【旅の記録】キシナウからいく岩窟修道院(ハプニングあり):モルドバ【133 – 2】

モルドバ

11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録

2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。

巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…

初めての方はコチラから → 11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録と記憶

【この日の内容は、記録が長かったので2回に分けています(後半)】

こんにちは、mickです。

体調も回復したので、モルドバ観光に戻る。
キシナウにくると、観光の目的地、として2つ候補があがる。
ひとつは、沿ドニエストル共和国。そしてもうひとつが、岩窟修道院。
今回は、岩窟修道院へいく。

ここにいくためのバスは、1日に2、3本しかなく、しかも時間を間違えると返ってこれない。自分は、変に余裕ぶったせいで、バスに乗り遅れるというハプニングが発生。

すごいことがおきて、無事に岩窟修道院へいけた話。

日付:2017年9月28日(木)バスのおじさんに救われる

日付:2017年9月28日(木)
地域:キシナウ
天候:晴れ

再び岩窟修道院へ

自分は、教会を避けて、寺院をもう1度みたくていく。岩壁の上を歩くのは、本当、風もあたって気持ちがいい。寺院の入口、アジア人の姿をみる。ロシア語を話していて、若者とはなしていた。

相手は、ロシア語を話せるのがすごい。そのアジア人の女の子は、謙遜している様子。そう推測した。一時、日本人かと思ったが、おそらく中国人だろう。

今度は、扉を開けたまま下りたので、明るかった。今度は、谷川の扉は開いていた。勝手に閉ざされていたさっきにいっといてよかった。そう思った。が、女の子が層に話しかける。すると、どうぞ、というな流れですんなり外にでていた。思い込みの結果。しかも扉でだなんて。

おそらく入口側の所が開けっ放しなので、締めているようだ。開けると強い風が通って、ろうそくの火が消えてしまうから。

女の子は、家族と来ているのか、親らしき姿が。その人達と別の観光客が外に出たので、自分はしばらく留まった。外は狭いから。

バスの時間が、というような感じで言いに来た女性をきっかけに、中国人たちは出ていった。で、自分はまたその扉の外へ。すぐに他の客も出ていったが、1人だけ残っている人が、写真を撮ってくれ、というので撮った。

しばし、ここからの景色を楽しんで、岩窟の中へ。僧の人に、ロシア語でお礼を言うと、「中国人か?」
「いや、日本人です」
「(日本語で)こんにちは」
と日本語で挨拶をしてくれた。素直に嬉しかった。最初は、難しい顔をしているようにみえたので、声をかけるか考えてしまったが、あいさつというノックで扉を叩いてよかった。

帰りは違うバス停で。田舎道を歩く。

ブトゥチェニからより、トレブチェニからの方が早くバスが出るので、景色を楽しむついでに、そこまで歩くことにした。といっても、1時間くらいはかかる距離。驚くね。

モルドバかどこかの人が声をかけてきて、自分が日本人だとわかると、あいさつをしてきて、そしてJリーグのサッカーチームの名前を上げてきた。面白い。先に、車に乗った仲間が彼を呼び、彼は走って行った。

道中のお土産おばさんは、まだいた。通り過ぎてから写真を撮ればよかった、は遅かった。下まで降りて、ブトゥチェニの村の入口まで行って、村の中を覗く。馬車が普通にある。

振り返って、トレブチェニへ。橋の上でメチャ小さい子犬をみつける。少しの間着いてきた。道路の中にいるので心配した。親犬の姿は見えない。近くを農家の男性が通るが、関係ないようだ。

端を過ぎた辺りで、向こうから馬車。2人の農家のおじさん。写真を撮ろうかとスマホを用意すると、うち1人が手を合わせて、お辞儀をしてきた。おもわず、それでも反応して、スマホを持ったまま手を合わせてお辞儀を返すと、おじさんニッコリ。

それをみていたもう1人のおじさんは、不思議そうな顔をしていた。このあとの2人の話題に、自分は登場することになったようだ。

1度車で通っているので、迷うことはないが、あとどれくらい歩く必要があるかはきになって、よく地図アプリmaps.meをみていた。

隠れた岩窟道

車は、5から10分おきに通るくらいはある。ぶどう畑や、とうもろこし畑で、道路ははさまれていた。歩道なんてないので、車通りには、特に気を使った。

谷の下なので、坂を登り、またトレブチェニも谷なので坂を下っていく。その境には、城壁跡らしきものが。坂を降っていくと、川のそばに塔か要塞かのあとをみつけて探検。そんなに大きくはない。小さめの教会くらいのサイズだ。自分をワクワクさせるには十分のサイズ。

牧場らしき広場には、馬が1塔。その背景には、別の岩窟があって、興味を引いた。バスの時間は15時。時間はせまっていたが、探検しにいく。急な坂。

崖に近いところを登る。足場が悪いので、足元を見ながらいくと、貝殻がたくさん。貝塚には、みえないため。おそらく昔、ここが海だった証拠だろう。

やっとの思いで、穴まで到着。中や入り口は落書きだらけでひどいもの。糞尿のニオイも。ゴミも落ちているので、最近の人の気配を感じる。この穴、岩窟は、谷の壁に沿ってしばらく続いている。バスの時間とこのありさまから、さらに奥までは探検に行かなかった。

ココから観る谷の下は、美しかった。急いで下りて、村のバス停に向かう。来る途中で、車が停車した村トレブチェニだ。どうも有名なホステルかホテルか。

宿泊施設があるみたいで、大型バスが2台停まっていた。中からは、楽しげな音楽と声が聞こえた。小さな村には、似つかわしくない。村は、まだ舗装されてないため、車が走ると砂ぼこりが舞う。

村の夫婦がなにか作業をしている。10分前くらいに、バス停につく。バスはすでに停まっていた。が、ドライバーは寝ている。別に車内で待つ必要もなかったので、外で待つことにした。

車内の女性とジェスチャーで会話した。
「ドライバー寝てるから」

岩窟修道院で写真を撮ってあげた人が、角の売店からでてきた。あいさつをする。
「ビールを買ったんだ」
そういって去っていった。さっきの騒がしい宿と関係がありそうだ。

小さな女の子が前を通る。笑顔がかわいい。1台のバイクが売店の前に停車。タンク部分が離れているっぽくて、なんか面白い。赤いバイク。古そう。

なんでここで再会するかな

15時になったので、バスに乗り込む。バイクのドライバーも乗ってきて、バスのドライバーと挨拶していた。

バスは、何度か客を拾う。その中にはなんと、前の宿で同じだったステラと再会。ブカレストに行く話をしていたから、気まずかった。彼女は、そんなことを気にしてなかったと思う。彼女とは、再会で驚いたこと、岩窟修道院にいった話、などをした。

また、別の男と一緒で、彼には彼女とIQホステルで一緒だった話をした。バスの運賃をきいたので、26レイ(当時、約156円)だったと話をした。くるときになにかあったのだろうか。男の顔が曇った。

きまずさと、彼女のアメリカ英語がききとれないのもあり、さらには歩き疲れもあって寝始めた自分。最初に、通路側に座っていた彼女は、日差しのせいか、男と入れ替わっていた。

気がつけば、キシナウ。お金をドライバーに渡すと、お釣りが返ってこない。行きのときに金額を知っているし、大したことないのに、払いたくないので、待っていたら、お釣りが返ってきた。

車を降りて振り返ると、ステラたち2人は別の方へ。自分に気づくこともなく、彼女等はどこかへ。自分も帰ることにした。

味も店員の対応もいいスモークハウス

お腹がすいたので、昨日いかなかったスモークハウスへ行った。帰り道にあるお店だから、というのもいった。

中に貼って好きな所にすわらせてもらうと、1人の若者が、上手な英語で話しかけてきた。笑顔でいい感じ。すぐこのお店が気に入った。彼にオススメのビールと食べ物をきいて、それをオーダー。

まずはビール。おいしい。ソースが5種類あって、辛めのものは、別にしてくれた。そして、一気に出るから、押さなくていい、ということも。これは、別の人がしてくれたが、彼もいい感じ。大きなピアスが特徴だ。

お腹が空いたときには、いいとおすすめしてくれたのは、見た目がケバブラップな料理。思ったよりボリュームがなくて気持ち残念だったが、おいしかったのでよし。
「これからお店の撮影があるけれど、写り込んでも大丈夫かな」
「もちろんOKだよ」
このお店、またきたい。そう思える。

お店のWi-Fiの電波がいいので、Amazon Primeを覗いたら、里見八犬伝が目に入る。みはじめた。若い薬師丸ひろ子さんと真田広之さん。Wikipeidaで1981年の映画と知り、ひどく感動。なんか観ていたら、目頭が熱くなった。

今のホステルに泊まっていると、スモークハウスは10%のディスカウントだった。

ホステルでは今日の報告とこれからについて

ホステルでは、マウイの人が2段ベッドの下の段に。新しく韓国の若者がその上に来ていた。サーシャは、帰ってきていた。仕事だったのかな。

この夜、リーさんに明日のクリコバワイナリーツアーに誘われた。行くにはまだ延泊が必要。考えたいから明日の朝に返事することにした。

ヴィンセントに岩窟修道院行きのバスで乗り継ぎの話をした。寝る準備をしたあと、ベッドで映画の続きを楽しんだ。

心の中で、延泊してワイナリーに行くことを決め始めていた。

補足

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