WordPress5.5のサイトマップの仕様を確認してみる

WordPress5.5のサイトマップの仕様を確認してみる WordPress

こんにちは、mickです。

プログラマ系SEとしてIT企業に11年勤務した経験あり。

このWordPressのWebサイトが始まって2か月が経ちました。

WordPressが5.5になってサイトマップが標準になりました。
いいなとは思ったものの、細かいことはよくわかっていません。

WordPressのデフォルトの実際どうなっているのか、
プラグインのサイトマップとの違いについて書いています。

WordPress5.5のサイトマップについて

WordPress5.5で追加になったデフォルトのサイトマップは、以下のような決まり(仕様)になっています。

  • ファイル名は、「wp-sitemap.xml」
  • 設置場所は、「https://[Webサイトのアドレス]/wp-sitemap.xml」
  • サイトマップに含まれるものは、公開中のWebページすべて
  • サイトマップに含めるWebページの取捨選択はできない
  • サイトマップ機能の操作には、PHPの知識が必要
  • サイトマップファイル1つに2000件までのWebページ(URL)が記載
  • サイトマップインデックスに5000件までのサイトマップが記載
  • 合計で検索エンジンに送信できるWebページ(URL)は、1億個
  • サイトマップを検索エンジンに送信するようrobots.txtに記述される

WordPressのデフォルトのサイトマップは、最低限の機能は備わっている印象です。

WordPressを始めたばかりでプラグインのことが知らない状態でもサイトマップが機能するので、ありがたい機能だと思います。

WordPress5.5にバージョンアップしたとき、まずデフォルトになったサイトマップの設定場所のGUIを探しました。

みつけられなかったんです。

で、調べてみるとどうも設定はPHPを操作する必要があることがわかりました。
少しだけハードルが上がるなって思いました。

プラグインの方が使いやすい

WordPress標準のサイトマップは、基本的な機能は備わっています。

まだプラグインで扱うのが使い安いし、間違いもないと思います。

プラグインの方が使い易い理由はこちら。

  • サイトマップの設定をGUIでできる
  • サイトマップをつくるページの取捨選択ができる

特に、プラグインのサイトマップの設定をGUIでできるのがいいです。

プログラミングの知識がなくても設定ができる

Google XML Sitemapを使ってますが、まずこれで間違いないでしょう。

まとめ。そのままでいい

WordPress5.5にしたからといって、デフォルトのサイトマップについて特に設定を変更する必要はないと思っています。

そのままでいい

例えば、Google XML Sitemapが生成するサイトマップは「sitemap.xml」です。
デフォルトサイトマップ「wp-sitemap.xml」と衝突することはありません。

これは、後発のWordPress側が既存のサイトマップの仕様を踏まえていることがうかがい知れます。

WordPressのサイトマップ、ちょっときたいしてましたが、機能は最低限のもの。

既存のサイトマッププラグインを使っている人は、そのままでもいいようにWordPressのデフォルトサイトマップを作ったのだと思います。

以上、みなさまの助けになれば幸いです。

初稿 2020/08/13