11年務めていた会社をやめて35歳から始めた旅の記録
2017年5月出発した旅のことを、記憶と記録を頼りにつづってみようと始めました。
書き方などはだんだん良くなるはず(笑)なので、見守っていただけると嬉しいです。
※途中、記憶違いや文章の構成的にフィクションが入るかもしれません。ご容赦ください。
巡った順序 → 日本 → (韓国) → ロシア → フィンランド → スウェーデン → デンマーク → ノルウェー → エストニア → ラトビア → リトアニア → ベラルーシ → ウクライナ → ポーランド → ドイツ → チェコ → オーストリア → スロバキア → ハンガリー → ルーマニア → モルドバ → (沿ドニエストル共和国) → モルドバ → 続く…
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こんにちは、mickです。
コペンハーゲンの宿がやたら高いと思っていたら理由があったし。
それが、ロスキレ・フェスティバル。
ヨーロッパ最古のロックフェスとして知られてる。
とんでもないタイミングでコペンハーゲンに来ちゃったね。
北欧弾丸紀行中なため、ロックフェスには行かずにお城巡り。
また、クリスチャニアと呼ばれるコペンハーゲンにある【異国】も散策。
明日にはノルウェーに移動するわけで。
今日も選択と決断と行動とで、結構忙しかった。
日付:2017年6月28日(水)日本との関係は150年
日付:2017年6月28日(水)
地域:コペンハーゲン
天候:曇り
老舗のパン屋
朝は、同室の人の動きが気になって浅く起きる日が続く。
それでも夜行バスよりはベッドで寝るほうが断然快適。
今日は、昨日みたお城の中の観光をメインにすることに。
アメリエンボー宮殿とローゼンボー離宮の中に入る予定。
ホステルは10:00頃に出発。
食事のことを考えていると、ホステル近くにパン屋があるのに気づいた。
昨日も同じ前を通ったのに気づかなかったこと。
ホステルで見かけた日本人らしき家族3人もパン屋で見かけた。
利用客も多くて狭い店内には、人で埋まっている。
その人の多さに一度はここで買うのをやめようかと思ったくらい。
ただここで買っておかないと食事を抜きそうなので、戻って店内へ。
セール品っぽいのを選んで注文。
菓子パンみたいなのを3つ。
かなり甘いけれど、生地自体は美味しい。
ヨーロッパ最古のロックフェス、ロスキレ・フェスティバル
コペンハーゲン中央駅を抜けるとき、Roskilde Festivalへの看板を見つけた。
ネットで調べるとヨーロッパ最古のロックフェスだそうだ。
そういえば、Rまくんがなにかフェスがあると教えてくれたけれど、このことらしいぞ。
時々、ロックなファッションの人を見かけたのにも納得する。
Wikipediaで調べると、過去には日本から布袋寅泰さんも参加していたことがあるそうだ。
チケットの予定を見てみると、今日の分は、Sold out。
明日の分はまだ空いているらしい。
ここでこのフェスに行くかを考え始めた。
理由はわからない。
別にロックのフェスに興味があるわけでもない。
お祭りの空気が好きだからかな。
値段も200DDK近くするから安くはない。
それに明日にはノルウェーに向かうんだよな。
またプランを変えるか、キャンセル補償を使って日程を変えるか。
そう悩みながらレンタサイクルでローゼンボー離宮へ向かう。
自転車で感じる冷たい風が気持がいい。
20デンマーク・クローネ硬貨
はじめ、ルートを間違って違うところに行きかけてしまった。
川のような道沿いに来たからで、近くに寄ってみるとため池みたい。
地図で見るとそんなのが5つくらいある。
かかる橋も巨大。
水の動きに癒やされながら、ローゼンボー離宮へ。
アメリエンボー宮殿とセット価格で145DDK(当時約2320円)。
ここは、荷物をロッカーに預ける必要があって、デポジットに20DDK(当時約320円)必要。
受付のおばさんとのやりとりが、微妙にかみ合ってない気がしたが、クレジットカードで20DDKを買うことができた。
ある意味、クレジットカードの現金化みたいなもので、少額とはいえ驚いたよ。
もっとも、コインロッカーは運営側の要求なんであるべき仕組みだと思った。
コインロッカーで使う20DDKは返ってくるので、あとはお土産になる。
「誰かロッカーに取り忘れてないかな」
なんて考える自分が小さい(笑
城内は一応の入場制限があるらしく、チケットには入場時間が記載されていた。
地下の宝物庫、そして地上の部屋とあり、中はとても広い。
最初は、地上階から。
実は、間違って地下に行こうとしたら戻された。
「見学は、上のフロアからだからね」
受付の人が行ってたな、そういえば。
ローゼンボー離宮
最初の部屋にあるらしい床のギミックの場所を探してたら、監視の人、アジア系が濃そうな女性が親切にも教えてくれる。
小柄ながらしっかりとしたたたずまいは、一見教師にも見える。
場所の示し方がなれていてとても上手。
中の芸術品より、その歴史的な空気と空間が好き。
途中に会ったいたずらの椅子、座った人を固定して背中から水を流すというもの。
椅子の裏側は透明な板が張ってあって仕組みがみえるようになっている。
ただ部屋が暗くて気づきにくい。
このこともさっきの女性が教えてくれた。
上の広間まで行き、そこにある獅子の像が3体。いい。
獅子はいまも王族を守る象徴として、葬儀などで使うそうだ。
トイレのオランダ風の食器は、佐賀県の有田焼きを思い出させる。
鏡の部屋も面白い。
陶器の部屋には、日本のものもあるらしいが、数が多くてよくわかってない。
ガラス瓶の部屋は、当時の力を感じさせる。
地下の宝物庫は、武器や象牙、琥珀の加工品など贅沢三昧。
象牙の加工の巧みさには関心する。
そして本物の王冠。
スマホをカメラにくっつけて写真を撮っていたら注意されてしまった。
ガラスに反射するライトが邪魔だったんですよ。
ローゼンボー離宮をでて外観をうろうろする。
写真撮りたいけれど、いいところで人が立ち止まる。
どいてともいわない自分に自己嫌悪。
パンとりんごを食べて、ベンチで目をつむり休憩。
アメリエンボー宮殿
アメリエンボー宮殿に移動を始める。
ここにくるとき、フルーツの売り子にもらった1粒のさくらんぼがすでに懐かしい。
アメリエンボー宮殿のロッカーは電子ダイヤル式で便利。
最初は、過去の王族の部屋を紹介。
さらに上では、日本の皇室とデンマークの王室150年記念展をしていた。
日本人としては、観ておきたかった。
色々と言われてはいるが、皇室の方々は、こうして外交関係の向上に努めてくれている。
それを改めて知ることができた。
ちなみに、日本とデンマークは、日本の鎖国が終わってからの付き合いらしい。
ここで初めて昭和天皇の直筆サインを見ることができた。
他には、昭和天皇の皇后、平成天皇、そして皇太子(現・令和天皇)、平成天皇の皇后と現・令和天皇の皇后のも。
日本の歴史を感じ、また日本を恋しく感じて思わず目頭が熱くなった。
自治コミュニティのクリスチャニア
コペンハーゲンのもうひとつの姿がみれる、クリスチャニアに行くことにした。
ネットで変な噂きいてて、歩くにはちょっと怖いところ。
それでもココなりの秩序がある、そう感じた。
なのでルール、(よくわからんが)守っていれば大丈夫。そんな空気。
Pusher Streetらしき場所では、いまでもドラッグが売られていて、都会に疲れたのかお金をもっていそうな大人たちが買っている。
青空屋台で葉っぱを吸いながら、バックギャモンが行われている。
おそらく賭けているんだろう。
住んでいる人もいるので、林の中には家もあった。
その側の駐車場には、高そうな車が沢山停まっている。
少し奥に入りすぎて迷いそうになったが、でられてよかった。
日記に追われる
メシア教会を横目に市街地に戻る。
市立図書館に寄って、日記を書く。
また4日くらいたまってきて焦る。
閉館の21時まで居た。
帰りにミッションのひとつ、ビッグマックを食べるためマクドナルドへ。
時間的にテイクアウトのみになって、近くのベンチで食べる。
Sサイズのバニラシェイクを頼んだのに、料金はMサイズ。
やられた。
店員の兄ちゃん適当そうだったからなぁ。
なお、バニラシェイクの味はヘルシンキと同じくらい美味しい。
ホステルに戻って荷物を整理して、日記を書く。
24:00前にビールを買って、部屋でこっそりのみながらまた日記を進める。
この日は、試験的にアマゾンプライムのビデオがみれたので、観ながら寝落ちしてた。
補足
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