11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録
2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。
巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…
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こんにちは、mickです。
シベリア鉄道で初めての朝を迎えた日のこと。
一日中、ほとんどを車両の中で過ごすことになる。
確かに暇だったけれど、のんびり景色をみたり、好きに寝たり、人と話したり。
鉄道の旅っていう感じだった。
このとき、ネットを殆ど使わなかった自分を褒めたい。
昨夜にでたお弁当はもうなくて、食事は事前に買っていたパンやバナナばかりでしのいだっけ。
ノルウェーのご夫婦との会話は、普段日本では会話しないようなことばかりで、すごく刺激的だった。
香港から一人旅で着ていた彼との会話も今後の旅の励みになった。
日付:2017年5月25日(木)ロシアのシベリア鉄道車内
日付:2017年5月25日(木)
地域:ロシアのシベリア鉄道001M車内
天候:晴れ
今日からルームメイトはロシアの家族
シベリア鉄道1泊目の朝。夜は、人の出入りや鉄道の連結部の音でちょいちょい起きることもあった。昨夜遅くにきた2人は、早朝にはハバロフスクで降りていった。ロシアの人は、まだマナーがよいと聞いていたけれど、2人ともゴミをそのままにしてでていっていた。
このハバロフスク駅では、ロシア人の家族と一緒になる。両親と2人の子ども。下の子は、甥っ子と同じくらいの年齢、1歳から2歳くらいかな。置いてあるゴミが、自分のだと思われるのが嫌で、言い訳ばかり考えていた。小さい男である。そのままコミュニケーションの糸口もなくて、また横になった。
寝てたらお腹はすかない
目が覚めたのは12時とお昼。昨日買っていた食材、といってもパンとハム、チーズにバナナくらいだが、ご飯にする。ロシアの家族が下にいるので、テーブルを使うこともいえず、自分のベッドでパンをかじる。ヒマだったから、ノルウェーのご夫婦のところに遊びにいこう。
ノルウェーのご夫婦と過ごす時間
ノルウェーのご夫婦のところへ。彼らは、ちょうど部屋の扉を開けていてくれたので、声をかけやすかった。彼らはすぐに受け入れてくれた。
世界をどういうルートで周っていく予定なのか
母親は心配しているだろう
仕事や年齢、家族
日本を離れることで寂しくなるものはなにか
ロシア人の家族がルームメイトで話しができないこと
それでプチロシア語講座
奥さんは、オランダ出身で、どことなく聞き慣れない英語のアクセントで聞き取りが難しかった。
旦那さんのほうがまだ聞き取りやすかった。
船(おそらく資源輸送)の仕事をしていて、かつては神戸にいたこともあるそう。また、マレーシア、シンガポールなど品等にたくさんの土地で生活したそう。奥さんは、リタイアをしていて、旦那さんが来年くらいにリタイアをしたら、ノルウェーをでて場所を探すと。人はどこでも生きていけるから大丈夫だと言っていた(と思う)。3人のお子さんがいて、一番上の子が最近やっと結婚して安心したとか。また、最近孫が生まれたんだとか。心配性な奥さんと、あまり気にしない旦那さんのバランスはいいと思った。晩婚化の話もした。ノルウェーでも同じだとか。
インスタントスープをごちそうになったので、お礼にカップを洗う。たくさん話しをして、奥さんも眠そうに見えたから失礼した。自分は、また自分のベッドに戻って仮眠をとる。
停車駅でのできごと
夕方といっても夜に近い。30分停車する駅で外にでると、香港の人たちと会った。一緒に写真を取り合う。帰りに彼らの部屋に寄っていった。1人は、ウラジオストクで雨宿りしているときに出会った人。もう1組の夫婦は、C56で見かけた記憶があった。1人旅の人は、50を超えたところらしい。平和なときのシリアやグレーだがイラクにもいったことのある世界旅行の経験者だった。中東シルクロードなど、かなり多く行っていて、驚いた。
ご夫婦の方は、特に旦那さんが日本語を勉強していると。日本に行ったときにとても親切にしてもらって、それから勉強をしようと思ったそうだ。勉強法は、自分のペースでできるからと、読書が中心らしい。納得。チベットの話は印象的だったな。彼らは、容易にチベットにも行くことができるので羨ましく思う。旦那さんにメールを教えたら、早速写真を送ってきてくれてびっくり。この通信環境、速度が安定しないなかでどうやったんだと思った。
シベリア鉄道の食堂車
部屋を移動して、1人の香港の人の部屋で話をする。旅の話やイルクーツクでの島の話。ウラン・ウデの寺院、そして彼が昔泊まったのと同じバックパッカー宿に泊まる驚き。縁って不思議。宿の行き方を教えてもらった。彼のシンガポールの友人からもらったというおみやげの豚肉の甘漬けみたいなのを食べる。臭みも少なくて味がしっかし。とても美味しい。お酒のつまみに最適。ということで、2人でこれをもって食堂車に。ビールが恋しくなったから。そしたら、値段が高い。200から250ルーブル(当時約400円から500円相当)で、ウラジオストクの70ルーブル(当時約140円相当)くらいだったのに。彼はこれから先は長いからね、とごちそうになった。
彼の旅の続き
彼は、モスクワまでそのまま行ってサンクトペテルブルグへ。そこからフィンランドへ抜ける。鉄道だと国境を超えるのが楽な話。旅して話していれば英語は上達するという話。ノルウェーの山の話(トロルの舌)や富士山の話。外も徐々に暗くなるものの、夢中になって話をした。21時くらいにお開き。各々部屋に戻った。
ロシア軍ジェネラルとお友達になる
ここで、モージナ(ロシア語で、許可を求めるときに使う。いいですか?みたいなニュアンス)の一言で、ロシア人の家族の旦那と話をするきっかけをえた。カップもテーブルにおけるし、椅子にも座らせてもらう。廊下でスマホを充電しようとしたら、部屋でやればいいじゃないか、とやってくれた。
このとき、iPod touch に入れていたロシア語の辞書を使いながら色々と話しをしてみた。彼の下の子が自分の甥っ子と同い年くらいなこと、コーカサスの建物へ休暇で2か月いくこと、彼は軍の将校で休みが長いこと、写真を見せてながら息子が空手をやっていること、車を車で追っかける動画、家族の写真、などなど1時間くらい話した。夜も遅くなったから寝るよ、おやすみ、といって話を終える。
日記を書こうと思ったら、部屋の電気が全部消えてそれどころではなくなったから、早かったけれど寝ることにした。そういえば、奥さんは?という質問。結婚したい?という質問。少し印象が残っている。1人で寂しいから欲しいとは伝えたっけ。
補足
シベリア鉄道の料金
シベリア鉄道には、3等車、2等車、1等車の3種類。
これらの価格差は、結構ある。
アバウトに3等車を1万円とすると、2等車が4万円、1等車が8万円くらいする。
また、長距離であればあるほど安くなる。
なので、ウラジオストクからモスクワへ行くのが最も安くなるみたい。
だから、途中下車をすればするほどトータル料金は高くなる。
シベリア鉄道でのお風呂
シベリア鉄道には、お風呂がついてない。
従業員用のシャワールームがあるので、車掌と仲良くなったりチップで使わせてくれるという噂がある。
自分の場合は、シベリア鉄道を経験した人に聞いていた方法を使う。
トイレでお湯があるため、このお湯を使って身体を拭いた。
これだけでも全然違うので、疲れてお風呂を朝に後回ししたいときには、オススメ。
なおトイレはトイレなので、濡れてもいいスリッパで行くといい。
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