5ユーロより安いのがいい。

すぐに出発したかったけれど、先に荷物を整理する。
気になる買い物の明細とATMキャッシングの分を取っておいて残りは捨てる。
他、気持ち荷物を軽量化へ。
衣類をひとつ捨てようかと思ったが、捨てきれず。

ポーランドで送るまで背負うことにする。

リトアニア負の遺産、KGB博物館

レンタサイクルを使って、KGB博物館へ。

時間はすでに11:30くらいになっちゃった。

時短でうまくまわるため、読み物はすべて写真で記録。
リアルな資料は、訪れた人にしか伝わらないものが残っている。

第9要塞は、ユダヤ人が中心だが、こちらはリトアニア人が中心。
独立してから27年しか経っていないこの国を思うと、傷跡が癒やされるには早すぎると思う。

地下の独房も見学できるが、いま居ても気持ちが悪い。
知識が感覚に落ちてくるのがわかる。

明日を信じて生きた人々が素晴らしい。

ヴィリニュスから約1時間のケルナヴェ

ヴィリニュスから少し遠方のケルナヴェにいくか迷った。
けど、気になるからと素直に行くことにする。

13:30のバス。

明日からのベラルーシに備えて、バスターミナルの両替所でベラルーシ・ルーブルを手に入れておく。
17.71ユーロが35ベラルーシ・ルーブルなので、レートは悪くない。

バスに乗ってケルナヴェへ。
バスを待つとき、アジア人が珍しいのか子どもたちが気にしていた。
また、アメリカ人風のおっさんが家族っぽい連れでガハガハ言っていた。

バスでの移動では、いつも通り寝ていた。

ケルナヴェは、何もない。あるのは世界遺産の公園くらいで閑散としたものだ。
お昼ごはんがまだだったから、スーパーでお菓子を買って済ませる。
トマト味のチップスとウエアハウスだ。

お年寄りの多い村。

ベラルーシから先は、ネット環境がわからないため、開いた時間で実家に電話。
やっぱり、声を聞けると安心だ。

世界遺産ケルナヴェの要塞跡

ケルナヴェの公園、要塞跡は、人気ないのか、入場ゲートはあるのに使われていない。
ウケた。つまり無料ってこと。

まあ、復元してあるのは集落くらいであとは何もないところ。

またアニメに出てきそうな集落もあって、スマホでBGM鳴らして感動する。
本物の舞台がバルト三国かはわからないが、自分の思うその世界はここにあった。

ロシア人カップルに撮影を頼まれて撮ってあげたら、喜んでもらえるのは嬉しい。
ネリス川の辺りまで行って、自然の音だけを楽しむ。

人も居ない、車もない、虫と鳥の声だけ。最高。

なにもないケルナヴェだけれど、かつての人々が住んだ土地をイメージしながら、17:17バス停の乗り場が2つあって、通過用と停車用があり、気をつけないと危ない。
バス停で人が何かを吸っていたのは、気のせいにしておこう。

帰りのバスも寝てたけれど、このあとポーランドで会えるかもしれない友人と連絡をとりたかったので、30分くらいLINEでやりとりしてた。
彼女のエネルギーはいいから心地いい。

彼女の送ってくる日本の写真がよかった。
こっちは現地の写真を何枚か送ってやりとり。

ヴィリニュスに着いたら、ikiスーパーで買い物してホステルへ。

ホステル初めての女性ルームメイト

部屋には1人の女の子、ローラがいた。
めちゃかわいい。多分学生。好み。

ポストカードを買いにまたでかけて戻ってベッドに横になっていたら、シャワーから戻った彼女にドキドキする。
濡れた髪、腰にタオル、座り込んでの仕草。

気を使って下のキッチンで食事にすることにした。
なのに、メインのチキンを部屋に忘れて取りに戻る。

「Enjoy!(食事を食べる人によく言う挨拶」

とローラに隠し味をもらう。
思わず、明日ベラルーシに出発とか嫌になった。

京都からの日本人のご夫婦

キッチンでは、日本人のご夫婦が食事をしていたのでお話させてもらう。
ご主人が早期退職して、海外旅行を楽しんでいるそう。

2人のこれまでの旅行のことや自分の旅のことを話した。
嬉しくて勧められたビールを飲んでしまうほど盛り上がる。

Bばさんご夫婦は、京都に住んでいるそう。
奥さんがブログをやっていることをご主人が快く思っていないところがウケる。
2人とも素敵な方、特に旦那さんがいい人だわ。

ルーマニアやブルガリア、ウクライナもいっててオススメしてくれた。
Youtubeもやっている奥さんがすごい。
ふたりとも共通のブログ読者で笑った。

自分の旅のことが形になるのを楽しみにしている、ご主人にそういってもらった。
21時過ぎて、おひらき。あまった水をあげた。
メアドを交換してお別れ。

ポストカードを書いて日記を書く。
リアルタイムに残せた。

日記用のペン紛失騒動

あとは家計簿をつけて、モンベルのレインウェアを買ってシャワーを浴びて。
ポストカードを投函して、完了だ。

Bばさんの奥さんにロシアの話をしたら、来年行くって。
乗り気でないのはご主人だけ。あれは行くね。

明日の準備をしていたら、日記用のペンを見失う。
さっぱりで連絡先を奥さんに書いてもらったとき、そのままになっていないか不安になった。
0時過ぎてはいたけれど、おふたりのお部屋までいって忘れてないか確認。
ご主人が一緒にキッチンやフロントまで探してくれた。涙。

結局は、枕の下にあったというオチ。

片付けに手間取って、1時になっちゃった。

補足

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